京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/20
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学校教育目標:自ら考え判断し、自信をもって行動する子を育てる

研究発表会に向けて

 2月12日(金)の研究発表会の授業を公開する先生方が一同に会し,当日の授業における留意すべき事項を確認し合いました。
 「教師からの子どもへの問いかけ」,「研究に対する基本的な姿勢の問い直し」の場となり,真剣に,関係者からの助言等を聞き入っていました。
 教育界では,子どもの可能性を引き出すことが求められています。その多くは,問題を解決する学習活動を通して,教師が,個々のよさや可能性を見いだし伸ばしていきます。
 子ども一人一人が,問題を解決するためには,基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ,それらを活用して思考力・判断力・表現力等の能力を育成することが重要です。
 本校では,その思考力・判断力・表現力の育成を目指す授業を進めています。
 全学年において,子どもに論理的に考えさせる授業を公開します。その最後の打合せ,先生方の表情は真剣そのものです。
 2月12日(金)が楽しみです。

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珠算の価値と次年度への導入に向けて

 昨日,京都珠算振興会の副会長のお二人と京都産業大学人間環境学部の先生が,本校に来られました。前任校では,7年前から珠算に毎週土曜日に取り組み,4年前からは,授業に位置付けて,第1学年から第6学年までの全学年で,年間10時間〜15時間程度実施してまいりました。
 以前から,私は,次のような持論をもっております。
「教育活動を通して,はぐくむべき心情や能力は,教科への関心や意欲の喚起と態度の形成,論理的な思考力である。それらを培うためには,知識及び技能を習得することにある。
 特に,系統性の強い教科である算数科,数学科では,知識及び技能なくして,心情や能力を育成することはできない。具体的には,計算の意味が理解でき,計算する技能が確実に身に付いてこそ,思考活動に没頭でき,日常生活の様々な事象について,数理的(数学的)に処理する能力がはぐくまれるのである」
 小学校では,整数の範囲における四則(加減乗除)計算は第4学年で完了します。教科用図書では,十進位取り記数法(一の位,十の位,…と0〜9の数字で,有理数(整数,小数,分数)の範囲におけるすべての大きさを数で表す方法)を基に,計算の体系がなされています。しかし,すべての子どもたちが計算力を確実に身に付けさせるまでには,幾つかの課題があります。
 珠算は,5,2進法を活用し,独特の計算の体系がなされています。小学生では,第3,4学年の2年間で,珠算の基本的な操作と計算の仕方を各時間程度で指導することになりますが,計算力は,確実に身に付くのです。
 珠算を行うことで,もっと,大きな効果があります。それは,子どもたちに,学習意欲,追究力,集中力が身に付くとともに,自学習慣が確立し,脳の活性化が図れるのです。
 本校でも,次年度から是非に取り組みたい学習です。今,次年度の教育計画を完成させましたが,珠算をどうするかを前向きに検討中です。

慶応義塾大学大学院 特別研究教員の先生が来校!(小大連携)

 第5学年の音楽の時間に,コンピュータを活用して,曲想についての基本認識をはぐくむ授業に参加していただきました。具体的には,曲想についての認識を深めることと,楽しいクイズを導入し,短調と長調との旋律から受ける感性を振り返る学習でした。
 音楽の時間だから,斉唱したり合奏したりするだけではなく,音楽の基本的な知識を,自ら,コンピュータを活用して身に付けるという学習です。
 子どもたちの学習活動を,慶応義塾大学の先生はどのように受け止められたか,後ほど聞きたいです。
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100を超える数を扱う授業づくり(第1学年)

 第1学年では,100までの数を読んだり,書いたりすることができることと,順序数としての意味や数の相対的な大きさについて学習します。取り扱う数の範囲は,国(学習指導要領)の基準として,120程度までとします。
 本校では,子どもの実態から,130,140,150と数の範囲を拡張して学習組織しました。子どもたちは,類推的な考え方を伸ばしているので,「120は100が1つと10が2つ合わせた数」を根拠に,130,140,150と数を拡張しても,「130は100が1つと10が3つで130」等と表現することができました。数の大きさについての感覚を豊かにさせる授業でした。

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第3回近畿「子どもの水辺」交流会in kyotoにて(第3学年)

 1月23日(土)に,第3学年の子どもたちは,京都テルサで,上記の交流学習に参加しました。詳細は,教頭日記に記されていますので,ご一読ください。
 第3学年で取り組んだ総合的な学習の時間で,環境をテーマに,身近な鴨川を素材に,人々の暮らし,生物の環境等の関わりやビオトープとの環境の違いなど問題解決的な学習の成果を発表したり,近畿の他校との情報交換をしたりしました。
 私は,第2部で,子どもたちが,「聞き手」を意識しながら,調べた事実や考えを伝えようと努力したことを評価したいと思います。ペーパーに記述したことを読むのではなく,相手の視線を受け止めながら,しっかりと伝える意思を感じました。本当に,頑張ったと思います。京都府の副知事もお見えでした。本校の8分間の実践発表を聞かれていたので,「みんな,第3学年の子どもたちですよ」とお伝えしたところ,「凄いですね」と驚嘆されていました。
 両担任がこの学習で,身に付けさせたい能力(問題解決能力,課題設定力,追究心,学習意欲,思考力・判断力・表現力)を設定し,総合的な学習の時間だけではなく,日々の各教科の授業で,しっかりと指導計画を立て,45分の時間の重みを感じながら,実践してきたからこそと確信します。校長として,誇りに思います。
 子どもに様々な能力を育成させるのが,プロの先生です。年齢は,関係ありません。常に,校内の研究会で学んだ事項や内容を,日々の授業で実践するかなのです。
教師の強引な指導は,「知識,技能」を与えることはできますが,「問題解決力,思考力,判断力,表現力」などの能力を育てることはできません。
 真のプロの先生とは,老若男女を問わず「子ども自ら学習を進める学習集団づくり,子どもが自信をもって学習する授業づくり」ができる先生です。

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発展的な学習を組織して

 第2学年の学習内容は,箱作りの学習で,取り上げる立体は,直方体や立方体としていますが,現実にある某会社の菓子の箱には,六角柱の箱等,見慣れています。ですから,考察する立体の対象を,三角柱,四角柱,五角柱,六角柱とし,図形についての概念を深める学習を展開しました。どの子どもたちも,しっかりと自分の考えをワークシートに表現し,考えをまとめ,帰納的な考え方で,あるきまりを導きました。

 担任の校内研究で学んだ事項を,日々の学習に,しっかりと実践し,地道な指導の積み重ねによって,ここまで内容の深い学習ができるのです。素晴らしい担任の教師としてのプロ意識に頭が下がるとともに,全国の先生方が参観されても,その指導力,授業力を認めていただけるように,さらに,授業のセンスを磨くように指導していかなければと決意を新たにしました。
 本当に,素晴らしい授業でした。

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電卓の活用

 今日は,第3学年で,電卓を用いて,3位数×2位数の筆算の仕方を考える授業を展開しました。この学習では,結果の見通しを立てること,解決の見通しをもち,筆算の計算の仕方を考える授業を展開しました。今日は,計算の仕方を考え,自ら導いた結果の正誤を検証するために,電卓を用いた授業を構成しました。
 子どもたちは,落ち着いた雰囲気,温かい雰囲気の中にも,ともに自ら切磋琢磨する態度が確実に定着していることを実感しました。
日々の授業,毎日の積み上げですね。第2学年の授業も,大変素晴らしいものでした。

※電卓の使用については,「第5学年以降において,適宜用いるようにすること」と学習指導要領の「各学年にわたる内容の取扱いと指導上の留意点」に示されているが,子どもたちが,自ら筆算の仕方を考える時間を十分に保障するためには,電卓を用いることには,負担過重にならないように配慮して,用いることを推奨したいと考えています。


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校内ランを活用し,研究発表会に向けての指導案検討会を行う

 来る2月21日(金)の研究発表会で,「授業を問う」と題し,公開する授業の指導案を,全教職員で,協議しました。
 今回の授業では,「論理的に考える」能力を育てるために,本校独自の授業システムを確立させ,実践してきたことを公開します。
 そして,もう一つの特徴があります。
 平成15年12月に現行の学習指導要領が一部改正され,「第1章 総則 第2 内容等の取扱いに関する共通的事項 2」が以下のように改正されました。
 「…略…第2章以下に示す内容の取扱いのうち内容の範囲や程度等を示す事項は,すべての児童に対して指導するものとする内容の範囲や程度等を示したものであり,学校において特に必要がある場合には,この事項に関わらず指導することができる…略…」
 つまり,学習指導要領に示す目標及び内容は,誰もが身に付けるべき学力であり,児童の実態に応じて,内容を発展させたり,拡げたり,深めたりすることができることが法的に認められたのです。
 本校は,児童の負担過重とならないように,この点も十分に検討して,教材化を推進しました。
 例えば,第1学年では,大きな数の範囲を120程度としますが,本校の実態から,140,150さらには,250や500までも取り扱うことを目指します。
 他学年の場合も,同様です。
 さらに,表現力の育成の視点から,対話的思考,集団思考の場を,積極的に取り入れた授業を展開します。これらの観点で,公開授業の指導案を厳しく検討しました。
 研究発表会に向けて,個々が協働体制のなかで,頑張っております。是非,当日のご参加をお願い申しあげます。

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京都大学との小大連携,これからが本格実施!

 京都大学大学院情報学研究科の教授の先生をはじめ,研究員の方々が,この暮れ,正月明けと,本校のコンピュータ室に,情報ソフトシステムの導入に,関わってくださいました。お陰をもちまして,今日,そのシステムを活用した総合的な学習の時間を,第4学年で初めて行うことができました。
 これまでに環境をテーマとした学習で,様々な視点で記述してきた事柄を,この情報ソフトシステムに,記録していくのです。事実だけではなく,考えも,自己評価も,参考資料,インターネットで検索した内容,実験内容等々,全て記録していきます。
 今日は,大学教授の先生以下研究員の方々が,子どもたちの学習に直接関わってくださり,丁寧に,助言をしてくださいました。
 子どもたちは,ローマ字入力で,自分のファイルに,記録を全て,保存していきます。
 このシステムを,総合的な学習の時間のみならず,次年度から,高学年の理科の学習でも活用し,問題解決能力の向上を目指します。
 子どもたちの一人一人の学習の足跡がしっかりと残る本当に,素晴らしい価値あるシステムです。
 本校で,京都大学大学院情報学科の先生方の多大なるご協力を得て,本日,この日を迎えることができ,大学教授の先生をはじめ,研究員の先生方に,心より,厚くお礼申しあげます。本当にありがとうございます。今後とも,よろしくご指導のほどをお願い申しあげます。

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慶応大学との連携,音楽科,図画工作科で実施!

 第6学年の音楽の時間に,コンピュータ室で,慶応大学との連携で,次のようなシステムを導入し,実際に,授業を行いました。
 例えば,楽しい感じの曲について知りたいとすれば,「楽しい」と入力することによって,楽しい感じが伝わったりイメージしたりすることができる多くの曲の名前が画面に表れます。
 子どもたちは,選曲して,その曲を鑑賞するのです。しかし,本当に,楽しいと感じるか否かは,自分の感性です。ですから,コンピュータが提示した曲が全て楽しいとはいい切れません。コンピュータを活用しても,最終的には,自分の判断で,決めることが重要です。そのような楽しい1時間の授業でした。これから,図画工作にも取り組んでいきます。




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