最新更新日:2024/05/08 | |
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第2回全校人権学習
7月2日(火)に京都府長岡京記念文化会館にて、第2回全校人権学習(演劇鑑賞)を行いました。鑑賞作品は東京芸術座による『12人の怒れる男たち』でした。
冒頭シーンは、父親をナイフで刺し殺した容疑で殺人罪に問われた少年を裁くやりとりから始まります。証拠や証言から少年の有罪は明白と思われましたが、一人の男が被告の少年の生死を即断して良いのか?という思いから無罪を主張しました。そこから有罪の根拠が次々と崩れていき、多様な人生を背負った12人の男たちが狭く蒸し暑い陪審員室で激しい議論を展開します。 人が人を裁くとは?自分の中に潜む予断と偏見?さまざまな投げかけがあり、生徒たちも1時間45分休憩なしの上演を最後までしっかり鑑賞していく中で様々なことを感じ、考えてくれたと思います。 その生徒を代表して、上演終了後、生徒会長の佐々木佑介君が劇団の方にお礼の言葉を伝えました。「事前学習のとき自分一人が違う意見を持っていたとき、みんなの意見をくつがえす自信があるかと聞かれ、ないと答える人が多かった。今回の演劇をみて話し合いをすれば短時間でも人の心は変えられるんだなと感じました。これから文化祭がありクラスのまとまりが大切になってくるので、ホームルームの場でも活かしていきたいと思います。」 今回の人権学習を通して生徒一人ひとりが様々な観点で考え感じることがあったと思います。それらを日常的な場面に投影して活かしてほしいと思います。 |
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