京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/15
本日:count up1
昨日:89
総数:557895
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
学校教育目標:自ら考え判断し、自信をもって行動する子を育てる

朝会にて

 今日で,授業を終了し,明日から冬季休業に入ります。
 本校では,全校朝会で,体験したことを「伝える,説明する,考えやおもいを訴える」というねらいのもとで,弁論することを最終的な目標として,すべての学年が取り組んでいます。
 今日は,第1学年と第3学年が発表します。
 聞く姿勢もよくなってきました。異年齢の子どもたちは聞いた感想を述べ合います。感想に質が大変よくなってきました。
 自分の経験と比較して感じたことや考えたことを伝える子どもたちが着実に増えてきました。

画像1
画像2
画像3

途中の式の大切さ

 今日の授業のはじめは,昨日までに学習してきた成果を個々の子どもたちが問う時間としました。
 取り組む時間は10分間ですが,およそ2割の子どもたちは,すべての問題に到達できませんでしたので,後3分間延長しました。
 
 算数科では,観点別の評価としては,「算数への関心,意欲,態度」,「数学的な考え方」,「数量や図形についての技能」,「数量や図形についての知識,理解」の4観点あります。

 1時間の授業では,1観点か2観点で,授業のねらいの実現状況について,子ども一人一人を評価し,今日の学習で実現できない子どもがいたならば,明日の授業で,今日と明日のねらいが実現するように,担任は教材研究を重ねていきます。
 
 本時のこの時間は,「関心,意欲,態度」と「技能」及び「知識,理解」で評価しました。その観点に関わる自己評価もさせます。

 子どもたちの様子と学習プリント等を紹介します。

画像1
画像2
画像3

すくすくサロン交流会

 吉田社会福祉協議会の方々は,乳幼児の子どもたちをもつ保護者のために,毎月1回「すくすくサロン」を本校いこいの部屋で開いておられます。
 この「すくすくサロン」は,子育ての悩みなどの相談を受けたり,子育てについての情報交換をし合ったりして,悩み解消とゆったりした気分で過ごすための交流の場を広げることを目的とするものです。
 また,子育てを終えられた先輩の方々から,子育ての知恵を得る機会でもあるのです。
 
 本校では,3年前から第1学年の子どもたちと乳幼児との交流会を行ってきました。
 第1学年の子どもたちは,司会者がこの会を進行し,はじめの挨拶の子どもなど,それぞれにしっかりと役割をこなしていきました。

 次に,乳幼児に音楽の授業で学習してきた歌「手をたたきましょう」,「じゃんけん」を紹介しました。その後,色鉛筆で塗り絵を一緒にしました。
 まるで,お姉さん,お兄さんになったように,丁寧に関わって,乳幼児も第1学年の子どもたちも楽しいひとときを過ごしていました。
 子どもたちは,異年齢集団で遊んだり活動したりする経験がひと昔と比べて,非常に少なくなっています。このような異年齢の子どもたちとの交流を通して,人とのかかわり方を学び,親切な心や思いやりの心という道徳的実践力を確実にはぐくんでいくのです。

 このような交流会をともに企画し参画してくださる吉田社会福祉協議会の皆様に厚くお礼申しあげます。

画像1
画像2
画像3

形式的処理のよさ(算数科)

 算数科,数学科では,形式的処理をする知識及び技能を身に付けることとその処理のよさに気付くという関心,意欲,態度を養うことも重要な指導すべき事柄です。

 今日の算数科の授業(第4学年)では,「小数×整数の計算を,形式的な処理の仕方について既習事項を活用して考える」ことをねらいとして設計しました。

 本来,小数×整数の計算の仕方を,例えば,「0.3×2は,0.1が3×2(個分)だから,0.1が6個で0.6」というように根拠の基に理解することがねらいです。
 しかし,本校では,子どもたちの実態から,「形式的な処理の仕方を,既習事項を活用して考え表現し,積を導く」ことをねらいとして設計して授業を展開しました。

 どの子どもたちも,しっかりと考え表現し,ねらいを実現しました。子どもたちのノートが物語っています。後日,紹介します。

画像1
画像2
画像3

学び方を身に付けさせることが大切

 私たち教員は,45分の授業を,以下の事項に留意して展開しています。
1)本時のねらいを明確にする。
◎知識を身に付ける◎技能を身に付ける◎考える能力を伸ばす◎学ぶ意欲を喚起する
4つの中のいずれかを中心にして,ねらいを設定します。
2)導入場面での活動,中心場面での活動,終末場面での活動を明確にする。
3)そのために必要な教材を準備する。
4)ノートの記録の在り方を明確にする。
5)学習の振り返りを行う。
 しかし,子どもたちは,授業を受けてみなければ,どのような学習活動が展開されるのかが分かりません。

 私は,以下のように学習展開の仕方を,発達の段階に応じて,子どもたちに認識させる必要があると考えます。
ア)最初の5分間:本時のねらいを子どもとともに明確にする。
イ)その後の10分間:既習の事柄を明らかにして,自分自身で解決する。
ウ)さらに20分間:解決の方法の正誤,或いは,よりよい解決方法,或いは,規則性や性質の共有などのいずれかで集団で話し合う。
エ)最後の10分間:まとめを確認し合い,自己の振り返りをする。

 新学習指導要領の趣旨は,「生きる力」の育成であり,keywordは,「自ら」です。したがって,教師が指示などを出して,はじめて子どもが主体を発動させるという学習スタイルではなく,子ども自ら主体的に学習を展開するという学び方(授業の進め方)を身に付けさせることが重要なのです。

画像1
画像2
画像3

邦楽教室に,地域の先生方が

 第6学年の子どもたちに,地域の邦楽の先生方がお見えになり,第3,4校時に,尺八,琴,三味線での演奏を披露していただきました。

 毎年,第6学年の子どもたちのために,中川廣山先生を中心として,学習を展開していただいております。
 
 春の海では,子どもたちがレコーダで尺八の部分を,琴とともに合奏していました。また,今度は,リコーダのかわりに,同じ局を尺八と琴とで演奏していただき,違いについて考える学習もされていました。貴重な体験学習でした。
 
 中川先生をはじめ,本日,演奏していただきました先生方に厚くお礼申しあげます。

画像1
画像2
画像3

珠算学習に,某新聞社の取材が,…

 京都珠算振興会の中村先生,水間先生には,本当にボランティア(謝金)なしで,子どもの指導に来ていただいており,大変申し訳なく思っております。

 本日,某新聞社の社会記者の方が,取材にお見えになりました。

 学校では,通常,第2学年の学習内容は,かけ算では,九九のみです。また,1000を超える大きさ数は,1月下旬から2月上旬に指導します。
 しかし,珠算学習では,かけ算九九の5の段,2の段,3の段を学習しはじめるときに,2位数×1位数,3位数×1位数をします。

 今日は,その記者の方に,今,学習しているかけ算とソロバンを使用しない読み上げ暗算(「願いましては,13円なり,25円なり,27円なり,78円では」と口頭で出題され,脳裏で結果を出す)を紹介されました。
 あまりの子どもたちの反応や活動の様子に大変驚かれていました。

 ソロバン学習は,計算力が付くのは当たり前です。それ以上に大切な,以下の能力や態度などをはぐくみます。
1)目と指が一体化して,精神統一され,正しい姿勢ができる。
2)記憶力が付く。
3)直観力が付き,重要な思考力である推論する力が付く。
4)イメージ力が付く。
5)集中力が付く。
6)聞き逃さない態度が付く。

画像1
画像2
画像3

素晴らしい虹に,子どもの歓声が木霊する

 第6校時の第3学年の子どもが主役の素晴らしい研究授業が終わり,校長室に戻る途中のことです。

 「校長先生,虹です」,「あっ!虹の出る位置が変わっておる」,「カメラで撮ってください」などの歓喜の声。すぐに,撮りました。

 爽やかで,気持ちよい余韻が残る授業の後でしたので,尚更,美しく艶やかに私の目に映りました。
画像1
画像2
画像3

外国語活動(英語)校内研究授業から

 第3学年の外国語活動の研究授業でした。子どもと教師との信頼関係に支えられた授業でした。
 本校では,算数科の校内研究授業と同様に,「授業を問う4つの(算数科とは異なる)視点」を設け,授業を参観し,研究協議会で,議論を交わします。

 特に,私が懸念しておりますのは,視点の一つである「コミュニケーションが自然に行われるような場の設定と具体的な活動」を通して,おもいを聞き取ったり伝えたりする態度の育成をはじめ,以下のような課題があります。
1)コミュニケーションが自然に行われる姿とはどのような姿をいうのか。
2)単元の構成と1時間の学習の在り方を子どもが身に付けて,自ら活動する授業を成立させているのか。
3)外国語活動(英語)の授業における発音の指導は妥当であるのか。など

 しかし,教職員の熱い研究への情熱と協働体制で克服していけると期待しております。

画像1
画像2
画像3

「ふれあい集会」で,ねらうこととは,…

 今日の朝刊に,各新聞社は,一斉に学習到達度OECD調査の結果を報道しました。
 経済協力開発機構(OECD)は,昨日,7日に世界65カ国,地域の15歳の生徒約47万人が参加した2009年の学習到達度調査(PISA調査)の結果を公表しました。その結果の報道です。
 このPISA調査は,2000年から3年ごとに,行っています。世界で同じ問題を出題してその結果を,参加したそれぞれ国が,他国と比較しながら,学習到達度状況について分析し課題を明確にしていくための調査です。

 読解力,数学的リテラシー,科学的リテラシーなどの分野の能力を調査する問題で,基礎的基本的な知識や技能を活用して,思考し,判断し,表現して問題解決する能力や情報に対して,自己の考えを明確に表現する能力などの資質が問われるのです。

 その国際比較で,それぞれの結果の日本国の順位が掲載されていました。
 読解力が「15位から8位に」と見出し。しかし,最下位層の割合は,前回と変わらず,多く解消されたとはいえない状況といえます。

 読解力とは,「聞いて,読んで,話して,知って,考えて,書いて,まとめる」という総合的な能力であると勝手な解釈かもしれませんが,私はそのように考えています。

 ですから,読解力は国語科で育成するものではなく,各教科でも育成すべき能力ですから,同じことを繰り返して述べますが,「聞いて,読んで,話して,知って,考えて,書いて,まとめる」活動を推進するように,先生方に助言してきました。

 本日,第1,2校時に,全校集会「人権ふれあい集会」を実施しました。
 この集会のねらいは,人権に関わる問題に積極的に取り組み,人権意識を高めることとともに,私の言う読解力を育成することにあります。

 人権をテーマに,各学年が取り組んできたことを語る集会です。記述した文章やメモを読むのではありません。記述した文章を暗記して発表するのではありません。

 テーマについて「聞いて,読んで,話して,知って,考えて,書いて,まとめる」という活動を通して学習してきたことを整理して,自分の言葉で,全校の子どもたちに伝えるという集会です。
 この趣旨で「ふれあい集会」を実施したのは,実は,昨年度からです。
 「読解力の育成を目指す全校集会である」と自負しています。


画像1
画像2
画像3
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
学校行事
3/23 卒業式

学校だより

学校経営方針

学校評価

コミュニティスクール通信

80周年記念事業

京都市立第四錦林小学校
〒606-8307
京都市左京区吉田上阿達町15-2
TEL:075-771-0384
FAX:075-761-0004
E-mail: dai4kinrin-s@edu.city.kyoto.jp