最新更新日:2024/04/01 | |
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電子コース 課題研究の装置を寄贈
3月28日(月)、今年度の電子コース3年生課題研究で「リモートセンシング技術に関する研究グループ」が製作した「トイレ人感センサー」と「来場者記録装置」を、本校近隣の京都市洛南身体障害者福祉会館に贈り、その贈呈式が同会館にて行われました。
「トイレ人感センサー」とは、距離センサーや焦電センサーを利用し、トイレが使用中かそうでないかを事務室から把握でき、トイレ利用時の安全性が遠隔で確認できます。 また、「来場者記録装置」は従来、入館者の方がボールペンで番号を記入していたものを、ボタンを押すだけで記録できる電子式の装置です。 製作にあたっては、福祉会館の方とも話し合いを進めながら、“単なる自己満足のものづくり”ではなく、“地域貢献を視野に入れたものづくり”をするというコンセプトのもと、完成させたものです。 贈呈式では、副館長の竹内竜也様より、生徒たちへの感謝と共にねぎらいのお言葉をいただきました。式後、生徒が作成した「使用マニュアル」もお渡しし、取り扱い説明も実施しました。 このような近隣地域の施設に訪問し、ご要望をお聞きする等、異世代の方たちとのコミュニケーションをとることで生徒たちのものづくりへのモチベーションも向上しているように感じられます。 京都市洛南身体障害者福祉会館の皆様、ご協力ありがとうございました。生徒たちにはこの経験を活かし、世の中に貢献できるものづくりに取り組んでくれることを期待しています。 ※リモートセンシングとは、対象を遠隔から測定する手段や技術のこと。 |
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