京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/17
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後期期末テスト はじまりました!

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 本日から3日間、今年度最後の標記定期テストがはじまりました。

「いっぱい転んで、いっぱい立ち上がればいい。」

 孤高の噺家、柳家小三治師匠の言葉です。
「テストは何のためにするのか?」と問われれば、迷わず「分からないところを見つける(=失敗する)ため」と答えてきました。いわゆる入学試験や資格検定とは違って、学校でおこなうテストは「しくじる」ことを恐れてもいけませんし、ごまかしてもいけません。もし、安易な手段でよい成績を収め、一時的には得をしたように見えても、今後の長いキャリア発達においては、大きな「負の遺産」を背負うことになります。

 いつもお伝えしていることなのですが、よほどのアクシデントがない限り、実際はテストを受ける前に大方の「結果」は決まっています。人間は、なかなか準備したこと以上の結果は出せないものです。さらに言えば、先のソチ・オリンピックでも見られたように、努力しても必ず結果が出るとは限らないのです。

 しかし例えば、多くの人々が浅田真央選手の演技に心を奪われ、感動したのはなぜでしょう。それは、試合の結果を超えたところにある、これまで彼女が築き上げてきた「過程(=キャリア)」を、その演技に垣間見たからではないでしょうか。現役を引退しようがしまいが、彼女のこれまでのキャリアは全く揺るぎないものですし、今後の人生においても大きな礎となることでしょう。

 私たちは、本校生徒にそうした「道」を歩んでいって欲しいと心から願っています。今回のテストも、そこでの小さな「試練」の1つであり、結果に一喜一憂することなく歩みを進めてもらいたいのです。そしてそのためは、周りにいる私たち大人が、彼らをどのように見守り、支えていくのかが問われます。
 今後、彼らが大きな困難に出会った際に、諦めずに何度も何度も「立ち上がっていく」ために今何が必要なのか、それを考えながら生徒諸君を導いていきたいと考えています。どうぞこれまで以上に、保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

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