11月27日(日) 京都奏和高等学校と伏見工業高等学校の登山部合同で、山岳の部の秋季大会を行いました。
今回は近江八幡から近江鉄道に10分ほど乗った市辺という駅で降り、そこから太郎坊宮阿賀神社を目指すコースです。
当日は若干寒いながらも非常に良い天気に恵まれました。まず市辺駅近くの阿賀神社(太郎坊宮ではないほう)で開会式と、新しい部員が参加したので簡単な自己紹介を行ってから歩き始めました。
しばらく里地里山のきれいな風景の中を進んだ後、本格的に登り始め約30分・標高200mほど上がった岩戸山では、先ほどまで歩いていた里山の景色が眼前に広がり、そのむこうに東海道新幹線・遠くには琵琶湖や全山紅葉の山々の風景が見られ、思わず表情も緩む絶景にしばらく見入ってしまいました。
さらに40分ほど歩いた箕作山山頂でお湯を沸かし、昼食とコーヒー・紅茶等を飲みながら紅葉の中の近江平野の風景を楽しみました。
その後岩山の太郎防山(赤神山)の頂上で簡単な岩登りを楽しみ、太郎坊宮阿賀神社まで降りてきました。ここは急峻な岩山の山腹に作られた大きな拝殿を持つ神社で、夫婦岩の先にある展望台からの風景を見たり、境内の美しい紅葉を楽しんだりした後、山を下りて太郎坊宮駅まで歩いて予定の山行を終えました。
今回は開催時期がよく、近江平野の雄大な景色と美しい紅葉が眺められる大会でした。歩行距離や高低差の少ない比較的容易なルートだったこともあり、参加者は大きな疲れもなく楽しく参加できたようです。