最新更新日:2024/05/17 | |
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『「土器から歴史を学ぶ」 〜1年生社会科〜』京都市埋蔵文化財研究所の吉崎伸先生です。 吉崎先生が持ってきてくださったのは,「本物の土器」です。 本校の1年生社会科では,10月から歴史学習がスタートしましたが,その第一歩としての「史料(遺物)である土器から当時の人々のくらしを想像し,自分の視点で歴史を考える」授業です。 過去の人々のくらしを学ぶ方法は,ほとんどが本や教科書からになりますが,その文献の一文一文が,「研究者の方々が人生をかけて史料から読み取り,明らかにしてきたものである」,ということが少しでも伝わり,学問の面白さに触れる機会となり,それが積極的な学びにつながれば,との思いで企画したものです。 授業では,まず,吉崎先生から,西京高校の建て替えの際の発掘調査についてのお話しがありました。この西京が,葵祭の主役でもある「斎王」の邸宅跡で,グラウンドの下には寝殿造りの池のあとがある,ということが告げられると「おおー!」という声が出ました。 次に,各班に一つずつ土器や須恵器が配られ,それぞれが観察したり触ったりしながら時代や用途を予想しました。みんな細かいところまで観察して吉崎先生からも「すごい!さすが!」とのお言葉をいただきました。 最後に,吉崎先生から「遺物からみた歴史」というテーマで,土器を使用しはじめたころの地球環境や,土器を利用しはじめたあと人々にはどのような変化があったのか,などのお話しをお聞きしました。 ・土器の発明によって,煮炊きが可能となり,そこで作られた温かいスープが,赤ちゃんや高齢者の死亡率を低下させた。 ・柔らかいものを食べるようになった私達は下あごが退化し,歯をかみ合わせたときに前歯が出るようになった。また土器によってあく抜きが可能となり,クリやドングリを食用化したことで炭水化物を食べるようになったため,虫歯ができるようになった。 ・高齢者が家にいられるようになったあと,祖父母世代が孫を育てるようになり,知識の伝達が促進され,縄文文化が形成された。 などの知見も「なるほど!」と思わせられるものでした。 最後に何人かに感想を述べてもらいましたが,「モノから当時の環境などこんないろいろなことがわかるというのが驚きでした!」や「植物の繊維を撚るだけでこんなに強くなるということを知っているなんて昔の人はすごいなあと思いました!」「まだわからないということもあってなど声がでました。 貴重なモノを持ってきていただいただけでなく,ときには実演を交えながら面白いお話しを3クラスでしていただいた吉崎先生,本日はほんとうにありがとうございました。 この経験をこれからの歴史学習に生かしていきたいと思います。 『西京祭体育の部に向けて』
今週10月5日(木)に予定されている中高合同行事、西京祭体育の部に向けての練習を本日より行っています。
今日はあいにく朝から雨が降っていて、グラウンドでの練習を変更し、1・2限目にアリーナで行いました。各個人種目の招集練習や、綱引き・騎馬競争・集団演技の並び方や動き方の確認を中心に行いました。 練習は明日の5限と、明後日の3・4限に中学校全体で行います。天候が回復していれば、グラウンドで実際の動きを練習したいと思います。明後日の午後は、中高合同で練習及び準備を行う予定をしています。 天候も気になるところですが、今週の体育の部に向けて、体調管理等も十分に気をつけて、元気に取り組めるようにしましょう。 『教職員研修 〜救命講習〜』講習会では、初めにDVDを見て、基礎的な心配蘇生法の流れを確認しました。その中で教職員から「映像で見る事ができてよかった。」という感想があったのは、『死戦期呼吸』に関する内容です。呼吸を確認するときに、大きな呼吸を時々しているように見えるのですが、実は胸骨の圧迫をしないといけない状態なのです。素人では、判断しにくいですがとりあえず迷ったら胸骨の圧迫をするように指示されました。また、成人で5センチ沈むくらい胸骨を押し、もどってくるのを確認することが大切で、1分間で100回くらい行うことがのぞましいということでした。自転車の空気を入れる感覚と同じだということで、効率よくやることが大切であることがよくわかりました。 次にAEDの使い方の実習をしました。意識がないと判断した時点でAEDを装着することと、AEDのパッドを貼ったら、心電図の解析が始まるので、すぐに胸骨の圧迫をやめることを強調されていました。学校内の設置場所の確認と、学校のAEDの操作のしかた、バッグのポケットの中に入っている物の確認をしました。 最後に「先生方のご自宅に一番近いAEDの設置場所はご存じですか?」という質問をされました。自宅近くの、ということになると、案外わかっていないことに、気づきました。『京都市AEDマップ』で検索することができるといことです。皆さんも、いざという時のために、是非、検索しておいてください。 また、本校では、教職員だけでなく、生徒にも毎年講習会をしています。生徒対象の講習会は12月の予定です。大切な命を救える人を増やして行きたいと思います。 『前期期末テスト』
本日から3日間、前期期末テストがおこなわれます。今回は、9教科全ての実施となりますので、1年生にとっては、定期テストとしては初めての教科もあります。十分に準備をして前期の締めくくりのテストに臨んでほしいと思います。日頃の取組の成果を、しっかりと発揮できるように頑張ってください。そして定期テストを通して、学習の定着をはかるとともに、自分の課題を明確にして、どんどん、難しいことにもチャレンジしていきましょう。
なお、今回の日程は以下の通りです。 (*時間割の詳細は別にお知らせしています。) 9月27日(水) 数学・理科・保健体育 9月28日(木) 社会・国語・美術 9月29日(金) 英語・技術家庭・音楽・数学S 『土曜学習』
23日(土)に前期期末テスト前土曜学習を行いました。今回は、今週の水曜日27日から始まる定期テストに向けての学習会になりました。
今年度も、毎月1回程度の予定で土曜学習を行っています。西京高校を卒業した大学生や大学院生に、チューターとして、附属中学校の土曜学習にも、ボランティアとして、来てもらっています。 今回は、60名を超える生徒が参加してくれました。テスト前なので、部活動は行っていません。自学自習の形式ではありますが、たくさんの人が積極的にチューターに質問している姿が見られました。今後も、是非、土曜学習を有意義に活用して、学習を深めてほしいと思います。 『学年レクリエーション 〜2年生〜』
9月20日(水)、2年生は今年度2回目の学年レクリエーションを行いました。
代表委員の6名が連日会議を開き、企画・運営をしてくれました。今回は全員がそれぞれの力を発揮できるように、早口言葉、片足立ちゲーム、国語辞典引き、けん玉などの様々なレクリエーションを各クラス3名ずつの対抗戦で行いました。 どのゲームも大盛り上がりで、皆がクラスメートを応援する姿が印象的でした。これから前期の締めくくりを迎えるにあたって、クラス・学年の団結を再確認することができたことと思います。 『10月行事予定』『台風18号接近に対する注意』
ご周知のとおり、現在台風18号が九州の西あり、この連休にかけて、九州に接近、上陸の可能性があり、近畿地方にも影響がでる恐れがあります。今後の気象情報には十分にご留意いただき、ご家庭におきましても十分な安全確保をよろしくお願いします。
本校においても、これまで同様、「京都府南部地方に暴風警報が発令された場合」の措置を定めており、7月に配布しております「お知らせ」のとおりとなります。本校は、京都市全域からの通学であるため、早めの対応が必要になります。 特に、連休中は多くの部活動において、秋季新人大会が開催される予定でもあります。大会や練習の実施の有無についての連絡方法等は、各顧問からの指示に注意してください。 なお、「台風に対する非常措置についてのお知らせ」は右下の「お知らせ」からも、ご覧になれますので、よろしくお願いします。 また、 こちらから もご覧いただけます。 『第2回西京高校進路オリエンテーション 〜3年生〜』
本日6限に3年生を対象に第2回西京高等学校進路オリエンテーションが行われました。6月の第1回オリエンテーションでは西京高校教頭岩佐先生から、3年生のみなさんに、少しでも西京高校のことを理解してもらうべく高校生活について詳しくご説明いただきました。
第2回目の本日は、西京高校での学習をさらにより深く理解するために、高校進路部担当の久保克也先生から高等学校の進路指導の概要を、教務主任の宮越敬記先生から、高等学校の教育課程や単位認定規定について等の話がありました。 3年生のみなさんには、事前にアンケートをとっていましたので、あらかじめ、質問の回答をまとめていただいての説明でした。 まず、進路部の久保先生からは、高校での進度の速い質の高い学習が毎日続く中で、学力をしっかりつけるのと同時に「学び方」を身につけることが大切であること、「卒業後の人生」を社会の変化を捉えながらイメージすることが大事で、「学び」はずっと継続し、「人生(キャリア)」も続いていく、とお話いただきました。また、外進生とも高めあえる関係をつくろう、とアドバイスいただきました。 教務の宮越先生からは、文系・理系の分かれ方や、単位・留年のことなど、たくさんの内容でしたが、要点をまとめていただき、わかりやすく、また楽しくお話いただきました。「(集中力がつく)キッチンタイマー勉強法」の紹介や、高校生は90%以上の生徒が部活動に加入しておられることなど、参考になることが多くありました。 今日のオリエンテーションを終えて、中学校と高等学校の違いについても、少しは理解できたことと思います。 中高一貫校(6年間)の西京高等学校附属中学校の生徒諸君は、西京高等学校エンタープライジング科に進学します。今年度も9月に入って、中学校生活もあと半年となりました。これからの半年をどのように過ごすのか。今だからこそ何ができるのか、を今一度考えて、進学への準備を進めましょう。 『西京祭文化の部3日目 〜生徒会エンディング〜』まずは、2・3年の劇のキャストを舞台にあげての楽しいアイスブレーキングの企画から始まりました。クイズ形式もあって全校生徒が参加することができました。次に、夏休みに行われた中京支部生徒会交流会及び京都市中学生徒会議の報告がありました。そして、インタビュー形式による西京祭文化の部EP−Aの取組の振り返りがテンポよく進められました。続いてこの3日間を振り返ったダイジェストスナップが流れ、生徒会による西京祭文化の部エンディングが終わりました。 最後に文化委員長の閉会の言葉で、今年の西京祭文化の部も幕を閉じました。生徒のみなさん、お疲れ様でした。短期間ですが、この日のために行ってきたさまざまな取組を通して、ひとまわりもふたまわりも成長したのではないかと思います。 なお、初日から3日間を通して多くの保護者の皆様にご参観いただきました。お忙しい中、誠にありがとうございました。この場をおかりして御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いします。 ※11日(月)は、本日(9日)の代休日となっていますので、併せてよろしくお願いします。 |
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