京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/17
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ようこそ 西京高等学校附属中学校へ!  西京の 青き木陰に 美しき 心むすびて いざ友よ ともに学ばむ

星港学校 来校されています!

 昨日の夕方より、星港学校が本校に来校されています。以前にもお伝えしましたが、附属中学校はこれまで上海・蘇州研修旅行で、高校がこの3月の上海海外研修旅行で、大変お世話になった皆さまです。

 今回は、旅程の都合(土・日泊)で大がかりな取り組みはできませんでしたが、胡敏副校長先生を団長とする星港学校48名の生徒の皆さんや引率されている5名の先生方と、本校附属中学校日本の伝統部・高校茶道部やESS、有志の皆さん28名が、茶道体験を中心に交流しました。

 明日の世界を担う若者達が、こうした交流を積み重ねていくことで、お互いをよく知り、その違いも乗り越えて、新たな関係を築いていってくれることを信じたいと思います。附属中学校から参加してくれた日本の伝統部のMさん、Fさん、本当にお疲れ様でしたね。

 星港学校の皆さま。明日は奈良へ向かわれますね。道中のご無事を心よりお祈りしております。今回のご訪問、本当にありがとうございます。
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出会いと別れ

 本日をもって、3週間にわたる教育実習期間が終了します。1限目には1−Aで理科、4限目には1−Bで社会の研究授業が、実習生によっておこなわれました。

 実習生の言葉です。「実習前には、3週間がとても長く感じられました。でも、はじまってみるとあっという間の3週間でした。」率直な感想でしょうね。「ここでの経験を大切にして、早く一人前の教師として教壇に立ちたいと思います。」頼もしい決意です。ご本人達はお気づきかどうか、私には随分教師らしい立ち居振る舞いが身についたように感じられます。最後には「もう少しやってみたかったです…」わかるなあ、その気持ち。

 実習生の皆さんは明日からまた、大学や院に戻り「学生」としての生活がはじまるのでしょうが、おそらく本校での貴重な経験を心の引き出しにしまって、新たな一歩を踏み出してくれるだろうと思います。本当にお疲れ様でした。

 生徒諸君は、この「出会いと別れ」をどう受け止めてくれたでしょう。多感な時期に、「身近なお兄さん、お姉さん」としての関係もあったかもしれませんが、自分たちが目指す「モデル」の一つとして捉えてくれれば、大変うれしく思います。生徒諸君が「教員」という職業を選ぶとは限りませんが、「人とふれあい、人を育む」ことなく「人生」を送ることはないはずです。そうした意味で、実習生の姿から学ぶことはたくさんあったように思います。

 連絡です。保護者の皆さま、今日付けで「音楽発表会のご案内」プリントを、お子たちを通じてお配りしました。ご覧いただき、お越しいただければ幸いです。
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音楽発表会にむけて(続報)

 本日は2、3年生は7限目まで授業がありました。1年生のみ6限目まででしたので、7限目の時間帯に音楽室で合唱練習をおこないました。一クラス10分間という短い割り当てでしたが、どのクラスも効率よく課題曲と自由曲を本番さながらに歌っていました。下の写真がその様子です。

 各クラスの合唱を聴いていて、「同じ曲(課題曲)でも歌い手(クラス)によって違うものだなあ(上手い下手ではありません)」と驚きました。十人十色と言いますが、まさに「三クラス三色」と言ったところです。
 
 「個性的」という言葉があります。英訳すれば「individual」とか「personal」・「original」となるでしょうか。「individual」・「personal」という点では、もともと生徒諸君は十分に「個性的」(個人)です。外見的にも、器質的にも、誰一人として全く同じ生徒はいません。したがって、各クラスの合唱が違ってくるのも当然です。
 ところが「original」(独創的)となると、少し話が変わってきます。40人の異なった声を、思いを、目指すものを一つにまとめた上で、そのクラスならではの「色」(個性)を創り出すのは至難の業です。 

 今日の1年生の練習を見ていて、発表会当日が待ち遠しくなってきました。
 保護者の皆さま、お忙しいとは存じますが、是非、生徒諸君の創り出す「ハーモニー(調和)」を味わいに発表会へお越しください。お待ちしております。
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失敗のススメ

 今日は、朝から梅雨らしい空模様となりました。生徒諸君にとって、過ごしやすい一日となればよいのですが。

 2限目に、1年C組で教育実習生の研究授業がありました。教科は技術・家庭科です。今回の題材は「衣服の選択と手入れ」。衣服の選択や補習など、生活する上で欠かすことのできない知識だと思います。

 授業を参観しながら、東大で機械工学を教えておられた畑村洋太郎先生の言葉を思い出しました。

「失敗には、許される失敗と許されない失敗がある。
 許されるのは、新たなことにチャレンジした失敗。
 許されないのは、不作為の失敗。やるべきことをやらなかった失敗。」

 畑村先生につきましては、「失敗学のすすめ」の著者としてご存じの方も多いと思います。先生は常々「日本社会には、失敗を恐れ、失敗を恥じ、失敗を隠そうとし、失敗に学ばないという欠点がある」と主張されています。こうした問題意識があるため、講義において、最初はあえて学生に手本を示さずに課題を与え、挫折を経験させるそうです。すると学生の勉学に対する態度が変わり、習得した知識の応用も利くようになると述べられています。

 実習生の授業は、決して「上手い」とは言えないかもしれません。しかし、そこでの失敗を通して、きっと多くのことを学ぶはずです。その授業を受けている生徒諸君も然りではないでしょうか。懸命に伝えようとする実習生の姿を見て、何かを感じるはずです。
 他人の失敗を咎め批判することはたやすいことですが、その失敗をある程度受け止め、許容することができなければ、将来グローバルリーダー足ることは難しいでしょう。われわれ大人も、周囲の「失敗を許す」ことを心がけたいものですね。

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3年生 道徳の時間

 本日4限目に、3年生は全クラスで道徳の授業をおこないました。今回は、実習生のお二人にも授業をしてもらいました。

 ここでの主題は「自他の生命を尊重する」、そして教材は「カレンさんの思い」という内容でした。
 教材の概要を述べますと、アメリカ・ニュージャージー州の21歳になるカレンさんは、事故により「植物人間」となってしまい、日に日にやせ衰えていくばかり。娘の悲惨な姿に耐えきれなくなった両親は、医師に安楽死を願い出ます。しかし、医師はその申し出を断ります。その後、カレンさんは延命装置をつけて生き続けます…

 重いテーマです。しかし、現代社会において、避けて通ることはできない題材でもあります。生徒諸君は「しっかり考え」「積極的に発言」していました。彼らの意見を聞きながら、私自身もいろいろと考えさせられました。

 学習指導要領では、「道徳教育の目標」が以下のように述べられています。
「道徳教育の目標は,(中略)学校の教育活動全体を通じて,道徳的な心情,判断力,実践意欲と態度などの道徳性を養うこととする。」

 やや抽象的な表現で、分かりにくいかもしれませんね。そして、こう続いています。

「道徳の時間においては,以上の道徳教育の目標に基づき,(中略)道徳的価値及びそれに基づいた人間としての生き方についての自覚を深め,道徳的実践力を育成するものとする。」

 私は、この「実践力を育成」することこそが、学校では最も大切ではないか、と考えています。多様な価値観が混在する現代において、自らが「正しい」と信ずることを形にできる力を、本校の生徒諸君には培って欲しい、そう願っています。

 授業では、最後にこう問いかけます。
「人間として生きること」とはどのようなことでしょう? 

 3年生の保護者の皆さま。時にはご家庭で、こうした根源的な「問い」についても話題としていただければ、本当にうれしく思います。よろしくお願いします。

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昼食時の放送を拝見

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 今回は、2年生のお昼時を覗いてみました。

 ちょうど、教育実習生の方のインタビューを放送していました。本校放送部の生徒諸君が独自に企画して、3名おられる実習生の方々へ取材した内容を、毎日一人ずつ昼食時に各教室で放映しています。

 全員が熱心に視聴していたわけではありませんが(友達同士の大切な情報交換もありますから)、授業では直接交流しない実習生の方のお話を、こうして伺うことができることはすばらしいですね。

 自分たちの企画(発想・アイデア)を実現するには、こうした機材や施設は確かに必要です。しかし、「できないことの理由」に「〜が無いから」とか「〜は無理だから」と言ってしまった瞬間に、そのアイデアは実現不可能になってしまうのではないでしょうか。そうした点で、放送部の皆さんは本当によい取り組みをおこなっていますね。

 本校生徒諸君は、いろいろな面で確かに恵まれていると感じますが、その「環境」をどう活用するかは本人次第です。まず自分が動かなければ、周囲も動きません。
 無論「他人をあてにせず、しかし、周囲の支援を得る」ことの難しさは、われわれ大人も頭を悩ます点ではありますが…

高校 平成25年度東京フィールドワーク報告会に参加して

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 本日午後1時より、高校2年生による東京フィールドワーク報告会が開催され、休日にもかかわらず附属中学校の生徒が123名も参加してくれました。

 昨年度より附属中学校の研修旅行は国内に変更していますが、本格実施としては、来年2月に実施される3年生東京研修旅行が最初となります。行程も3泊4日を予定しており、プログラムも盛りだくさんとなっています。そこでの活動に対するイメージづくりとして、今回の発表会は最適な「お手本」です。

 今回、東京FWについて発表してくれた高校2年生諸君は、全員が附属中学校出身の内進生です。改めて一人ひとりの様子を見ていると「本当に成長したなあ、立派になったね」と感じます。中高一貫校に勤務している「至福の時」と言えます。

 今、目の前にいる中学生諸君も、数年の後にはこうして成長することを思えば、いろいろなことが「待てる、見守れる」と実感します。また、保護者の皆さまにも、そのことをお伝えしたいと強く思います。

 発表した高校生の言葉です。
「伝えたいこと。フィールドワークにあたっては、周囲から大人として扱ってもらうだけでは十分ではない。一人の大人としていくべし。」
 何と頼もしい!まさに「敢為」の精神です。中学生諸君、皆さんはすばらしい先輩方と学校生活を送っているのですよ。幸せなことですね。

音楽発表会に向けて

 本日から、7月3日(水)に実施されます「音楽発表会」の取り組みがはじまりました。

 下の写真は、3年生6限目の様子です。さすがは上級生ですね。練習も手慣れたものです。リーダーが中心となって、パート別に活動しています。発表会当日の合唱が本当に楽しみです。

 私は、本校に赴任して以来、「合唱コンクール」ではなく、あえて「音楽発表会」と銘打っていることが少し不思議で、その意味を自分なりに考えてみました。

「本来『音楽』は順位をつけて争うようなものではなく、心の安らぎであったり、困難に打ち勝つ勇気をもたらすものだろう。しかし、学級が一つにまとまり一体感を感じる取り組みにするには、ある程度明確な目標があった方がよく、そのための表彰かもしれない。
 その上で、開校当初の先生方は、音楽を楽しむ本質を忘れてほしくなかったので、このようなネーミングにされたのかもしれないなあ。」

 どうでしょう?以上は私の勝手な想像です。
 ただ、現代社会において、この「問い」は大変示唆に富んでいるように思います。人生において「勝ち続けること、常に一番でいる」ことは誰にでもできることではありません。しかし「生きる目標を追い続ける」ことは、おそらくすべての人に可能であり、そこでの順位はつけられないはずです。
 
 生徒諸君には、この活動を通じて「音楽を楽しむ」という本質を忘れることなく、クラス全体の一体感を高めることを「競い合う」ような音楽発表会にして欲しいですね。
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3年生 英語 インタビューテストです

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 今日は3年生の英語の授業を覗いてきました。

 ちょうど「インタービューテスト」をおこなっているところでした。写真にもあるように、一人ずつALT(外国人指導員)のオヘア・デビット先生に面談し、インタビュー形式で英語によるコミュニケーション力を高める取り組みです。

 あらかじめ準備をしているとはいえ、オヘア先生の質問に対して即座に英語で返答するのは、そう「簡単」なことではないよう思われます。誰の助けも借りずに果敢に挑む姿は、さすが3年生!と思いました。

 すべてに言えることですが、カリキュラムを設計する上で、一番難しいのは「課題設定」ではないでしょうか?

 簡単すぎては意欲がわかない、難しすぎては継続しない。クライアント(ここでは生徒諸君)の状況を見て取り、よい「塩梅」を模索しなければなりません。
 明確なゴール(目標)を示してやることは大切ですが、そこまで引きずっていくような指導は結局破綻します。われわれ大人が「子育て」において、いつも気にとめておかなければならないことですね。

 3年生諸君! グローバルリーダーを目指してがんばってください。

上海蘇州市から星港学校が来校されます

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 今月末の29、30日と上海蘇州市の星港学校が来校されます。

 現高校2年生の内進生は附属中学校での上海研修旅行で学校訪問し、大変お世話になりました。また、同じく高校2年生の外進生も海外研修でお伺いしました。

 残念ながら、現高校1年生の内進生からは、附属中学校での研修旅行は国内となり、直接の交流はおこなえていませんが、これまでに培ったものは大切にしていきたいですね。

 今回の学校訪問は、星港学校側のご都合で土日の休日となってしまいましたので、学校全体としての取り組みはできません。しかし、日本の伝統部や高校茶道部、ESSや有志の生徒諸君が参加して、日曜日の午前中に交流します。
 グローバルリーダーの育成を目指す本校としては、大変有意義なイベントになるのではないかと期待しています。交流の様子は、またご報告します。
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学校行事
3/5 1年演劇フェスティバル SC
3/7 高校中期選抜(定時制)
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