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最新更新日:2025/06/13 |
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台風、地震等の非常措置について学級開き【1年】![]() ![]() 第22回 入学式 その2![]() 京都市立西京高校附属中学校入学式 式 辞 あたたかい日差しが日ごとに強くなり、陽春の息吹が感じられる季節となりました。本日、ご来賓のPTA会長 河野 教真様、PTA副会長 中川 育子様、PTA副会長 増田 恵美様、保護者の皆さまのご臨席を賜り、令和七年度 京都市立西京高等学校附属中学校 第二十二回入学式を挙行できますことに、心から御礼申し上げます。 新入生の皆さん、また、本日ご列席いただきました保護者の皆さま、御入学、誠におめでとうございます。教職員一同を代表いたしまして、心よりのお祝いを申し上げます。 平成十六年に開校いたしました本校附属中学校も、いよいよ第二十二期生の入学を迎えることとなりました。創設以来、皆さんの先輩方は様々なことに挑戦してきました。その中で得た多くの経験が西京を成長させてくれたと思います。皆さんには失敗を恐れず、自分の夢や希望に向かって努力し、充実した中学校生活を築いていただきたいと思っております。 「西京」では、今日を第一日目として、最初の三年間の附属中学校、それに引き続く高等学校エンタープライジング科での三年間と、あわせて六年の長きにわたる学校生活がいよいよスタートします。ご存じの通り高校三年生は成人年齢引き下げにより18歳から成人として扱われます。子供から大人へ、精神的にも自立した人格に成長し、グローバルリーダーとして社会で活躍貢献できる人になってほしいと思います。そのために、中学・高校時代に心の底からやりたいことを見つける旅に出てほしいと思います。「なぜ学び何を学ぶのか」という問いかけに対して、答えを持つことができれば、この素晴らしい時期が充実した六年間になることでしょう。ここにいる新入生の全ての皆さんが、一人ひとり立派な若者となり、自信に満ちた表情でここ西京を後にし、自らの夢を実現するために、新たな世界に飛び出していくことを願っています。 私たちは、本校の校是であります「進取(新しいことをどんどん受け入れていこう)」、「敢為(あえて難しいことにチャレンジしていこう)」、「独創(ひとのまねではない、自分だけのものをつくりあげよう)」の考えのもとに、皆さんの六年後が希望に満ちた船出となるよう、全力で皆さんをサポートすることを約束したいと思います。 また、本校のモットーは「おもしろおかしく」です。学校は楽しいところでなくてはなりません。どうすればおもしろおかしい生活が送れるのでしょうか。自分のやりたいこと、やるべきこと、やれることをしっかり考え、実行することが達成感や成就感につながります。勉強に、部活にその他様々なことに一生懸命に励む皆さんには、楽しいことばかりではなく、悲しいこと、苦しいこと、様々な困難が待ちうけているかもしれません。そういう時こそ、あきらめたり、逃げたりたりせずに現実を受け入れ、心を落ち着かせるとともに、新しいことにチャレンジすることが、おもしろおかしく過ごすことができるための方法です。 新入生の皆さんに、二つのことを話しておきたいと思います。 一つ目は、今回、皆さんが超難関といわれた入学試験に自らの力で突破したという自信を持ちつつ、入学と同時にゼロから学習や様々な活動に謙虚に取り組んでほしいということです。 当然のことながらご家族の支援や周りの人のサポートに感謝する気持ちは忘れないでください。そして、ここからは新たなステージで悪戦苦闘しながら自分を磨き成長させていきましょう。その際、困ったことがあれば人を頼り、お願いしてください。自立は自分で立つと書きますが、人にお願いすることも自立するために必要であるということを知っておいてください。 二つ目は、皆さんが入学された中学校は、附属中学校の名の通り、西京高校へつながっているということです。西京高校は、卒業時の進路目標を国公立四年制大学とし、社会で活躍、貢献する人材に必要な力を身につけることをめざす専門性の高い高校です。その学校に繋がっていることを常に意識して、中学校でのすべての学習に積極的にかつ主体的に取り組んでほしいと思います。その際、「疑うこと」すなわち批判的思考力、英語ではcritical thinkingと言いますが、これが重要になってきます。ここでいう批判的とは「本当か?」と疑うことを意味します。先生が言ったからと言って、また本に書いてあるからと言って鵜呑みにするのではなく本当か?と納得いくまで考えたり調べたりしてみて下さい。そういう態度が、心の底からやりたいことを探すうえで有効にはたらくようになると思います。 最後になりましたが、保護者の皆さまにひとことお祝いを申し上げます。お子様のご入学、誠におめでとうございます。多くの本校入学希望者の中から、見事合格され、本日ここにご入学いただくにあたっては、様々なご心配やご苦労がおありではなかったかと推察いたします。 しかし、これからの6年間も決して順風満帆な時ばかりとは限らないでしょう。学校・保護者が手を携え、大きな小人ではなく、小さな大人として接していき、生徒一人ひとりの成長と自立のため、時には優しく、時には厳しく、同じ方向を向いて、全ての生徒の成長を支えていきたいと考えております。 最後までご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげて、入学式に当たりましての式辞といたします。 令和七年四月九日 京都市立西京高等学校附属中学校 校長 岩佐 峰之 第22回 入学式![]() 22期生が西京でどんな活躍をしてくれるのか、今から楽しみです。一緒に西京を作っていきましょう。 令和7年度が始まりました
4月8日(火)令和7年度が始まりました。午前中は高校の入学式が行われました。その間、中学生は新しいクラスで休み明けテストを受験。春休みの家庭学習で付けた力は発揮できましたか?
午後からは、中学2年生から高校3年生までがアリーナに集まり、中高合同始業式、その後の中学校の始業式では、朝のクラス発表に引き続き、担任の先生の発表にワクワクする姿もみられました。 さあ、新しいクラス、新しい学年の先生と一緒に、新学期がスタートしました。自分で立てた目標に向かって、着実に粘り強く取り組む一年にしてほしいです。 ![]() ![]() PTAよりお知らせ(その4)![]() ![]() 「知り合いが増えて、学校のいろいろな情報(他の学年の情報も)聞けるので、引き受けてよかった。」 「一緒に活動する方達と交流が深まり、PTAに参加してよかった。」 「親が学校に来る機会が多くなって喜ばれた。」 「とにかく楽しかった。」 あっという間の一年ですが、協力しながら楽しい行事を企画して、他の保護者と交流するなかで学校や子供たちの様子を知ることができる良い機会になりました。 これからも西京附属中PTAへのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 写真は昨年9月に開催した本部役員・学級委員懇親会の様子です。 PTAよりお知らせ(その3)![]() ![]() 学校のこと、先生のこと、生徒の思い等、知りたい内容がもりだくさん。学校生活の様子を知ることができ、親子で会話がはずみ、子どもにとっても親にとっても大切な宝物になりました。 編集が得意な方、好きな方はぜひ携わっていただけると嬉しいです。 PTAよりお知らせ(その2)![]() ![]() 第一回家庭教育学級「金銭教育〜子供に伝えたいお金との向き合い方」 第二回家庭教育学級「和鏡づくり体験」を開催しました。 どちらもたくさんの方にご参加いただきました。 第一回目は京都府金融広報委員会金融広報アドバイザーである講師をお招きし、中高生のお金にまつわる様々なデータの解説やトラブル回避の方法、金融リテラシーの身につけ方や子どもへの伝え方について具体例を交えながらご説明していただき、とても勉強になる内容でした。 第二回目は鏡師を講師にお迎えし、前半に日本文化において鏡が担う役割、伝統とその変容、そして和鏡の制作過程までをご紹介いただきました。後半には、実際に鏡の原型を手にし、研磨していく作業を行い、貴重な体験をさせていただくことができました。 西京附属中学校PTAでは、これからも保護者の皆様のニーズやご希望に寄り添った企画を用意していく予定です。みなさんもぜひ参加してください。 PTAよりお知らせ(その1)![]() ![]() 西京附属中PTAでは令和7年度PTA学級委員を募集しています。PTA活動を通して保護者同士が交流したり、学びの機会や貴重な体験ができる活動に取り組んでいます。あっという間の中学校生活、保護者も楽しみながら充実した時間を過ごしませんか? 昨年度、学級委員の活動として各学年の交流会を行いました。 いずれの学年も少人数のグループに分かれ、勉強方法やスマホの使い方など、思春期の子どもに対する親の悩み等を話し、気持ちを分かち合える機会になりました。 西京附属中学は地元中学ではないので、このような保護者同士のつながりを深めることができる機会は貴重で楽しい時間となりました。 みなさんも委員活動を通して、親同士のつながりを深めませんか? 写真は保護者交流会の様子です。 新年度校長のご挨拶。西京は、さらに「おもしろおかしく」生活が送れる学校をめざします!![]() 令和7年度の始まりに際しまして一言ご挨拶を申し上げます。 西京高等学校附属中学校の校長を拝命いたしました岩佐峰之です。令和4年度から高等学校の校長と兼務しております。私の西京での教員生活は18年目を迎えることとなりました。どうぞよろしくお願いします。 平成16年に設立した西京高等学校附属中学校も今年で22年目を迎えます。また、今年中高一貫教育を終えた卒業生は、附属中学16期生(高校エンタープライジング科20期生)となります。この間、多くの生徒が様々なことに挑戦し、その中で得た多くの経験が西京を成長させてくれました。特に今春高校を卒業した生徒は、中学時代にコロナ禍でさまざまな教育活動が制限された中、「やめるではなく、どうすればできるのか」を常に考えてくれました。これによって、最後まであきらめずに自分のしたいこと、自分がするべきことそして自分にできることを熟考し、果敢に挑戦する気概を育んでくれたのではないかと思います。生徒の皆さんには、失敗を恐れず自分の夢や希望に向かって努力し、充実した中学校生活を築いていただきたいと思っております。 本校の校是は「進取(自ら進んでことをなす)」、「敢為(あえて困難なことに挑戦する)」、「独創(新しい価値を生み出す)」です。生徒諸君の6年後が希望に満ちた船出となり、自立した学び者になることを期待しています。 また、本校の教育理念にはGlobal Leadershipの育成をめざすことを掲げています。私たちは、変化の激しい未来社会で必要な資質・能力はCreativity(新時代の価値を創造・探究する姿勢)Responsibility(自己と集団の未来に対する責任を果たす姿勢)Diversity(多様化する社会の調和を希求する姿勢)であると考えています。いわゆるCReDiクレディです。これらの涵養をめざすために、すべての教育活動の中にCReDiがあるのか、また何のための活動なのかを生徒諸君とともに考え、日々の教育活動を実践していきたいと思います。 本校のモットーは「おもしろおかしく」です。学校は楽しいところでなくてはなりません。自分のやりたいこと、やるべきこと、やれることをしっかり考え、実行することが達成感や成就感につながります。これこそが、おもしろおかしく過ごすことができるための方法です。おもしろおかしい学校生活を、皆さんと一緒に作っていきましょう。 最後に、生徒の皆さんが主体的な学びが展開できるよう、全力で皆さんの学習をサポートいたします。そして、生徒一人ひとりを徹底的に大切にし、皆様から「選ばれ信頼される」学校づくりを教職員一丸となって進めていきたいと決意をあらたにしております。今後ともご理解、ご支援の程よろしくお願いいたします。 令和7年(2025年)4月1日 京都市立西京高等学校附属中学校 校長 岩佐 峰之 |
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