京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2020/03/27
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お知らせ

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28年度人事異動教職員をお知らせします。

子どもを知り,子どもに合わす

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 早いもので,2月も終わり。いくら今年はオリンピックの開催される「うるう年」といっても1日しか変わりません。明日から,3月。学校にとっては修了の時期を迎えます。今年度も子ども達は本校で小学校のそれぞれの学年に応じた学習や活動を経験しました。6年生は小学校の課程を修了し,卒業を迎えます。卒業・修了という区切りは,子ども達に新たなステップを与え,大きな成長の一歩になります。卒業・修了は,地域や保護者の皆様の喜びであり,学校にとっては感謝の賜物です。学校を常に支えていただいたことで,その日を味わうことが出来ます。
その卒業・修了を迎える前に,子ども達も教職員も今年度の振り返りを行います。この振り返りが次への大切なステップとなります。
学級では,2月に行われた学級PTAにおいて,今年一年の担任の学級経営や,子ども達の学びの成果・課題について話し合います。時には,厳しいご意見やご指摘をいただくこともあります。それを受けて,担任は次に生かします。
学校においては,全教職員で今年度の取組の反省を行います。それぞれの行事においては,その時々に振り返りはしていますが,部分的なことではなく,本校の学校教育全体としてどうであったか,そのことで学校教育目標達成に有効であったか,子ども達の生きる力に影響したかなどを点検します。今年度は教職員が大幅に代わりました。それぞれが,学校に子ども達にどのように貢献したかも自己点検していきます。
そして,子ども達は新しい学年に向けての抱負を持ちます。担任は進級する喜びと,責任感を味わわせるように支援します。
このようなことが毎年のように行われます。しかし,メンバーが代わっていくことで,同じ内容になることはありません。校長が同じであっても成果と課題は毎年変わります。
そして,その成果と課題は,「子どもを中心にしてものごとを考えているか」ということにつながっていかないといけません。

朝のラジオ番組でこんな話を聴きました。
ある落語家が,小学校に招かれて3年生の前で落語をした時の話でした。
3年生にとって,落語はそれほど親しみのあるものではありません。知らない子どもの方が多いです。その中で古典落語をします。まずは,落語とは,を紹介し,筋をかみ砕いて説明し,それから演じていきます。途中,大人ならここで受けると思っているところで全然受けない,代わりにいつもなら,というところで笑いが起こる。随分ちがう。・・・。そこで,この落語家は子どもの笑いを大切にし,子どもの表情を見ながら「落ち」にたどり着いたとのことです。もちろん大きな笑いと拍手というおみやげがありました。
私たちはこの話から何を学ぶのでしょう。私たちは研修で「子どもの実態を知ることが大切」と言われていますが,それを実践しているでしょうか。この落語家は,講演の依頼を受け,初めて出会った子ども達を満足させたのです。話術はもちろんですが,それだけでは,子どもは引き付けられません。出会ってから,すぐに子ども達を知ろうとしたのです。雰囲気や子ども達の表情から,どうすれば受けるかを感じたのです。
正しくこのことは,相手を診ていたのです。そして,自分が考える最良の方法で演じたのです。その結果,その会場は輝いた瞳がいっぱいの輝いた空間が出来ました。

この放送を聴いて,学校もそれぞれの学級もそんな空間がいっぱいできることを願いました。そして,その努力に向かうことを改めて決意しました。
来年度の課題を3月のホームページとします。1年間ありがとうございました。

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