京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2020/03/27
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誰かにお世話になっている

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今年は例年より冬の訪れが早いのでしょうか。紅葉の色づきも急いでいます。また,11月でも朝の気温は10度を下回る日も多かったと思います。
地域・保護者の皆様はいかがお過ごしですか。風邪などひいておられませんか。平素は,本校教育進展に,ご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて,11月11日(土)に学習発表会を行いましたところ,早朝より多数のご来校を賜り誠にありがとうございました。各学年の発表に大きな拍手を頂き,子ども達には大きな満足感と,達成感を頂戴しました。
その中の6年生の発表において,「この学習発表会は卒業への節目です。」という言葉がありました。その言葉は彼らにとって大きな重みをもっていたと思います。自分たちで考えた「すべての方への感謝」ということを伝えたいと願っていました。子ども達のおもいは届いたでしょうか。お蔭様で参観頂いた方からは,たくさんのおほめを頂きました。子ども達の学習の成果を感じとって頂けたことが何よりです。
「すべての方に感謝」6年生の子ども達は,京北の自然,人,行事ということにスポットを当てて,発表しました。そして,最後に仲間への感謝として,得意のダンスと,歌を披露しました。最高学年として,京北第一小学校のリーダーとしての発表でした。感動しました。
この「感謝」ということに振り返ってみることは大切です。あまりにも,日頃が当たり前に流されて,このように「感謝について」立ち止ってみることはできていないことが多いのです。本当に自分たちは恵まれて,幸せで感謝することを忘れてしまっているのかも知れません。
学校の中のことを考えてみても,トイレはいつもきれいです。スリッパも履きやすいように並べられています。ゴミも誰かが捨てています。温かい給食も時間になれば作られています。プリントをなくしたら,別のプリントが用意されます。子ども達の発表の中では,いつも決まった時刻にバスが迎えてくれる。ドアがあいて運転手さんがあいさつしてくださる。交差点では京北交番のお巡りさんが安全を見守ってくださる。などなど,
すべてが当たり前になっているのかも知れません。でも,これらのことは当たり前ではありません。そのことに,子ども達は自分たちが恵まれていると,改めて,確認したのです。
このことは大人も考えてみる必要はあります。そして,感謝に気づいたら,自分から「ありがとう」の一言を出したいものです。そして,感謝の気持ちを表したいものです。
こんな記事がありました。エレベーターから降りるときに,誰かが「開」を押している。しかし,「お先に」とか,「すみません」「ありがとう」の言葉は少ない。せめて,会釈ぐらいは・・・。という内容でした。ちょっとした気遣いでほのぼのとした気持ちになります。
世知辛い世の中と言われますが,そう思ったら,自分から変えていきましょう。6年生の発表からこんなことを感じました。

基礎基本を大切に

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10月10日(火)より,後期が始まりました。運動会も終わり,次は11日(土)に行われます「学習発表会」に向けての活動に精出しております。残暑が厳しかった頃から比べると朝夕めっきり過ごしやすくなって参りました。地域・保護者の皆様はいかがお過ごしですか。平素は,本校教育進展に,ご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて,少し前の話になりますが,大相撲のことを話題にして,今の教育や子ども達のことを考えてみたいと思いました。このようなことを思ったのは,9月13日の新聞記事がきっかけです。9月10日(日)から,大相撲の秋場所が東京両国国技館で開催されました。本来なら,4人の横綱が顔をそろえ,彼ら達を中心に,優勝争いが行われ,白熱した取組でわくわくする,というのが事前でした。しかし,4人中3人の横綱が休場となりました。そのことで初日から,今までより関心の度合いは違っていました。それに加え,11日(月)に二人の力士がけがし,12日から休むことになったのです。そのことを受けての記事です。
相撲だけでなく,スポーツにはけがは付きものです。しかし,あまりにけがが多い。その原因を考えると,その一つに,「しこ」が十分できていないことがあげられるというのです。「しこ」は私のような素人でも,相撲の基礎基本で,それにしっかり時間をかけて体をつくることが強くなる近道と聞いたこともあります。それなら,なぜできないのか。力士は,東京での本場所以外は,地方に巡業に行きます。そこで「しこ」の出来にくい環境が見られるのだそうです。昔は,ちょっとした空き地に土俵を作り,そこで「しこ」を踏んで,それから稽古をしたと聞きます。今は,まず空き地がない,そして,相撲をする会場も「しこ」を踏むと,建物自体に良くないことが起こる,人気が出過ぎて防犯的なことからも自由に外出することも難しくなった,などなど,「しこ」が踏めなくなったのです。土の上で「しこ」をふむことで,相撲の基礎基本が育てられ強くなっていくのです。しかし,土の上で「しこ」が踏めなくなったことで,まず,下半身の強化に課題が見られてきた。そのいちばんがひざのけがが多いとのことです。
このことを,今の学校で考えてみると,基礎基本の定着に十分時間が取れているのか,子どもが嫌がったとしても,体力づくり(しっかり歩いたり,走ったり,運動したり)を進めているのか,大きなけがを恐れるあまり,すぐに大人が手を出してしまうことがないか,などを考えてしまいます。
能率よく,あまり時間をかけずに大きな成果(結果)を出したい,と考えるのはだれもが思うことですが,その前に毎日のこつこつと取り組む努力は必要です。「しこ」は強くなるためのこつこつとした努力なのです。その「しこ」までも出来にくくなったことを聞いて,今後の国技「相撲」についても心配しました。
「しこ」のことはあくまでも一例ですが,子育て・教育も一日で成果は上がりません。日々の努力や頑張りが大切です。しかし,頭でわかっていても,つい目先のことに追われてしまいがちです。
子ども達の将来を見通した取組が必要です。
学校は,今の子ども達を育てることはもちろんですが,将来,この国の主権者を育てることも重要なのです。自分の頭で何がよいかをしっかり考え,判断し,そしてそのような行動や態度ができるように努める。このことを家庭・地域・学校のそれぞれが分担し,よりよい実践を行っていかないとダメなのです。そのためにも,「自分だけがよかったら・・」「周りはほっておいても・・」などの考えはいかがなものでしょうか。

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