京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/10
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3月 〜春の訪れ〜

 校庭の木々のつぼみが膨らんできました。どんな状況でも季節はめぐってきます。別れと出会い,春はもうすぐそこまで来ています。

 先日,入学説明会が行われました。ご参加いただきました保護者の皆様,ありがとうございました。入学するにあたって,特に初めてのお子様の場合,いろいろ不安もお有りかと思いますが,入学説明会が少しでもお役に立てたようであれば幸いです。

 先日,ある学校の研究協議会の講演を聞いたときに,講師の方が,次のようなことをおっしゃっていました。

                
               子ども

     無生物も生物も「ある(存在)」ことが大切ですが,
     生物は「なる(成長)力」をもっています
     特に子どもがそうです

     子どもは なるだけでなく
     「する力」をもっています

     ぼんやりとなるのではなく
     「なりたい」という思いや願いをもって
     じぶんですることによって
     なっていくことができます
                   (子ども観:嶋野道弘 引用)

 私たち教職員は,教育活動の中で子どもたちが確かに変わってきたと実感できた時,喜びと手ごたえを感じます。子どもの存在自体が私たち大人にとってうれしいことですが,子どもがもともともっている力をどうやって使えるようにしていくか,そこが教育をしていくうえで大切なことだと思います。子どもが自分の手持ちの力を使った結果,もっと力がつき,それがプラスの感情となって,さらなる次の行動を誘います。その様子を身近に感じることができる私たち教職員はとても幸せだと感じています。 
 
 4月から大切なお子達を6年間,全教職員が力を合わせお預かりさせていただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。

 なお,お子達をはじめ,保護者の皆様に,学校生活について知っていただくために,本校HPに入学にあたって関連することをアップしておりますので,そちらもご覧いただけるとありがたいです。

                 室町小学校 校長 稲葉章江
 


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小さな巨匠展

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 2月4日(木)〜7日(日)まで,京都市美術館別館で「小さな巨匠展」が行われました。小さな巨匠展は,京都市立小・中学校の育成学級の児童。生徒の作品を一堂に集め,学習成果の発表の一環として展示する合同作品展です。今年度は,コロナ禍で学校からの鑑賞・見学はできませんでしたが,いつもと変わりなく一生懸命作品制作に取り掛かかっていました。

 展示された作品を見ていると,どの作品も工夫されていて,子どもたちの思いが伸び伸びと表現されていると感じました。緻密な作品もあり,どれだけ集中して作りあげたのだろうと見入ってしまった作品もありました。

 室町小学校は上京支部ブロックに展示されていました。ぐんぐん伸びる木の根っこを作り,切り株の中に自分の今,好きなものを形にしました。みんなの作品が集まると,それがまた一つの大きな作品となりました。子どもたちの力もぐんぐん伸びてほしいと思いました。

休み時間のできごと

 中間休み,昼休み,コロナ禍で体を動かすことが減っているため,できるだけ休み時間は外で遊んでほしいと思っています。緊急事態宣言が1月に出てからは,休み時間に遊ぶ時もマスクをつけるように指導しています。子どもたちは約束を守って遊んでいます。(息苦しくなったときは,はずしても構いません。)

 そんな中,今日は,ハプニングがありました。いつも昼休みが終わる約5分前に音楽がなります。その音楽の合図で,次の掃除の準備になるのですが,「あれ,なんか(音楽がながれるのが)早い気がする・・・。」と思っていると,ほとんどの子が,昇降口に向かっていたのですが,4年児童が「時計見たけど,おかしいと思う。まだ,遊べると思うんですけど。」と訴えてきました。「ほんとやね。」と言って様子を見にいこうとした時,「失礼しました。」と放送が・・・。ちょっと早めに音楽を鳴らしてしまったようでした。子どもたちは「よっしゃ〜!」「まだ,遊んでいいの?やった〜!」とまた,運動場に出てきたのでした。
 そして,約3分後に音楽が流れてくると,満足したように遊びをやめて次の行動に移っていました。

 子どもの3分は長いのですね。^^

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児童会活動 〜代表委員会〜

 2月の代表委員会が開かれました。今年度は,委員会活動の時間の終わりに,5,6年の計画委員と各委員会の委員長が集まって,学校全体に関わる話し合いや確認を行っています。

 今年度の児童会目標は「室町っこ みんなの力で笑顔あふれる学校にしよう」です。今日は,コロナ禍で活動が制限される中,どの委員会も,この目標(笑顔あふれる学校にする)を達成するために,「こんな活動をしてきました」「こんな活動を予定しています」と発表することができました。高学年の子どもたちが,児童会活動を通して,育ってきている様子を見ることができてうれしく思いました。

 3月には,5年生の計画委員を中心に,「6年生を送る会」が計画されています。いつもとは違った送る会になりそうで,今から楽しみにしています。

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好きな給食は・・・? 給食週間

 中間休みや昼休みに,運動場で遊ぶ子どもたちの様子を見ています。今週になって,1,2年生が遊んでいる途中で,私のそばにやってきて「校長先生の好きな給食は何ですか?」とささやきながら聞いてきます。「校長先生の好きな給食は・・・・。」と答えると,「へ〜。」「あたった!」「わたしも好き!」「あ,うどんとかの上にのってるやつ?」という反応が返ってきます。
 今週は,給食週間。いろいろな取組から,食について興味や関心をもって自分の食生活を振り返ったり,給食に関わっている人や食べ物に対する感謝の気持ちを表したりします。その取組の給食クイズに,出てきた問題でした。
 子どもたちの問いかけや反応に,思わず微笑んだ出来事でした。子どもたちの好奇心。育てていきたいですね。

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素敵な西陣織 〜子どもたちの思いがつまっています〜

 先日のHPにもアップされたように,2学期終業式の後,3年生から「わたしたちの西陣織」をいただきました。
 
 総合的な学習の時間「きらめき学習」は,3年から6年で学年に応じて学習を進めています。その中で,3年生は「西陣織のひみつをさぐろう!」をテーマに学びを進めて深めてきました。蚕を育て,糸染を行い,織るという体験を通して西陣織の素晴らしさがどこにあるかを考えました。今年度は,それぞれが作った糸を織り,繋ぎ合わせて一つの作品が出来上がりました。学校運営協議会理事の中村 亨様にも,子どもたちの学びを支えていただきました。

 校長室に飾っておくだけでは,もったいないので,児童や保護者,地域の方にも見ていただけるような場所に,しばらく飾っておくことにしました。どこに展示しているか,3学期になったら探してみてください。

 3年生のみなさん,学校に素敵なプレゼントをありがとうございました。
 

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2学期終業式

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 今日,子どもたちは担任の先生から通知票をいただきました。今回の通知票は,今の学年になって初めていただく通知票です。
 通知票の〇の数や数字も大切ですが,「できた できなかった」ということではなく,「したか しなかったか」が大切だと子どもたちに話しました。失敗するのが嫌だからやらない,おもしろくないからやらないでは,自分の可能性を自分でつぶしているようなもの。つぶすのものばすのも自分次第です。通知票をもらったら,まず,自分自身のことを振り返ってほしいと思います。
 2学期は,コロナウイルス感染症の影響で,子どもたちが楽しみにしている行事も形を変えてすることになりました。そんな中,子どもたちは本当によく頑張りました。不安な気持ちもあったと思いますが,周りの人に支えられて,そして,子どもたちも周りの人を支えて今日を迎えることができました。これからもみんなで乗り越えていきたいと思います。

 校長として冬休みに子どもたちにお願いしたいことは,ただ一つです。

   「自分の命を大切にする」ということです。

 自分の命は一つしかありません。毎日の行動が,一人一人の命を守っています。そう,早寝・早起きもそうです。マスクをする,手洗いを石けんでする。運動をする。食事をする。ルールを守る。笑う。そんな毎日を大切にしてほしいと思います。そして,1月6日,また,元気に会い「おはようございます」とあいさつできることを楽しみにしています。

 保護者の皆様には子どもたち,そして,学校を支えていただき感謝申し上げます。明日からも健康に気をつけてお過ごしください。

               室町小学校 校長 稲葉章江

学校の様子

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 街路樹のイチョウの葉が,毎日のように散っています。校内の桜の木の葉も落ち葉となって冬の景色に変わってきました。毎日,落ち葉を掃く管理用務員の箒さばきは素晴らしく,あっという間に落ち葉を集めていきます。それでも次から次へと落ち葉が・・・。本当に根気のいる仕事です。
 校庭やグリーンベルトの花壇の花も,葉牡丹やパンジーなどに園芸委員会と教職員で植え替えました。冬になると景色のトーンも落ちますが,植え替えた花を見ていると,明るくて華やかで心が安らぎます。

 今週から,個人懇談会が始まります。子どもたちの頑張りと課題を担任と共有していただき,これからの頑張りにつながるようなお声かけをよろしくお願いいたします。結果だけでなく,そこに至るまでの過程を,そして子どもたちの思いを受け止めていただけるとありがたく思います。6月より1日の授業時間が増える中,子どもたちは本当によく頑張っています。

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子どもたちの日常の様子

 日が暮れるのが早くなり,それと同時に11月より下校時刻も16時になりました。放課後,よく子どもたちが遊んでいます。
 池の周りで,ナンテンの実を集めて遊んだり,遊具や一輪車で遊んだり,ボールで遊んだりしています。ボールを蹴っていいのは放課後だけなので,放課後は,サッカーやPK,キックベースボールなども行われます。

 そして,16時の下校のチャイムと同時に,遊んでいた子どもたちも片づけ始めて帰路につきます。使用していたボールを,放課後は教室までもって上がるのではなく,所定のかごに入れて,明日の朝,登校時に気が付いた子が教室にもって上がります。写真は,放課後のボールの様子です。所定の場所に,こんなにたくさんのボールがきちんと入れられている様子を見ると,いっぱい遊んだんだろうなと微笑ましくなりました。ルールを守っているところも素敵ですね。

 

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11月  世界全体が幸せな社会へ【SDGs】〜小さないいことを積み重ねていく〜

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 世界はここ100年の間に急速に発展を遂げました。そのおかげで私たちは便利な生活を送ることができています。その一方で,地球温暖化や資源の減少が進んでいます。

 今の時代を生きる人々の間にある格差や差別をなくし,すべての人が豊かな暮らしを送ることができる社会を実現しつつ,未来の世界に生きる人々が幸せな暮らしを送るために,世界のみんなで行動するための目標として【SDGs】が生まれました。【SDGs】が目指すのは2030年のよりよい未来です。2030年の社会を担っているのは,子どもたちであり,私たち親の世代です。
 
 この17の目標は,それぞれ関わり合いながら課題の解決に向かって進んでいきます。1つの小さないいことに取り組むと他の課題解決にも役立ちます。子どもたちの学びの中にも,自分の生き方につながる学習が多くあります。子どもたちが多様な価値観を認め,尊重し合い,助け合う未来の担い手となるよう人権学習や取組を行っていきたいと思います。

 先日はお忙しい中,人権教育の参観にお越しいただきありがとうございました。子どもたちは,よく考えて発表したり書き記したりしていたと思います。これが,生きた力となりますよう,学校,家庭,地域で共に子どもたちを育てていきましょう。

 もう11月。秋も深まってきました。校庭のハナミズキも春から夏,そして秋と姿を変えて子どもたちを見守っています。子どもたちも春より心も体も成長しています。

                         校長 稲葉章江


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