京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/01
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洛陽工業高等学校は、平成29年度末をもって閉校し、 創立132年の歴史と伝統を京都工学院高等学校へ引き継ぎます。

洛陽メモリアル 新プールの建設

 昭和45年(1970年)に新しいプールの建設が始まっています。当時、洛陽工高のプールは昭和15年(1940年)に建設されたものが戦後も使用されていました。竹筋コンクリートのプールで水漏れなど老朽化がはげしく昭和44年の夏に解体され昭和45年に新設されることになりました。設置場所は体育館南側の空地が充てられることになり、昭和45年10月に着工、翌46年(1971年)春に完成、竣工式は6月12日に行われています。
 当時の総工費で2,000万円を超えるプールは京都市全体を見渡してもあまり例はなく、市立高校の中でも最も大規模な施設でした。(洛陽工高百年史より引用)
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洛陽メモリアル コンピュータ教育の始まり

 昭和40年代から始まる情報化社会の進展によって各企業のコンピュータ導入が盛んになり、その結果工業・商業など学校教育でのコンピュータ教育が促進されました。京都市教育委員会は昭和46年(1971年)西京商業高校敷地に「京都市コンピュータ教育センター」を設置しました。同センターは、各学校がコンピュータ教育に利用できるよう開設された実習施設でした。
 洛陽工高では昭和47年(1972年)4月から各科とも同センターを利用して本格的にコンピュータ教育を展開、センターにはチャーターした送迎バスを利用していました。(洛陽工高百年史より引用)
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洛陽メモリアル 履修単位の削減

 昭和44年(1969年)当時、洛陽工高は昭和38年から卒業までの履修単位を各科とも114単位としており、各学年の1週間あたりの授業時間数は38時間で普通科高校よりも4時間多いという状況でした。
 昭和39年(1964年)の全国工業高校の平均が105単位でこの比較からも6単位多く、全国でもまれに見る最多授業時間数の学校でした。単位減の問題は昭和39年11月ごろから校内で議論されており、生徒の負担が大きすぎる、生徒、教員とも疲労度が高い、クラブ活動や自主活動ができないなどの問題が挙げられていました。とくに自主活動が停滞することにより、人間形成面が希薄になるという懸念があり議論の結果、見直しがなされました。
 この結果、全国の工業高校の実態を参考にしながら単位数削減がなされ6単位減となり、新教育課程は昭和45年の新入生から学年進行で実施されました。(洛陽工高百年史より引用)

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洛陽メモリアル 電子科の誕生

 昭和44年(1969年)度、それまでの電子工業科と電気通信科を合わせて新しく電子科が発足することになりました。背景にはエレクトロニクス時代を迎え、電子工学の生産技術への応用が急速に発展したことや文部省も昭和38年(1963年)から電子科学教育を重視するようになったことがあります。
 洛陽工高の両科も「電子科」に準ずる学科となり、教育課程・施設・設備の共用などにより科の運営面を通じて連携を密にしてきましたが、より一層の教育効果の向上を目指して両科を併合したものです。教育課程は学習指導要領によって作成され普通教科は電気通信・電子工業科と同じもの、電子科としての専門教科は最小限必要な基礎事項の習得に重点を置くように配慮されていました。(洛陽工高百年史より引用)

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洛陽メモリアル 創立80周年記念式典

 洛陽工高80周年の記念式典は昭和41年(1966年)10月16日、洛陽工高の講堂で開催され、創立80周年を記念して記念誌「80周年のあゆみ」が刊行されました。記念誌はB5版、56頁で80年略史、学校の現状、特集座談会(「現状と将来をめぐる有志座談会」)で構成されています。
 また、式典に先立ち市中仮装パレードが10月13日に開催されました。パレードのメインテーマは「未来に羽ばたく高校生」でパレードには色染・工業化学・化学工学・電気・機械科が参加、それぞれにアイディアを競い、洛陽工高から九条通りに出て東寺に向かい、羅城門−旧千本―東寺西門通り−御前通り−洛陽工高のコースをたどりました。華やかな仮装市中パレードは沿道の市民からも注目され80周年を彩る学校行事として大成功だったと記されています。(洛陽工高百年史より引用)

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洛陽メモリアル 80周年記念

 昭和41年(1966年)は、洛陽工高の前身、京都染工講習所が創設されて80周年でした。創立80周年記念行事が開催されることになり、学校と同窓会組織である京工会は記念式典を中心にさまざまな記念行事を企画しました。秋の洛陽祭も80周年記念行事の一環として組み込まれ、生徒会執行部も夏休み前から準備を始めるという例年にない盛り上がりを見せました。(洛陽工高百年史より引用)
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行事予定
2/6 3年登校日(13:10),課題研究発表会(13:30〜)
京都市立洛陽工業高等学校
〒612-0884
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