京都市立学校・幼稚園
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【26期生(2年生)】京都大学理学部COCOUS-R中間発表会に参加しました!

 8月4日(月)、京都大学吉田キャンパスにおいて、京都大学理学部COCOUS-Rの中間発表会・交流会が行われ、本校からは2年4組の平山あやなさんが「VIPP1に着目した単離葉緑体のチラコイド膜構造及び光合成機能維持に向けた試み」というテーマで口頭による中間発表およびポスター発表を行いました。
 COCOUS-Rとは、京都大学理学部が主催する女子高校生が行う探究活動を推進するプログラムであり、高校生1〜3人と京都大学理学部生・理学研究科大学院生2名がチームとなり探究活動を進めていきます。平山さんは、このCOCOUS-Rに採択され、現在探究活動を進めています。ポスター発表では大学院生等から多くの質問を頂き、活発にやり取りを行っていました。今後、2月に行われる最終発表会に向け、探究活動を進める予定です。
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【女子バスケットボール部】市立校大会

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 8月2日、京都市立高等学校バスケットボール夏季大会の2回戦が行われ、開建高等学校と対戦しました。結果は勝利となりましたが、試合を通して各自の課題も多く見られました。
日頃の練習の成果を十分に発揮できるよう、現状に満足せず、今後もさらにレベルアップを目指して取り組んでまいります。
 また、当日は厳しい暑さの中、多くの保護者の皆さまに応援にお越しいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
 大会は残り3試合となり、次戦は8月23日・24日に2日間続けて行われます。引き続き温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

【灯の27期生(1年生)】京大ツアー

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 8月1日(土)、1年生約130名を対象に、堀川高校を卒業した現役京大生にご協力いただき、京大ツアーを実施しました。
 講義室に集合後、昨年卒業した学部1回生の京大生約20名が、1名につき6〜7名を担当し、キャンパス内を案内してもらいました。「この楠が京大のエンブレムにもなっている木やで」「ここは総人広場って呼ばれてて、昼休みには毎日政治的な演説をしている人たちがいるよ」「ここが食堂で、一番おいしいのは大学芋」など、4月からの日々の大学生活を伺いながら、キャンパスを見て回り、時計台前では記念写真を撮影できました。
 散策後は、講義室に戻り、17期生、21期生の3名の卒業生から、堀川高校での高校生活や京都大学での学生生活を聞くことができました。文学部4回生の、「言葉でもって自分自身を探究し、言葉でもって自分の像を書く、描く、彫り出す」「これが自分自身ですと正々堂々と提出できる言葉を探す」という高校時代の探究活動から学部時代、就職活動まで通底する自分の関心を表現した言葉や、理学部博士課程の先輩の「我々はどこからきてどこへゆくのか、どこならゆけるのかを知りたくて、高校の探究からハビタブルゾーンに焦点を当てて活動していたがJUMP発表会では軌道の計算過程の導出方法も覚えておらずボコボコにされた」「基本的に今の興味≠将来やること≠探究基礎でできること。だが、大事なことは自分の知識欲を正しく満たす方法手段を知ること」「堀川高校での探究を初めとする経験はプリミティブな疑問を無視しがちになるのを止めてくれた」などの言葉が印象的でした。
 その後、大学1回生が各グループに入り座談会を行いました。初対面の大学生を前に緊張しながらも、高校時代の探究テーマや、文理選択における考え方、受験学部の決め方、勉強や学校行事への取り組み方を質問したり、京都大学に入学して驚いたことや、面白い人はいますか、など京都大学への疑問を率直にぶつけたりして、答えを聞き、たくさんメモを取っていました。

 座談会後は、代表生徒が「文理選択を前に、将来のビジョンがはっきりしてない人も多い中で、今日実際話を聞いて、堀川高校でも大学でも自分自身の興味が関わっているのを強く感じた。堀川高校生だった京大生の方と関われて嬉しかった。」とお礼の言葉を述べました。それに対し、24期生(現役1回生)の代表を務めていただいた2名の学生からも、「大学では友人と毎日会うことはないから、高校でたくさんの失敗が許されるうちにいっぱいの経験をして、お互いに深い人間関係を築いてほしい」「キラキラしてて未来に満ち溢れている27期生とお話しできて嬉しかった。堀川は文化祭もめっちゃ楽しい。波瀾万丈、一致団結、紆余曲折を経て綺麗な劇をつくり上げられる。先輩の劇もぜひたくさん見に行って」など、激励のメッセージをいただきました。

 探究活動や生徒主体の活動に正面から向きあう時間が豊富にあり、そこでの共通経験があるからこそ、長い人では卒業後10年が経っている卒業生と、高校生になってまだ3ヶ月の1年生が、「息や暁など学年の一字」や、「HOP」、「宿研コース長(宿泊研修の各コースのリーダー)」、「学説(学校説明会)スタッフ」などの言葉で、一瞬で心理的に強くつながることができ、未来の自分の姿を描けるのかなと感じました。1年生にとって、今の活動への意欲を改めて強くしたり、文理選択への指針を持ったりするきっかけになっていればよいな、と思います。

 とても暑い休日に、声を掛け合って協力していただいたすべての卒業生、当日の運営にあたってご尽力いただいた様々な方々、本当にありがとうございました。

【水泳】京都市教育委員会よりインターハイ出場の激励金をいただきました!

 8月に広島で開催される「水泳(競泳)」のインターハイ出場を決めている、3年生の井上諒哉さんに対し、7月31日(木)に、京都市教育委員会より、体育健康教育室の鈴木雄大主事が来校され、激励金の授与が行われました。
 先日の本校教育財団よりの激励に続いての応援に対し、「今年こそは決勝に残ります!」と力強く抱負を語ってくれた井上さん。連日登校し、夏期補習、8月31日(日)開催の文化祭クラスパフォーマンスの練習と、積極的に学校での活動に参加しています。高校生活最後の夏を完全燃焼してほしいと思います。応援しています!
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【26期生(2年生)】大阪・関西万博に行ってきました!

 夏期全員学習の学年としての活動最終日となった7月31日(木)、26期生(2年生)は、学年全生徒を対象に、大阪・関西万博研修を行いました。
 「万博へ行こう!」という発表に大いに盛り上がった約1ヶ月前の学年アセンブリーより、各クラス代表生徒による「万博プロジェクトチーム」が立ち上がり、ミーティングがスタート。生徒たちによる「目的」設定から、班編成、団体訪問パビリオンの選択…と、教員と協力しながら少しずつ準備を進めてきました。
 ここ数日のとてつもない暑さ、大行列と噂のパビリオンに入れるのか…など、不安は様々ありましたが、当日、会場に入ってしまえばそんな不安も払拭!生徒たちも、付添の教職員も皆、「万博」を大いに楽しんだようでありました。
 この経験をぜひ、これからの学校生活につなげてほしいと思います。
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【26期生(2年生)】函館西高校の生徒と「探究」について交流しました!

 本校は今年度より「一般社団法人三菱みらい育成財団」より助成金をいただき、生徒たちの探究活動のさらなる深化に活用させていただいていますが、本日、同じく、同財団よりの助成を活用して研究活動に取り組んでおられる北海道函館西高等学校より生徒2名が来校され、本校有志生徒と意見交換を行いました。
 函館西高校の生徒たちによる、自身が現在取り組んでいる探究活動についての紹介を受け、研究の進め方についての意見交換を行ったり、両校で行われている「総合的な探究の時間」の授業の進め方について、「探究課題」の設定をどのようにしているかや、レポート・論文の書き方、プレゼンテーションのコツ、フィールドワークなど外部機関へのインタビューを実際にどのように行っているのかなど、生徒同士の実感や実体験に基づいて意見を述べ合うなど、地域を超えた「探究」の進め方の交流はとても興味深いものでした。
 函館西高校の生徒たちは、先日の万博訪問の体験等も含め、今回の関西方面訪問の内容を校内に還元される予定とのこと。これからも、お互いの探究活動等について、交流が出来たら興味深いと思いました。ご来校、ありがとうございました。
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【26期生(2年生)】三菱みらい育成財団・高校生MIRAI万博に参加しました!

 7月31日(木)、本校生徒が、大阪・関西万博で行われました三菱みらい育成財団・高校生MIRAI万博に参加しました。
 高校生MIRAI万博は、第1部「高校生たちの成果発表」、第2部「高校生による世界への発信」の2部構成となっています。このうち、第1部では、本校生徒3名が「“AI”が「人」をカウンセリングする未来は訪れるのか」という題目で発表を行いました。
 彼らは、人間関係に悩みを持つ人が多いが、悩みを実際に相談できる人の割合が少ないという社会課題を解決すべく、AIによる心理カウンセリングシステムの開発についてグループで探究をし続けてきました。発表当日は、少し緊張も垣間見えましたが、今できる最大限良い発表をしたようです。
 発表会のプログラム終了後、発表生徒に話を聞くと、「かなり緊張しましたが、ベストを尽くせました。内容はもちろんのこと、発表の魅せ方も学ぶことはたくさんありましたし、これからもっと精進します!」と今後への意気込みを語ってくれました。彼らの今後にも期待です。
 第2部においても、本校生徒がイベントの運営等に関わっていました。他の高校生と1からイベントを作る経験は、何事にも代えがたい刺激を受けたようです。
 参加生徒の皆さん、お疲れ様でした!万博での学びをぜひ、他の活動にも生かしてください!
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【水泳】令和7年度全国高等学校総合体育大会水泳競技大会(背泳ぎ)に出場します!

 堀川高校には「水泳部」はありませんが、課外の活動で水泳に取り組んでいる生徒がいます。堀川の忙しい日々と両立をしながら、頑張って競技に取り組んでいます。
 3年生の井上諒哉さんは、7月の近畿大会で、男子200メートル背泳ぎで4位入賞し、見事、3年連続でのインターハイ出場を決めました。
 7月30日(水)の昼休みに、井上さんが校長室を訪問し、学校長より本校教育財団よりの激励金を授与しました。広島で開催されるインターハイでの活躍を応援しています!

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制服リユース品回収のお知らせ

 8月30日(土)、31日(日)に開催します令和7年度文化祭にて、堀川高等学校PTAによる「制服リユース」を実施します。つきましては、下記の通り「リユース品の回収」を行います。ご不要になりました制服がございましたら、ぜひご協力くださいますようお願い申し上げます。

【回収対象品】
ブレザー、ズボン、スカート、スラックス、セーター、ベスト、カッターシャツ、ネクタイ、リボン、ブレザーのボタン

【回収日時・場所】
文化祭前日 :8月29日(金)15:00〜18:00 正面玄関
文化祭1日目:8月30日(土) 9:00〜15:00 2階 自習室(ほっこりサロン会場)
文化祭2日目:8月31日(日) 9:00〜14:30 2階 自習室(ほっこりサロン会場)

【お願い】
・クリーニング済み、またはご家庭で洗濯済みのものをご提供ください。
・男女別・サイズを記載したメモをつけていただけると助かります。
・一度ご提供いただいたものは、返却できませんのでご了承ください。
・状態の悪いものは、引き取りをお断りする場合があります。
・リユース先が見つからなかった場合の処分方法についてはPTA本部にご一任ください。

お問い合わせ先:horikawapta@gmail.com
(8/7(木)〜18(月)は学校閉鎖日です。お問合せ内容によっては返信が遅くなる場合がございます)

 ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

出口康夫先生 講演会

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 7月29日(火)、京都大学文学部長の出口康夫先生を講師としてお招きし、『WEターンからAI親友論へ+エッセイの書き方京大哲学流』を演題にご講演いただきました。
 
 1年生の夏の探究テーマの一覧を見ていただき面白そうだと思ったという嬉しいお言葉をいただき、その上で、高校、大学は学問の基礎段階であり、その段階で基礎的な知的体力をつけることが重要だとお話しされました。その際、スポーツによってトレーニングが異なるのと同様、なりたい自分(10年後)のイメージを持って、それに基づく知識をつけるという「backwardな考え方」が重要になると教えていただきました。また、なりたい自分がすぐになくても、「持とうとすること」、「ここなら任せろという狭い入口を決めてそこから知識を広げていくこと」が大切だとお話しされました。

 続いて、大学生や院生にも伝えておられる論文の書き方を紹介されました。「最初に一文で問いを」「最後に一文で答えを」「間は問いから答えに至る必要要素をすべて入れ、不必要要素は全て排す」これをポイントにしながらも、研究では答えが見えず、問いに戻ることの繰り返しになること、そのため「シンプル」「答えられる」「答えられるけど(矮小化せず)大きな問いと結びつける」「(専門家でも)考えたこともなかった」という要素をヒントに、「面白い」問いを立てることが重要だと教えていただきました。

 そののち、学問の一分野として、ご専門の哲学においてご自身が提唱される「WEターン」の考え方をご講義いただきました。これはIからWEへ視点を変えることであり、私たちの行為の全ての主体はIではなくWeだとする考え方です。太古の時代のシアノバクテリアや周囲の植物の存在によって酸素を吸うという行為が可能であること、道路、自転車、信号機、交通ルールがあるからこそ、私が自転車に乗るという行為が可能であることなどを例に、単独行為というのは不可能であることをご説明いただきました。また、Weにも「悪いWe(中心占有的、真ん中にWeを据える)」と「良いWe(中空的、あえて真ん中を空ける)」があり、知性のある人間や命のある動植物などを中心に据えるWeではなく、人工物も含め全てが主体、権利、責任を有するという考え方に、転換していくことの重要性を教えていただきました。
 
 また、先生のお考えを聞いた上で、例えば「人工物であるAIとの関係をどう築くか」「人間として行為をしているものは一体何なのか」「自由とは何か」などの問いが立てられること、それらの問いには答えに至る様々な構造を持ちうることなどをお話しされ、具体的に新しいことを知ることが、問いを立てることにつながる、という、1年生の探究の展開に大きなヒントになるメッセージをいただきました。

 講演後の質疑応答では、「IからWEへの広がりという視点と捉えたが、ターンという言葉を使われているのはなぜか」という生徒からの質問に対して、「20世紀にハイデガーにより「生」ではなく「死」から人生を考えるというターンがあったのに対し、今はどのようなターンがあるかというインタビューに答えた際に、思いついた言葉であり、君の捉え方は正しいです。Iオンリーの視点ではなくIとWEへのターンと言えますね。」と丁寧にお答えいただきました。生徒の一人は、講演後、「WEターンでは人工物もWEに含まれるというのは分かった気がするけど、それが具体的にどういうことになるのか考えるのが難しい」と話してくれました。

 さらに、講演会後には、座談会の時間を取っていただき、「We」という集団の中に中心的(絶対的)力を握る存在がいない中空構造になると、リーダーがいないから、そもそもの構造が崩れるのではないか、「I」を考えるときに、細胞などもそれぞれ独立したものだと考えたら、それは「I」が「We」であることになるのではないか、など参加した生徒それぞれが直接先生に質問し、30分の想定を大きく超え、1時間以上もご対応いただきました。また、先生が大学学部生のときに使われたボロボロのペーパーバックとハードカバーのカントの原書と、それを翻訳し一行一行のつながりや論理をまとめられた書類の束を見せていただきました。生徒は興味津々でのぞき込み、驚きと感動の表情でしたが、講演の冒頭でお話しいただいた、高校・大学時代はここなら任せろという狭い入口を決めてそこから知識を広げ、知的体力をつけていくこと、その営みの中で自分をごまかさずやったと言える自信こそが、非常に重要になることを、先生のご経験を通して実感する、本当に貴重な機会になったと思います。

 出口先生、本日は本当にありがとうございました。
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8/6 SSH生徒研究発表会
8/7 SSH生徒研究発表会 学校閉鎖日(7日〜)

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