最新更新日:2024/05/20 | |
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京の精神
お盆の期間にあたる学校閉鎖の日が終了しました。この期間には京都ならでは行事がありました。五山の送り火、嵐山の灯籠流し、また京都市内の各地で繰り広げられる地蔵盆など・・・。五山の送り火はお盆に迎えた精霊をふたたび冥府に返す精霊送りの意味を持ついるとされ市内の川沿いや御所など開けたところから遠望することができ静かに手を合わせ先祖に思いを馳せる人たちが多くおられます。嵐山の灯籠流しは戦没者を慰霊する行事として昭和22年から行われています。地蔵盆は町内のお地蔵さんをおまつりし、子どもたちのすこやかな成長を願う催しで、地域の人たちと子どもたちの遊び場、交流の場となっています。これら五山の送り火、嵐山の灯籠流し、京都各地の地蔵盆の催しは京都に住まう人たち、そしてこれからの京都を担う子どもたちの精神的な基盤の一つになっていることをこの時期になると感じます。
「夏休み 校舎にぎわす 蝉しぐれ」
今日は8月7日、お盆まえです。この時期の学校はクラブ活動以外の生徒は学校にいません。クラブ活動も1,2年生だけですので、校舎は生徒の声の賑やかさはなく生徒に代わる蝉の時雨のように鳴く声に包まれています。西陵中は四方を木々で囲まれてますので蝉のミーン、ミーンともワシワシとも聞こえる鳴き声が一層の暑さを感じさせます。校長室の裏で木にとまる蝉を見つけ「夏休み 校舎にぎわす 蝉しぐれ」をひねりだしました。学校の夏模様が伝わったでしょうか。
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