最新更新日:2024/04/26 | |
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いっしょに本を読もう「共読のすすめ」
<休校中の過ごし方について,参考になれば幸いです。>
子どもたちがどんな本を読んでいるか,ご存じですか? 就学前や低学年では,「読み聞かせ」の機会を大切にされていることが多く,本のおもしろさや本の世界観を,親子で共有する機会が多いものです。しかし,中学年から高学年にかけて,子どもが読む本の文字数が増加し,短時間で読み切れるものが少なくなるなどの理由から「読み聞かせ」の機会は減りがちです。その結果,大人が子どもの本から少しずつ遠ざかり,結果として,「子どもがどんな本を読んでいるか」を知らないというケースがよくあるものです。 本好きな子どもにするために「大人と子どもが共通の本のおもしろさや世界観を共有すること」がよい効果をもたらすと言われています。 (平成16年度に,京都市の小・中学校の児童生徒,保護者を対象にしたアンケート調査結果(4000人分のデータ)の分析結果より提言されている内容です。) ぜひ,お子さんが読んでいる本を手にとって読んでみてください。 そして読後に具体的な感想を添えながら「おもしろかったよ。」と子どもに本を返してみてください。共通の話題作りにつながるとともに,子ども自身が“認められた”という意識をはぐくむことにつながるでしょう。 「子どもの本を,大人がいっしょに本を読む経験」をぜひ増やしていただければと思います。 |
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