２２日（金）卒業証書授与式

凛とした厳粛な雰囲気の中で、令和５年度卒業証書授与式を挙行することができました。卒業生の皆さんの益々のご活躍をお祈りしています。おめでとうございます。

２２日（金）卒業証書授与式

花道を通って、卒業生が退場していきます。
おめでとうございます。

２２日（金）卒業証書授与式

式終了後、PTA様から学校に花束を頂戴しました。代表で6年生担任が受け取りました。

卒業生が、退場していきます。

２２日（金）卒業証書授与式

式辞
　優しく柔らかな日差しとともに、校庭の桜の蕾が膨らみ始めました。春の息吹が感じられるこの良き日に、卒業証書授与式が挙行できますことを、深く御礼申し上げます。
　市原野小学校を巣立つ四十五名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
　十月の運動会では、フラッグを使った息の合った演技を披露してくれました。十一月の市原野フェスタでは、「カントリーロード」「時を越えて」の合唱と、「ノンストップクラシックメドレー」の合奏を披露してくれました。防災をテーマに取り組んできた総合的な学習の時間では、災害が起こる仕組みを調べたり、地域や京都市の防災に対する備えを調べたりする探究活動に取り組む中で、命の尊さについて深く学ぶことができたのではないかと思います。皆さんの歩んできた道を振り返るなかで、今、真っ直ぐに前を見据え、新たな一歩を踏み出そうとする凛々しい姿に、改めて六年間の確かな成長を見る思いが致します。
　さて、皆さんは、四月からは中学生になり、新しい第一歩を踏み出します。それぞれの道で、立派に活躍してくれることと思いますが、小学校卒業にあたり、夢を叶えるために大切にしてほしいことについてお話をします。
　この一年、スポーツ界では、日本の選手が歴史的な活躍を見せ、日本中に感動を巻き起こしました。プロ野球では、阪神タイガースが圧倒的強さで十八年ぶりのリーグ優勝を飾り、岡田監督の「アレ」の実現となり、その後、三十八年ぶりの日本一の栄冠に輝きました。他にも、パリオリンピック出場を決めたバレーボールやバスケットボールの日本代表の熱戦や、ワールドカップで熱い戦いを見せたラグビーも心に残っています。また、およそ一年前にはなりますが、野球のワールド・ベースボール・クラシックで、日本が十四年ぶり三度目の優勝を果たしたことが記憶に残っているのではないでしょうか。試合前にロッカールームで大谷翔平投手がチームメイトに「憧れるのをやめましょう」「今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」と力強い言葉をかけていたことがニュースで取り上げられていました。目標であった世界一の奪還という目標を実現し、夢の大舞台で最後まであきらめることなく立ち向かった代表選手のすばらしいプレーの数々と力強い姿に、胸を熱くしていた人も多かったと思います。まさに「いっしょうけんめいはかっこいい」姿に私たちは多くの感動をもらいました。
　表彰台に届かずとも、鍛錬を重ねて競技に挑んだ姿は、多くの人の心をうち、熱狂と興奮をもたらします。選手たちが紡いできた数々のプレーや物語の影には、けがやプレッシャーとの闘いと、一丸となって鍛え続けた成果などがあることと思いますが、自分の夢や理想にひたむきに向かう姿があったからこそ、すばらしいプレーや記録が生まれ続けるのだと思います。
　夢を叶えてきた人は、スポーツの世界をはじめ、たくさんおられます。私もこれまでの人生で、夢をかなえてきた大人の人や、かつて生徒だった人と出会うことがあります。その方々のお話を聞いていると、共通する姿があるのです。
　そこには、最後まであきらめずに、夢を思い続けることに加え、「こつこつ」努力し続ける姿、チャレンジをし続ける姿があります。また、友達や仲間、支えてくれる人たちに対して、「パチパチ」と拍手をする気持ちで感謝をしたり、互いを「かけがえのない存在」として認め合ったりしている姿があります。さらに、自分の健康や「命」、仲間の「生き方」「心」を大切にして、「にこにこ」とたくましく活躍する姿があります。
　自分の夢を叶えるために、夢を思い続けること、そして「こつこつ」「パチパチ」「にこにこ」の三つの言葉にこめられた意味を大切にして、ますます活躍してくれることを願っています。
　もう一つ、皆さんが、ここまで大きく育つことができたのは、皆さんの良き理解者であり、今日まで支えてくださった家族の存在があったことを忘れてはなりません。人に感謝する心をもつことは、人として美しい心の持ち主といえるでしょう。感謝の気持ちをきちんと言葉で伝えてください。
　また、この地域は、子どもたちや市原野小学校のために力を貸してくださる素晴らしい地域です。皆さんが大人になって、ふるさとである、この地域のために力を尽くすことでも感謝の気持ちを表すことができると思います。期待をしています。
　最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご卒業、おめでとうございます。今日ここに成長の一つの節目を迎えられたお子様の晴れの姿をまのあたりにされ、お慶びもひとしおかと存じます。これから、多感な中学生時代を迎え、成長の上からも最も難しい時期に入ります。楽しみも多い反面、心を悩まされることも多いかと存じますが、これからも温かく、そして時には厳しく子どもたちの成長を見守っていただきますよう、お願い申し上げます。本日は誠におめでとうございます。
　高いところからではございますが、御来賓の皆様方へ一言お礼を申し上げます。本日はご多忙にも関わりませず、卒業式にご臨席賜りましたこと、厚くお礼申し上げます。お陰さまで、卒業式を厳粛な中で執り行うことができました。巣立っていく卒業生を、これからも温かく見守っていただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、卒業生の皆さん、歴史と伝統のある、この市原野小学校で学んだことに、誇りと自信をもち、大きな夢と、希望をいだいて、力強く巣立っていってください。
　これをもちまして、私の式辞と致します。
令和六年三月二十二日　
　　　　　　　　　　　　　　　京都市立市原野小学校　校長　西田　晋

２２日（金）卒業証書授与式

証書授与の様子です。
壇上から降りて、PTA様から寄贈頂いた証書ホルダーに証書をいれています。

２２日（金）卒業証書授与式

卒業生が入場してきました。

２２日（金）卒業証書授与式

良いお天気になりました。

２２日（金）卒業証書授与式を挙行します

２２日（金）令和5年度卒業証書授与式を挙行します。
４５名の卒業生が本校を巣立ちます。ご臨席のみなさまにおかれましては、卒業生の輝かしい門出を祝福するとともにお気をつけてご来校いただきますよう、よろしくお願いします。

９時２０分〜　受付　6年生児童は教室へ
　　　　　　　　　　保護者の皆様は会場へ
９時５５分には、児童が入場し、１０時開式となります。
会場には下靴のままお入りください。
なお、換気の関係で、会場内は冷え込むことが予想されます。時間は1時間を予定しておりますのでご留意ください。

ご来賓の皆様は、9時20分までに、
北側特別棟　静市学習情報センターにお越しください。

２１日（木）学校の様子

卒業証書授与式　
式場準備ができました。

２１日（木）給食の様子

6年生と先生方とで、バスケットボールを楽しみました。