最新更新日:2024/04/01 | |
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入学式3(保護者の皆様よろしくお願いいたします)
多感な時期を迎えます。もうすでにお困りの方もおられるかもしれません。しかし、我々大人の高校年代15歳〜18歳で親や教師に反発を感じなかったものがどれだけいるでしょうか。反発、トラブルは困ったことではありますが、こどもの成長の課題と考えなければいけません。ただし、ルール違反に対しては厳しくいきたいと思います。心の問題にしてしまうのではなく、ルール違反はまずだめだということははっきりしておくべきと考えています。
(1)「お互いさま」が本校の精神 ルールを守れんのは他人のせい。学校のせい。家庭のせい、とこのご時世、教師はサンドバッグ、うるさい親はモンスターピアレンツという責任の押し付け合いの関係ではなく、「お互い様」の精神で生徒の成長への課題を一緒に考えませんか。トラブルそのものの解決はもちろん大切ですが、その背景になる原因や課題を共有して「お互い様」の精神で悩みを共有することが大切ではないでしょうか。どうかお互い様の精神で是非お願いいたします。学校も失敗します。しかし、子供の言い分はたいがい自分の都合の悪いことはあとまわしにしてます。 (2)学校は組織で動いています 担任やクラブ顧問でらちが明かないとすぐに校長、教育委員会という方が少なからずおられると聞いています。本校は組織で動いています。最前線の先生と私や教育委員会の間にプロフェッショナルとしての主任がいます。どうか子供の課題を間においてお互いさまの精神で話し合っていただき、正解はないかもしれませんが、課題を共有してください。私どもは限られた条件で問題解決に努力します。施設、人、モノ、金など100%満足していただけないこともありますが、問題を握りつぶしたりいたしません。 (3)先生の特質 保護者の皆さんには重ねてお願いがございます。学校や先生の至らないところがありましたらご遠慮なくお出しください。ただし、可能な限り相手の先生や主任の顔を見ながら直接話し合っていただきたいのです。それと、先生方に良いところがあれば、たまには「ほめて」あげていただけないでしょうか。学校の教師はほめられると天まで登ります。先生がサンドバッグ状態にあるよりもはつらつとしていた方がお子さんもうれしいはずです。我々は保護者の方のご意見の裏にある本音(しんどさや思い)をくみ取ろうと思います。全くの他人である保護者と先生が「手を携える」ことができるのは「子供・生徒が成長していくことを喜びあう」という一点にあると思います。さまざまな課題の子ども・生徒たちが共に学び、学びあいながら、そこに集う関係者が当事者意識を持って「学校をよくしていく」努力をすることこそ公教育の醍醐味と思います。「お互い様」「ありがとう」「これからもよろしく」少し恥ずかしいですがこのような関係でいられることを心より願っています。各組織のプロフェッショナルから具体的な話をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 |
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