最新更新日:2020/03/27 | |
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校長室より3月
啓蟄の候,近年稀に見る大雪の季節を終え,虫たちもようやく土中から顔を覗かせようかという三月,私が本校に着任し,早くも1年が経とうとしています。平素は本校教育にご支援・ご理解を賜り厚く御礼申し上げます。
地域・保護者の方々のお力添えにより,周山中学校は全市的に見ても大変落ち着いた環境の中,学習面・生活面・運動面のいずれにおきましても,安定した活動を進めていくことが出来ました。とりわけ巣立ちゆく3年生は,下級生の良き手本として,体育祭をはじめとする全校行事において,常にイニシアティブを発揮し,周山中の伝統と文化を守り発展させていくことに大いに寄与してくれました。また1,2年生の中からは「京北活性化プロジェクトチーム」が発足し,これからの地域の活性化と発展に向けて,中学生の目線で発信していこうという取組も進められています。 昨年,小中一貫教育校検討協議会が立ち上げられ,各地域の代表・PTA・学校・保育所など保護者や学校関係者の代表が集まり,計5回の協議会や4回の施設検討部会(ワークショップ)が開催されました。そこでは,すべての住民の願いである京北の活性化やよりよい教育環境を実現するための,真摯で熱い議論が活発に交わされ,一つの形として施設一体型小中一貫教育校の完成予想図が掲示されるに至りました。 私たち教職員は,これまで京北で培われてきた素晴らしい教育実践を引き継ぎながらも,直面する課題や,さらに改善すべき課題を明らかにしながら,その器(施設)にふさわしい,教育内容の構築を推進していかねばならないと自負しています。まもなく新しい学習指導要領が,文部科学省から公布され,小学校では平成32年,中学校では33年の完全実施に向けて,先行的な取組が近い将来,全市的に開始されます。小学校における英語科の新設や道徳の教科化など,新しい課題に対して,私たちは,校下三小学校とも連携し,力強く,教育を進めて参りたいと思います。今後とも何とぞ,ご理解とご協力を賜りますよう,お願い申し上げます。 |
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