最新更新日:2024/05/01 | |
本日:92
昨日:87 総数:603146 |
身体計測身体計測の前に,養護教諭から「かぜの予防」について話をしました。かぜを予防するためには「換気と湿度」が大切です。暖房した部屋は湿度が下がり乾燥するので,時間を決めて部屋を換気するようにしましょう。教室では,天井に近い窓を常時10センチほど開けて,常に換気ができるようにしています。湿度を保つための工夫なのです。 低学年の子どもたちには,先月の朝会で紹介した「口のあいうべ体操」のおさらいをしました。「あ〜」「い〜」「う〜」「べ〜」と口を大きく動かすだけで唾液が出て,喉から入るウイルスを防ぐことができるのです。 保健学習6年:病気の予防7時間目「飲酒の害」
今年度5・6年の保健学習については,兼職発令を受けて養護教諭が担当し,担任とともに実施しています。6年生は,「病気の予防」の単元を11月中旬より始めました。今回は,6時間目「飲酒の害」についてです。喫煙の害同様,体に及ぼす影響や未成年が法律で飲酒することが禁止されている理由などを学習した後,始めてしまうきっかけについて考えました。「(人に)すすめられて」「ことわれなくて」「禁止されるとしてみたくなって」など,好奇心や人から誘われて始めてしまうということに気がつきました。そして,誘われた時,「すいません,飲みません。」と断るにはどうしたらいいか,どう言ったらいいかそれぞれ考えました。
■友だちから,たばこをすすめられたら・・・。 ・ごめんね。悪いけど,私はやらない。 ・誘われても,親に絶対だめって言われているから。 ・法律で決まっているし,1本だけって吸い始めてやめられなく なるんだよ。だから,すわない。 ・すってはいけないものは,いけないから,僕はすわない。 ・長生きしたかったら,すわない方がいいぞ。 ・ちょっと,用事があるしもう帰るわ。(走って逃げる。) ■親戚の人にお酒をすすめられたら ・1ぱいでも禁止されているからばめ。20歳になったらまた誘っ てください。 ・おれ,今,未成年ですし,20歳になったらいっしょに飲みまし ょう。 ・じゃあ,ジュースで乾杯しよう! ・お酒は飲みません。 ・お腹一杯だから,いらない。 きっぱり断ること。でも,人との関係も大切にした断り方。よく考えることができましたね。 かぜの予防:あいうべ体操
先日,京都市総合教育センターで,京都市学校保健会主催「健康教育シンポジウム」が開催されました。その時に,「あいうべ体操」という口の体操が,かぜの予防に役立つと聞きました。その方法を保健委員に紹介したところ,12月の朝会時,全校のみんなでやってみようということになり,早速プレゼンテーション資料を作成し,実施しました。
「あいうべ体操」は,口がいつも開いている・なんとなく疲れやすい・やる気が起こらない・だるいと言った人に効果があると言われています。こういう場合,口呼吸をしているケースが多いのです。口が開いていると,のどを痛めやすく,ウイルスや細菌が直接のどにくっついてしまいます。また,冷たい空気も直接のどや肺を通ってしまいます。 「あいうべ体操」を行うことによって,口周りの筋肉・舌の筋肉を強くすることができます。そのため,無意識に口が開くということが少なくなり,自然と鼻呼吸が出来る効果があると言われています。かぜ予防の一つとして,この冬やってみてはどうでしょうか。 やり方は,1回につき10回,「あ」「い」「う」「べ」と口を大きく動かします。できるだけ,大きな動作でゆっくりと行います。これを,1日3回実施すると効果があるようです。保健委員が驚いたのは,この体操をやる前とやった後で,口の中で舌のあたっている場所が,変わっていることでした。最初,舌の位置が,前歯の付け根あたりにあたっていても,この体操を10回すると,舌は,もっと上(口蓋)にあたります。「すご〜い。」 楽しくできると,続けることが出来ると思います。保健室前にも掲示しています。 最後に,保健委員の言葉より。 「お風呂やトイレで,おうちの人といっしょに思い出したらやってみましょう。」 「ゆきまる」の歯:うさぎの歯ってどこまでものびる?
みんなも知っている学校で飼っているうさぎ「ゆきまる」の変化に気がついたのは,飼育委員でした。ゆぎまるの歯が,ものすごくのびていたのです。
実は,うさぎの歯は,食事をするときに人間ではとてもかみ切れないようなせんい分の多い草などを食べるため、歯がすり減ってしまわないように伸び続けているのです。野生のうさぎは,木の皮やかたい草などを食べるため,歯がのびるスピードとけずれるスピードのバランスがとれているので,のびすぎるということがないのですが,飼育されているうさぎは,うさぎ用の加工されたえさややわらかい野菜・果物を食べるため,歯がのびすぎてしまうのです。 歯がのびすぎてしまうと,あごがゆがんだりものがうまくかめなかったりして体が弱ってしまいます。そのため,歯がのびすぎたゆきまるは,動物病院で歯をけずってもらうことになりました。 歯の形や歯のはえかわりなどは,動物のすむ場所や環境によって変わってきます。他の動物の歯についても,調べてみると面白いことがわかるかもしれませんね。 歯みがき指導:自分の歯に合ったみがき方をしよう
室町小学校では,11月に2〜6年生まで,歯みがき指導を実施しています。(1年生は,6月に実施。)その中でも,乳歯と永久歯のはえかわりの時期である4年生は,「歯みがき巡回指導」で,歯科衛生士の方に歯みがきの仕方を教えていただいています。今回は,歯科衛生士の杉原さんから,むし歯の成り立ちと歯肉炎の進み方についての話を聞いた後,実際に歯みがきをしてみました。
さすが,4年生です。1年生の時にも歯みがき巡回指導を受けましたが,その時と比べても,歯ブラシの持ち方も歯のみがき方も,数段上手になっていました。毎日の積み重ねが,生活習慣や健康を作っていくのですね。 他の学年は,染出し錠剤(液)を使用して自分のみがき方の弱点をみつけ,自分の歯に合ったみがき方ができるようにしました。年に1回の歯みがき指導ですが,学年が上がるにつれ,子どもたちの成長を見ることができる嬉しい時間でもあります。 一生使う歯。体や髪を洗うように,歯も洗って大切にしてあげましょう。 秋の視力検査が終了しました。
今回の視力検査の前に,目の周りにあって,目を守っているものとその役割について,学習しました。
初めに,「まゆげ」「まつげ」「まぶた」の役割について質問しました。低学年では「まゆげはなんのためにあるの?」と尋ねると「?」が多かったのですが,学年が上がるにつれ「頭から流れてくる汗をとめるため」という答えが返ってきました。 「こんなに目を守ってくれるものが目の周りにあるのに,前髪が長いとどうだろう。」 という質問の答えは簡単なようでした。髪の毛で,目が傷つくということもありますが,何よりいつも目の前に前髪がちらちらしていると,目がとても疲れてしまいます。疲れると,見えにくくなる原因になることがありますし,頭が痛くなることもあります。長い前髪は,止めるかくくるか切るかしましょう。 視力検査も終わりました。今回見えにくかった人は,再検査ののち,お便りを出します。学校の検査は,診断ではなくスクリーニング(病気や異常の疑いのあるものを選び出す)ですが,お便りをもらった人は,眼科を一度受診してください。知識の80%以上は,目から入ってきます。大切にしたいですね。 第1回 学校保健委員会開催!「危険ドラッグについて」
10月1日(水)に,第1回学校保健委員会が開催されました。学校医の西村先生,学校歯科医の吉田先生,学校薬剤師の中林先生,PTA保護者3名,学校関係者6名の12名が参加しました。今回は,学校薬剤師の中林先生より「危険ドラッグ」についてお話をしていただき,その後,意見交流をしました。
「そもそも薬って,どんなものだろう」から始まり,薬物乱用について危険ドラッグのことも含めて,話は進みました。保護者から,身近に使用している薬やアロマについての質問があり,「きちんと用量や時間を守って使用すること」「アロマなど,どの店の品物が大丈夫とはいえないが,いろんなところに,危険ドラッグの商品が出回っていること」等について,教えていただきました。また,体に入れるものは,よく考えて口にすることや,サプリメントに頼らず,食物から栄養を取るよう助言していただきました。 薬物乱用とは,薬物を社会のルールから外れた方法や目的で使用することで,1回だけでも「乱用」になります。乱用のきっかけは,恋人や友人・知人から誘われて・自発的にが圧倒的に多く,どんなに体に悪いと知っていても,身近な人から誘われたらうまく断ることが出来るでしょうか。つまり,人間関係をこわさない断り方も重要であるとわかりました。 1 話を変える「カエル作戦」 2 同じことを繰り返す・・例えば,「お母さんに怒られる」を繰り返す 3 3D作戦「だって」「でも」「どうして」を言う 4 逃げるが勝ち作戦 小学校では,6年の保健学習で「薬物乱用の害」について学習しますが,小さいときからコミュニケーションを密にして,社会的スキルを積んでいくことが大切であると感じました。 そろそろ運動会の練習が始まります:保健指導「ケガの手当ての仕方」
夏休み明けの身体計測が終わりました。子どもたちはすくすく成長し,1年生も見違えるほどになりました。肌の色も7月より小麦色になっていました。作品展での作品を見ていると,たくさんの子にとって思い出に残る夏休みだったのだと感じました。
さて,夏休み終わりには,広島で大きな土砂災害があり,心が痛くなりました。そこで,今回の身体計測時に「ケガの手当ての仕方」について,保健指導しました。災害時やけがをした時,いつもまわりに大人がいるとは限りません。自分の体は自分で守ることが大切です。自分で出来る手当てを知っていると,お互い助け合うこともできます。また,自然ちゆ力があることを知っておくと,薬に頼らなくてもよくなります。「すりきず」「ねんざ・つきゆび」「はなぢ」について,みんなで考えました。いざという時,役に立つことを願っています。 ちなみに室町小学校では,けがをした時にほとんどの子どもが,水で傷口を洗ってくることができています。すばらしいと思います。 運動会の練習も始まります。行事を通してまた大きく成長してほしいと願っています。 5年保健学習「心の健康」
3年から6年までの体育科には保健領域があり,子どもたちは年間4〜8時間保健学習を学びます。今年度は,5・6年の保健学習について養護教諭が兼職発令を受けて,実施することになりました。
まずは,5年生の「心の健康」です。1時間目は,心はどのようにして発達するのか,豊かに発達するためにはどんなことをしようと思うかなど,内面をみつめる内容もあります。子どもたちは, ・お手伝いをする ・あいさつを積極的にする ・目標に向かって努力する ・うそをつかないようにする ・得意なことをいっぱいする ・人の気持ちを考えて発言・行動する ・いろんな人と関わる ・本を読む ・スポーツ,勉強をがんばる など,具体的に考えることができました。また,心はいろんな人との関わりの中で育っていくことに気がつくことができました。 授業をしながら,5年生の子どもたちが1年生の時のことを思い出しました。成長した姿にふれて,うれしさがこみ上げてきました。 熱中症に注意しよう! 7月朝会
7月の朝会は,「熱中症」についてお知らせするためにちょっとした寸劇をしました,熱中症かもしれないサインと予防について全校のみんなに伝えるためです。原稿は,保健委員会で作成し,ナレーター役と演技役に分かれました。保健委員のリアクションは,なかなかのものでわかりやすく進めることができました。
熱中症かもしれないサインは, 1 頭がくらくらする 2 頭が痛くなる 3 体全体がだるい 4 気持ち悪い 5 体や頭が熱くなる 6 手や足がつる です。 予防としては, 1 帽子をかぶる 2 薄着をする 3 活動したら涼しいところで休む 4 無理をしない 5 なるべく涼しい時間を選ぶ です。そして,大切なことは「こまめに水分をとること」です。 この夏も,暑さに負けず元気に乗り切りましょう! |
|