京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/01
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洛陽工業高等学校は、平成29年度末をもって閉校し、 創立132年の歴史と伝統を京都工学院高等学校へ引き継ぎます。

始業式

 本日4月11日、始業式を執り行いました。離任、着任式、表彰式に引き続き、校長から訓示がありました。
 「今年度は生徒数が261名になったが、一人ひとりがよい活動をしてほしい。3年生は最後の卒業生となる。進路実現に向けて大事な年であり、就職・進学に向けて頑張ってほしい。
 2年生は京都工学院への大切な橋渡しとなる。研修旅行など重要な行事も多い。部活動では工学院との合同チームを組むこともある。うまく工学院との連携を図ってほしい。次に3つの話をしたい。

  ・思いやり、感謝の気持ちを忘れないこと。
   SNSなどエチケットを守り、注意を払って取り扱
   ってほしい。
  ・一日一日を大切にして、自分たちの進路実現に
   向けて頑張って取組んでほしい。
  ・All洛陽の意識を持って振る舞ってほしい。

 最後に相田みつをの言葉を紹介したい。『人生において、もっとも大切なとき、それはいつでも「いま」です』それでは皆さん、1年間頑張りましょう!」

  ・表彰
   3年4組 野呂翔羅
    第19回 高等学校ボウリング選手権大会 
        春高ボウリング青森大会
         種目男子個人戦 第一位 1449P

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新年度の始まりにあたって

 日頃より,本校の教育活動にご理解,ご支援をいただき誠にありがとうございます。
 さて,洛陽工業高校にとっては,特別な年度である平成28年度が始まりました。今年度で,現在の唐橋校舎での教育活動が最後になります。本校の前身である市立第一工業学校が,烏丸校舎からここ唐橋に移転したのは,昭和10年(1935年)です。それから,81年目の春を迎えました。戦前,戦中,戦後と時代の荒波を乗り越えてきた本館は,その当時のままで,現在も生徒たちを見守ってくれています。しかし,この校舎もあと1年足らず,非常に寂しくもありますが,新たな時代の幕開けでもあります。全国の公立工業高校で最も歴史と伝統のある洛陽工業高校は,今年度は,ここ唐橋校舎で,そして,最後の1年となる来年度は工学院校舎で,伏見工業高校と京都工学院高校と並走しながら教育活動を展開します。
 今年度も,全教職員が結集して,「洛陽工業高等学校 学校経営方針」に基づき,この地で有終の美を飾れるよう教育活動に邁進する所存ですので,皆様方のご支援,ご協力をいただきますよう切にお願い申し上げます。

                  平成28年4月6日
                   京都市立洛陽工業高等学校
                       校長 牛田 豊嗣
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教育目標

 生徒が,いまのグローバル化した先行き不透明な厳しい時代において,生き生きと活動ができ,他者から信頼される人物へと成長できるように,さまざまな教育活動を展開し,生徒に基礎的,基本的な知識・技能を定着させるとともに,「社会から求められる力」を獲得させる。
 また,今年度が,唐橋校舎での最終年度の教育活動になることを踏まえ,生徒が伝統ある洛陽工業高校の一員であることに誇りと責任を持てるような取り組みを展開する。

教育方針

創造  工業教育を通して創造性に富む人を育てる
自立  自ら学び考え行動できる人を育てる
協調  相手の立場や気持ちを理解し尊重できる人を育てる

学校経営方針

(1)学校の教育力の強化
   ・すべての教職員が,参画意識をもち合意形成しながら,目標,
    課題を共有化して教育活動を行う
   ・すべての教職員が,困りを抱えた生徒の共通理解,共通認識を
    し,進路保障ができるまでの力がつくよう合理的な配慮を
    ともなう指導を行う
(2)教職員の教育力の強化
   ・教職員一人ひとりが,学校の教育目標,経営方針を把握・理解
    し,自らの考え方やプランをもち,教育活動を行う
   ・教員一人ひとりが,観点別評価を踏まえたPDCAサイクルを
    実践,教科指導方法の工夫,授業改善などを行い,生徒に
    学習に対する興味,関心をもたせ,知識・技能の定着をはかる
   ・研究授業などでアクティブ・ラーニングなどの能動的学習に
    有用な指導方法の情報交換を積極的に行い,実践する
(3)進学指導体制の強化
   ・進路指導部,ハイパーステージを基軸に進学希望者の進路実現が
    できるよう部署間の連携を強化する
(4)地域など外部との連携
   ・地域での清掃活動やモノづくりを通した地域貢献を積極的に行う
   ・インターンシップや企業訪問などにより望ましい勤労観,
    職業観を育成する
   ・高大連携事業により,進学希望者の上級学校へのさらなる
    モチベーション向上をはかる
(5)京都工学院高校との連携
   ・新2年生が,名実ともに「京都工学院高校との橋渡し役」となる
    よう,積極的な取組みを行う

今年度の指導の重点

(1)生徒の自己有用感,自己肯定感を高める指導
(2)生徒に基礎的,基本的な知識・技能をつける指導
(3)生徒が主体的に,能動的に学ぶ態度を育てる指導
(4)生徒の安全意識を高める指導

洛陽高等学校 新校名と校章

 昭和23年10月総合制の高校として「洛陽高校」は発足しました。「洛陽」という校名は再編成で他校から移籍した生徒にはなじみにくく、さらに私立の「洛陽技芸」と混同するなど、一部に不満の声がありました。しかし、「西京」や「堀川」と同じように4月時点の校名「洛陽」が踏襲されました。また、新生洛陽の校章デザインは一般生徒からの公募により審査決定されました。
(洛陽工高百年史より引用)

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図書館 書籍紹介

 図書館では、一般教養、専門、就職、進学関係の書籍など各種取り揃えています。就職したときに役立つ実用的な本2冊紹介します。ものづくりに欠かせないのが品質管理ですが、統計の基礎知識があればより理解しやすいでしょう。「社会人1年生のための統計学教科書:浅野 晃著」では、統計的なものの見方・考え方から始まり、データの分布と可視化など分かりやすく説明されています。
 また、社会人になって必須なのがビジネスメールです。社内・社外問わずメールでのやり取りは頻繁に行われますが、「就活から役立つ新社会人のためのビジネスメールの書き方:鈴木真理子著」では、ビジネスメールのルールや基本パターン、フレーズなどが文例と共に紹介されています。それ以外にも多くの書籍を取り揃えています。新学期に向けて図書館の本を手にとってみるのもいいことです。

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昭和23年 高校再編成

 昭和23年(1948年)10月15日、高校再編成により京都市立洛陽工高は洛陽高等学校となりました。工業課程に加えて普通・商業の両課程を持つ総合性・地域制・男女共学の高校として新しく出発することになったのです。発足当初については、地域制により該当地域の生徒を収容したため、暫定的に一般・家庭という呼称の課程もあったようです。
 再編成にあたっては、工業科は京都市全体を対象、その他の学科は小学校区をもとにした地域制により生徒を収容しました。洛陽と伏見の両校については、その前身が工業学校であったという特殊事情から、結果的に工業化に普通・商業の両科を設けるという形になりました。
(洛陽工高百年史より引用)

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校章

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 左から順に「染織学校章」,「京都市立工業学校-第一工業学校章」,「洛陽高等学校-洛陽工業高等学校章」

 本校は、今年(平成28年)で創立131年目を迎えます。

■染織学校章
 制定年月は不詳であるが、明治19年9月に京都染工講習所として発足、明治27年10月市立染織学校となり、以後大正8年4月まで校章として輝く。

■京都市立工業学校-第一工業学校章
 大正8年5月制定。教員による創作で昭和23年6月まで校章として輝く。古代エジプト人が崇拝せるスカラブの虫の羽に京工を配したもの。「卒業生が盛んに新しいものを作りスカラブの翼高く現社会に雄飛せんことを暗示熱望した次第です」制作者談。

■洛陽高等学校-洛陽工業高等学校章
 昭和24年1月新学制実施を機に一般生徒より校章図案を公募。200名の応募中より選考委員教員5名,生徒5名の校章委員会により厳選の結果当時1年生の作品が校章として決定された。(昭和23年7月より翌24年1月まで学制再編時に一時的に別の校章も存在)
 この校章は京都の京と高等学校の高を合わせたもので、上に広がっているのは陽の輝き洛陽を表し、3つの三角形は総合制、地域制、男女共学の三原則を表している。また、普通課程、工業課程、商業課程の三課程をも包合せるものとも解釈され、斬新な新鮮味あふれた作品として選定されたものである。昭和38年単独工業高校に移行し、現在に到るも校章として輝いている。
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行事予定
8/17 学校閉鎖日(〜17)
8/19 公務員模試,SPI対策模試(3年)
8/20 龍谷大学連携事業(数学スクーリング)
8/22 3年実力判定テスト
3年登校日,実力判定テスト(3年)
京都市立洛陽工業高等学校
〒612-0884
京都市伏見区深草西出山町23
TEL:075-646-1515
FAX:075-646-1516
E-mail: rakuyo@edu.city.kyoto.jp