最新更新日:2024/05/21 | |
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四錦小 研究発表会 PART1 全体会
2月12日(金)、本校の研究発表会に、朝早くから,650人を超える参会者が,北は北海道,南は熊本県,宮崎県からお越しいただきました。
午前中は,文部科学省初等中等教育局教科調査官,国立教育政策研究所研究開発センター教育課程調査官の笠井健一先生と日本数学教育学会々長,帝京大学文学部教育学科准教授清水静海先生のご講演がありました。 これから目指す教育は,「生きる力」をより一層はぐくむことにあり,確かな学力と豊かな心,健やかな体をバランスよく培うことにあり,そのための教育の在り方について,具体的な実践事例をまじえて,お話していただきました。 特に,平成18年に教育基本法が改正され,平成19年に学校教育法が一部改正され,平成20年の3月に新学習指導要領が告示され,3層の法令が構造的にまとまりを示すことなり,生涯にわたって,教育のなすべきことは,基礎的な知識及び技能を習得させるとともに,課題の解決に必要な「思考力,判断力,表現力」を育成し,主体的に学ぶ態度を形成することにあると力説されました。 また,算数科においては,「思考力,表現力」の育成を図るとともに,授業においては,子どもの学習する活動を重視して,1時間の授業のねらいとそれが実現する姿を教師がしっかりと計画し,実践し,評価することを力説されました。 本校の目指す教育は,その方向にしっかりと向かっていると確信しながら拝聴しました。 遠路はるばるお越しいただいた参会者の皆様に、厚くお礼申しあげます。 研究協議会或いはアンケートでいただいたご意見を十分に考慮して、子どもの健全な育成に反映させていきます。本当にありがとうございました。 早速、Eメールにて、お礼の言葉を何件もいただき、次年度も、都合が付く限り参加すると言う心温まるお言葉もいただきました。厚くお礼申しあげます。 各学年での、授業の様子については、後日、一つ一つご紹介させていただきます。 まずは、お礼まで。 元気に活動
第4学年1組の子どもたちは,全員,体操服で体育の授業をしています。誰一人,ジャンバーを着て運動をする子どもはいません。しっかりとルールをみんなで守り,けじめを付ける集団,これぞ,私たちが目指す学習集団です。
給食を終えて,昼休みの運動場の人口密度は非常に高いです。 大縄跳びをみんなでする学年,ドッヂボールで楽しむ学年,バスケットボールで,1年生の子どもたちと楽しむ高学年,総合遊具で汗をかく学年,それぞれに,夢中になって,友だちと汗を流して遊ぶ姿は素晴らしいと感動します。 時間を,空間を,共生することを,同時に共有し合うと実感したときに,集団の一員としての自己の存在感,共存の仲間意識を強く感じる瞬間なのです。そう感じている子どもの表情には,確かな輝きが見られます。 子どもは,素晴らしい。私たちは,子どもからオーラをいっぱい受けています。 大きな声で
第4学年2組の子どもたちが,今日も,体育館で授業をしました。
副教頭先生,教務主任の先生の指導で,心地よい緊張感の中で,個々の自己表現が,学習集団に共感的理解し合う快感を味わっていました。 2月12日(金),研究発表会で,学校を代表して,本校の特色ある学習活動の様子をしっかりと披露するために,頑張ってくれています。 全国から集まる600人以上の先生方に向けて,子どもたちの頑張る意気込み,その意志を強く感じた5校時の体育館での授業でした。 楽しい会食
給食時間のある学級の様子です。学校給食は,単に昼食として給食を食べるだけではなく,学級の友だちと楽しく会食することに意味があります。給食の時間では,生活班の友達と食べながら,自分の興味ある事柄や日常の出来事などを話したり聞いたりして,そのグループ内で楽しいひとときを過ごすのです。
今日の給食は,大豆と鶏肉のトマト煮,野菜のホットマリネ,味付けコッペパン,林檎と牛乳です。第3学年の子どもたちに聞きました。 「嫌いなおかずはありますか?」 すべての子どもたちは,「ありません」と答えてくれました。また,食事のマナーも,しっかりと身に付ける指導をする学年主任の先生,楽しい雰囲気づくりをつくるもう一人の担任の先生,ご苦労様です。 先生は,子どもの個性をしっかりと把握して,生活班や学習班を定期的に編成し直します。子どもたちが,これから様々な人と出会い,より多くの集団に入り,様々な葛藤や苦悩を経験する中で,社会性を身に付けた人格が形成されていきます。 給食の時間も,大切な出会いの時間なのです。 算数科「はこの形をしらべよう」方眼紙を使って実際に箱を作ったり,竹ひごと粘土を使ってはこの形をかたどったりする活動を通して,はこの面・頂点・辺に目を向けて特徴をとらえることができました。 「みんなの水辺」まとめたよ小鳥などを飛び出るようしたり,模型を作ったりして工夫するなど,まとめ方もいろいろでみているだけでも楽しく感じられるものもありました。 「みんなの水辺」交流会交流会では,2人組となって自分が調べてきたことを相手に発表をしました。相手に分かりやすく,話の中心を考えて発表し合うことをめあてに伝えあいました。自分が作ったものを用いてわかりやすく発表している姿も見られました。 最後には,代表の子どもがみんなの前で自分の調べてきたことを話しかけるように発表する姿が見られました。 これからも,身近な鴨川を大切にしていきたいですね。 鴨川で野鳥観察
3・4時間目に西台先生のご指導のもと,野鳥観察を行いました。
コガモ,アイガモ,マガモ,オカヨシガモなどそれぞれの特徴を知ると, 次々に飛んでくるカモを見分け,口々にカモの名前をいっていました。 サギも,ダイサギ,コサギ,アオサギ…とくちばしの色の違いから 見分けることができるようになっていました。 改めて観察に行くと,鴨川には想像以上にたくさんの種類の野鳥が 生息していることが分かりました。 海を越えて,心をつなぐ
今日,午後4時30分に,「日英学校間交流学習」説明会に,指導教諭とともに参加しました。
本校は,京都市教育委員会のご支援のお陰で,京都市において,ブリティッシュ・カウンシル(英国の公的な国際文化交流機関)による「日英学校間交流学習」の学校として,次年度から活動していくことができるようになりました。 日本と英国との様々な機関や団体と協力しながら,教育,英語学習,科学,算数や数学,芸術などの幅広い分野で,英国ウォーリック州の学校と文化の交流活動を実施してまいります。従来の限られた回数による交流とは異なり,継続して交流をする点にあります。 子どもたちの学習成果を,英国に発信し,互いの国のよき伝統や生活習慣を知ることを通して,心をつなぐことが主たるねらいです。 教科学習での記録や手紙,作品などを送ったり,授業の様子や日常学校生活の様子をビデオに収録したりして,日本の文化を再認識するとともに,英国の文化に触れて,親しむなどのグローバルな視点で取り組み,国際感覚を磨くとともに,常に,交流する英国のお友達を意識して活動するよいう取組です。 国語科の作文指導でも,読み手を意識して書く能力を育てることが重要であるといわれているように,自分たちの活動の目的をより一層明確にしたり,活動の様子をどのように相手に伝えるかを考えたりする能力が要求されます。 そして,この取組が,グローバル社会への第一歩を踏み出す契機となることを願っています。さて,具体的に,どの学年で行うかは,珠算の取組と同様,発達の段階に応じて,十分に検討して実践していきます。 おみせやさんごっこをしよう
国語科で「ものの名まえ」という教材があります。ものには「くだもの」「さかな」といった「ひとまとめにした名まえ」と「りんご」「バナナ」「あじ」「さば」「たい」といった「ひとつひとつを表す名まえ」があるということを学習しました。
今回,その学習をふまえてグループでお店屋さんをつくり,そこで売られている品物を考えることを通して身近に「ひとまとめにした名まえ」と「ひとつひとつを表す名まえ」をとらえる学習をしました。「パン屋さん」には「クロワッサン・サンドイッチ・メロンパン・バターうずまきパン(給食で人気のあるパンですね)などなど」があり,「ケーキ屋さん」には「ショートケーキ・抹茶ケーキ・ロールケーキ・チーズケーキ・お誕生日ケーキなどなど」。他にも「おかしやさん」「文房具屋さん」「スポーツ用品屋さん」「おもちゃやさん」などがありそれぞれ商品をつくることができていました。 こうした活動を通して,ことばへの豊かな感性が育ってくれればと思っています。 |
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