京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/20
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学校教育目標 ≪未来に向かってしなやかに伸び続ける≫

「右脳と左脳」と教育課程

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私たちの脳は皆さんご存じのように左脳と右脳に分かれています。脳の左右はそれぞれ機能が異なっています。しかし機能が異なるといってもそれぞれが単独に働いているわけではありません。左脳と右脳は連絡しあって一つの「脳」として機能してます。左脳は言語や論理的思考に関わり、読むこと、書くこと、数の計算などの機能について右脳より深く関係し、右脳は直感や閃き、創造、運動にかかわる働きを主に司り絵画、音楽、体育といった芸術の鑑賞能力や空間処理能力が左脳より深く関係していると言われています。この左脳や右脳の機能に偏りがなく全体としてうまく統合されて機能することが人間の脳として重要です。
 学校教育ではこの左脳に関係が深い教科が5教科で、右脳に関係が深い教科が4教科ではないかと私はそれぞれの機能から考えています。5教科だけに力点を置いた学習では右脳は鍛えられません。4教科と左脳の関係も然りです。人間の脳としてのあり方を考えれば、両方の脳を鍛え活用することが肝要なのです。右脳、左脳の働きから教育課程を見ると、9教科とはよくできたものであると改めて感心します。義務教育の期間に人間形成として果たす役割が9教科にあると言って過言でないと思います。

 以上の記事は今日19日に配布予定のPTA広報誌に載せた校長である私の巻頭言です。現在7月期中間評価・評定の資料をもとに懇談会を行っています。そこで『「右脳と左脳」と教育課程』というタイトルでこの時期にあった種を提供したつもりです。「教育課程」という表現は「9教科」で良かったかなと思いますが、学校で行われる授業ということで教育課程としました。脳については最近、いろんなことが科学的に解明されていますが、9教科の教育課程が学校教育に編成されたのは脳の解明よりも以前ではないかと推察します。そう考えると9教科が教育課程として学校教育に組み入れられたことはすごい事だなぁと感心します。脳についてはまだまだ不明な点が多いと思いますが、そう思う私の脳がここにあることに、わけがわからなくなります。なぜなら、脳が「脳にはまだわからないことがある」といって解明しようとするのですから。

明日の計画停電の予定はありません。

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暑い、熱い一日でした。明日の計画停電が気になるところですが、その予定は関西電力のホームページによると今日午後6時現在でないということです。「節電計画なし」で明日の教育活動は進みます。

「夏本番」

昨日に「梅雨明け宣言」がありました。まるで祇園祭の山鉾巡行に合わせたかのようなタイミングです。祇園祭は、平安期の厄病や天変地異などの災厄からのがれることを祇園の神に祈ったことが由来とされています。京都では祇園さんが済めば梅雨も明けるというのが風説。その通りに今年はなりました。しかし梅雨明けと同時に肌を突き刺すような陽射しです。校門の外にでると日傘の女性が目に入りました。夏本番です。気になる電気使用量は関電のホームページからは供給量に余裕があるようです。

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増水

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15日の深夜、豪雨が京都を襲いました。午前2時半頃にあまりの雨音で目が覚め、携帯のお知らせ情報で京都市に大雨・洪水警報が発令されているのを知りました。バケツをひっくりかえした雨と言いますが、ドラム缶をひっくり返したような雨でこれまで、経験のない雨でした。以前に加茂川が増水し洪水するとなると御園橋の下あたりから氾濫しはじめ、京都市内が広範囲に影響をうけることを災害救助に携わっておられる方の講演で聞いたことがあります。その事が頭をかすめて不安な夜を過ごしました。今日夏季大会の会場へ行くのに渡月橋を通りました。画像はその時のものです。かなり増水していました。
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「先発ー完投」=元気語録=

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先日BS放送だったと思いますが元ロッテオリオンズでエースピッチャーとして活躍された村田兆治氏を扱ったテレビ番組にたまたまチャンネルがあっていたので見ていました。村田氏は、現役を引退しておよそ20年、60歳を越えてなお、毎日スポーツジムに通い、腕立て伏せを500回、腹筋・背筋運動を1000回ずつ、マシンによるトレーニングを行っていると紹介されていました。マスターズリーグでは今でも140キロを超える急速のストレートを投げ込みます。そんな村田氏のプロ選手時代は「マサカリ投法」が有名でその投げ方から繰り出すストレートとフォークで三振の山を築きました。先発すれば完投するのが信条で、引退後も自分の人生において「先発-完投のエース」でいたいと言われています。
最近のプロ野球は分業が進み中継ぎやクローザーにも注目されるようになり1人で投げ抜くことが少なくなりました。また社会でも、終身雇用が困難な時代の流れもあって一つの仕事で完結するより良い条件への転職が多くなっています。そんな社会の中で、『人生も「先発-完投」でなきゃいかん』という村田兆治氏の言葉とその思いに触れて、心惹かれ元気を頂いた思いです。「先発-完投」は決して野球界だけでない人間社会に通じる言葉です。
「先発-完投」と言えば、長嶋や王に代表される時代の野球では当たり前でした。阪神の江夏、巨人の宮田、広島の安仁屋という、ピンチの切り札に「救世主」という呼ばれた存在はありましたが、まだ分業の一つという認識は当時にはなかったように思います。その後にアメリカ大リーグの100球理論が紹介され、先発は100球を目途に交代される時代を日本のプロ野球界は迎えました。つまり先発は100球でゲームをつくり、「後は中継ぎ、リリーフの仕事」という割り切りが投手やその時代の野球観に生まれたのです。しかし村田氏は自分に負かされた仕事は自分で最後までやり遂げることにこだわりました。他人に後を任せたくなかったようです。村田氏はピンチの時は三振をとることを考えたといいます。捕手がダブルプレーを考えたサインを出しても頭を縦にふらなかったと言います。自分の招いたピンチは自分で片付ける。それには三振しか村田氏には選択肢がなかったのでしょう。今の組織プレイでは、賛同が得にくい考え方かもしれません。しかし、そういう考え方があっても良いと思います。チームに迷惑をかけたことは、自分一人の責任において片付ける。自分ですべての責任をとる。ということなのでしょう。
 そのような気質の方は少なくなりました。しかし職人さんにそういう方がおられるのではないでしょうか。自分の「腕」が人生そのもので、生活そのものでもある。大量生産の今の時代にはめっきり少なくなったように思います。プロ野球を去ってからも自分の人生を「先発-完投のエース」で終わらせたいという野球一筋、投手一筋からくる生き方までの貫徹ぶりは私たちが自身を振り返る時、今の時代だからこそ座右におきたい一つの生き方ではないでしょうか。

計画停電(2)

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今日7月2日から9月7日まで計画停電の対象期間となります。先週6月30日(土)京都新聞朝刊に載ったように計画停電が実施場合された場合は部分休業の措置をとります。詳細は学校から配布したプリントに記載しています。措置を取る場合は関西電力のホームページから発信される情報が第1次情報ですのでその情報を基本としています。関西電力のホームページについては画像(上)のようにパソコンやスマートフォン、携帯電話から入手できますのでご家庭に置かれても情報入手に努めていただければ有り難いと思います。
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