京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/26
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学校教育目標:自ら考え判断し、自信をもって行動する子を育てる

修了式にて

 学校安全ボランティアの方々が,「最近の傾向として,子どもたちに「おはよう」と呼びかけると,「おはよう」と返事が返ってきて,挨拶ができるようになってきた」とおっしゃっています。今一歩,挨拶運動を進める必要があると考えていました。

 本校では,「思考力,判断力,表現力」の育成を目指し,「しっかりと話を聞くこと,既習の知識や技能を駆使し考えを書くこと,課題解決のために導いた結果や結論及び思考過程を説明しきること」を重視して授業を展開してまいりました。その成果が,全国学力,学習状況調査で,特に,算数科のB問題「活用に関する問題」では,京都府の平均値よりも,15〜16ポイントも上回りました。さらに,その確立を目指す必要があると考えていました。

 そこで,修了式では,以下のことをお願いとしてお話しました。
1)授業では,しっかりと聞く,聞いて考える,自分のおもいや考えをしっかりと話す
2)お世話になっている方々(地域の方々,学校安全ボランティアの方々,教職員など)に,自ら進んで,挨拶する

 子どもたちは,真剣に受け止めてくれている子どもが殆どでした。
 その後,学校安全ボランティアの方々に,京都市教育委員会教育長からの感謝状をお渡ししました。
 多くの子どもたちは,感謝の気持ちをもって,感謝状をお渡しする会に参加してくれていたと思います。
 本来,個人は自分で計画し判断し実行し自己評価し,一人で自立していかなければなりません。しかし,現実には,人々の支えがあって生きていけるのです。支えてくださる方々への「感謝の気持ち」を忘れないようにしてほしいものです。

 学校安全ボランティアの皆様に心よりお礼申しあげます。1年間,本当にありがとうございました。

第80回 卒業証書授与式の通し練習

 東日本大震災に見舞われた東北地方では,卒業証書授与式もままならない事態であることとお察し申しあげます。
 この大震災で,尊い命を犠牲にされた方々に,心より哀悼の意を表しますとともに,今現在,行方が確認されていない方々の無事を,心より願っております。

 18日の金曜日に,はじめての通し練習を行いましたが,子どもたちも,そのことを察しているようです。
 私も,はじめて参加しましたが,厳粛のなかに,スムーズに進行しました。
 素晴らしい卒業証書授与式になると確信しております。
 


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1平方キロメートルの広さ

 第4学年2組の子どもたちに,1平方キロメートルの大きさについて豊かな感覚をもち知識として実感して理解する学習を展開しました。

 1平方キロメートルの矩形に近いコースを散策しました。具体的には,以下のコースを歩きます。
1)百万遍を起点に,東大路通りを南下し,東山丸太町まで歩く。
2)東山丸太町から丸太町通りを東に向かって天王町まで歩く。
3)天王町から白川通りを北上し,白川今出川まで歩く。
4)白川今出川を西に向かって百万遍まで歩く。
 1)〜4)の周回コースを1周して,できた空間が,ほぼ1平方キロメートルといえます。このコースを歩くことで,そのなかの面積は,想像をはるかに超える大きさであることを実感したようです。

 子どもたちは,1列に並んで,黙々と歩き通しました。
 教科用図書だけで,1平方キロメートルの大きさを実感して理解し,感覚を豊かにすることはできません。
 今日の学習では,「歩き疲れた」という経験が,周囲の中にある空間の広さを実感させ,豊かな感覚として身に付くと考えています。

 また,4キロメートルを69分で歩き切りました。子どもたちは,「1キロメートルの歩く速さは,17分15秒」と驚いていました。
 子どもの足で,1キロメートルを歩く速さは,平均17分(第3学年の子ども)といわれています。
 子どもたちも,実感して理解できたし,高学年で学習する速度の学習に生きて働く学習活動でもありました。

 今日は,楽しい学習でした。
 いつまでも,担任の先生とともに,「1平方キロメートルの学習」の記憶が残っていてくれることを願っています。

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義援金を職員室まで届けていただき,感謝申しあげます

 東北地方太平洋沖地震により,犠牲になられた方々,安否の確認が取れない方々が2万人を超えると言う未曾有の事態となりました。
 ご冥福をお祈り申しあげますとともに,心より無事であることを願っております。

 本校でも,教職員は積極的に義援金を申し出てくれています。
 昨日,義捐金などのお願いの文面をお子達を通じて配布させていただいたところ,職員室に直接届けてくださった保護者の方々がおられました。厚くお礼申しあげます。
 もし,「義援金を」とお考えの方々がございましたら,お金のことですので,保護者の方々が直接届けていただければ幸いです。
 よろしくお願い申しあげます。

道徳の時間で

 昨日,人権教育に視点から,第4学年2組の道徳の時間の授業をもとに,京都市総合教育センター指導主事前田学先生をお迎えし,人権教育研修会を行いまいた。
 人権教育の4側面の視点から,授業を検証しました。
1)人権としての教育…すべての子どもに実質的な平等を保障する教育を推進する
2)人権を通じての教育…すべての子どもがかけがえのない存在として認め合える学習集団づくりを推進する
3)人権についての教育…人権について認識を深め,人権にかかわって主体的に行動できるように人権感覚など諸能力はぐくむ教育を推進する
4)人権のための教育…人権を守り,すべての人を尊重する生き方ができる子どもの育成を図る
 教師と子どもとの信頼関係のもとに,子どもの発言する意図を,聞き手の子どもがしっかりと受け止めている,すべての子どもに存在感があり,心の居場所が感じられていること,すべての子どもが,自分のおもいや考えを発言し,互いに伝え合うことができていること,人権に対する認識を育てる指導であることなどから,この学級の子どもたちは,人権感覚を豊かにし,素晴らしい学習集団を形成していると判断しました。

 授業も,子供同士が意見を繋いで,まさに,おもいや考えを膨らませるとともに,共感的理解を成し得ていました。集団思考を重視した授業設計も,目指す四錦教育そのものでした。
 1年間,真摯に,そして,地道に取り組んできた成果が出た授業でした。

 指導主事の前田先生からは,道徳の時間として,専門的な立場から,以下の内容について,丁寧に指導していただきました。
1)主題名と道徳的価値について
2)人権に対する認識を育てる道徳の時間の在り方
3)道徳の時間における知的葛藤の場の設定について
 道徳の時間の授業設計に新たな課題を見いだすことができました。
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珠算教室

 第4学年で,珠算を学習しています。第1時間目の学習に,早速,加法の計算があります。9.7+8.6という加法です。この場合,9+8では,9+10−2と考えて,十の位に1珠を入れて,一の位から1珠を2つとります。
 同様に考えると,0.7+0.6は,0.7+1.0−0.4とすればよいのですが,一の位に1珠が2つしかないので,0.7+1.0−0.5+0.1と珠をはじかなければなりません。このように,操作が,大変困難になってきます。
 しかし,第2学年の子どもたちは,珠算学習を9月から行っているので,いとも簡単に和を求めます。今,読み上げ算で,「願いましては,32円なり,99円なり,67円なり,99円なり,99円では」と早口で読み上げられ,子どもたちは,即答していきます。

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6年生を送る会について

 来週月曜日に,6年生を送る会があります。

 第1学年の子どもたちは,初めての経験です。今日,最後の練習に励んでいました。どの子どもたちも,口を大にして,しっかりと歌唱していましたし,大きな声で,お礼の言葉を言っていました。この1年間で大きく成長したものだと感心しています。

 月曜日の本番が楽しみです。

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放課後まなび教室 閉講式

 低学年の部は,14時40分から,わくわくルームで,高学年の部は,15時40分から,図書館で閉講式が行われました。
 まず,放課後まなび教室実行委員会々長の山田榮一様からご挨拶をいただきました。その後,校長の挨拶でした。
 挨拶のなかで,低学年部の子どもたちに,「まなび教室に来て,思ったことは?」と尋ねました。すると,「みんなと宿題ができて,楽しかったです」などの発言がありました。
 社会のルールとして,低学年部にも高学年部にも,以下のことを諭しました。
1)自ら挨拶をする。「こんにちは」「さようなら」
2)感謝の気持ちをもつ。教室が終わり,帰るときには「ありがとうございました」とお礼を言う。

 余談になりますが,規範意識が低下していると言われます。子どもたちの学校生活を振り返っても,挨拶,身の回りの整理整頓,学校のきまりを守る,清掃活動のなどの奉仕的活動への積極的な参加などが課題としてあげられます。
 だからこそ,子どもたちが取り組む教育活動のあらゆる場面で,注意を促しています。
 
 話を戻します。本校のこの教室の運営は,地域の方々,保護者OBの方々で,実質的に運営されています。アドバイザー,サポーターの皆様が願っておられることは,ただ一つです。
 「楽しいまなび教室でありたい」ということです。
 子どもたちが,安心,安全な場所で,まずは,自分の計画した学習を仕上げること,そして,余った時間を,他の人に迷惑がかからないように,楽しむというように活用してほしいと願っておられます。

 1年間,子どもたちを温かく見守り,支援してくださった実行委員会々長様をはじめ,アドバイザー,サポーターの皆様に心よりお礼申しあげます。本当にありがとうございました。
 次年度も,よろしくお願い申しあげます。

人権に対する認識を育てる指導に向けて

 第4学年2組で,今週の木曜日に,道徳の時間で,主題名「はげます心」を,読み物資料,資料名「よかったね とみお君」(「夢いっぱい」第1集)で行います。
 今までに,人権教育部で指導案検討会を行い,授業者も,熱心に聞き入れ,再三再四,手直しを行ってきました。

 道徳の時間で,読み物資料を活用する場合,次の2点を重視します。
1)道徳的価値を把握すること。
2)その価値について主体的に自覚すること。(価値について,とても嬉しく感じたり,よかったと実感したりした経験を振り返る)

 特に,1)では,読み物資料に登場する主人公や関係する人物の言動には様々な価値があります。今回の読み物資料には,思いやりの心,親切,勇気,友情,自律する心など様々な価値と出会います。
 指導者は,主題に迫るための価値は何かを明確にする必要があります。
 また,2)では,その価値について,肯定的な自己内評価をすることが大切です。
 道徳的価値を知るだけではなく,自分の生き方に,その価値を見出すことが道徳の時間なのです。
 今週の木曜日の授業が,とても楽しみです。

昨日,宮崎県都城市立安久小学校より学校訪問に来られる!

 本校の研究発表会に,「公務で,残念ながら来校できず,本校の算数科教育の理論と具体的な実践について学びたい」という大変強いお気持ちで,遠路はるばる宮崎県都城市から,昨日,お越しいただきました。
 その朝に飛行機で伊丹に,そして,本校に午後1時前に来校されました。そして,その日の夜の飛行機で,とんぼ返りされると聞き,申し訳ない気持ちになりました。

 私から,この3年間の研究理論および具体的な実践についてお話いたしました。

 研究発表会のときに作成した資料(CD)を差し上げ,その内容を紹介しました。

 「大変参考になる」と歓喜され,「自校の研究に大いに活かしたい」と述べられ,岐路に疲れました。

 CDの中には,本校で執筆した論文「言語力をはぐくむ算数科の授業設計の創造」,「算数科における習得,活用,探究とは」,「創造力を培う」,「視点の導入による発想の転換」や日本の教育の動向の内容が記されています。本校独自の推論を仕組む授業とともに,それらにも,とても興味をもたれたようです。

 貴校の研究に大いにご活用くださいませ。

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