MISSION7「イノベーションタイム」のオリエンテーションを行いました。
「皆さんは,才能と努力の関係をどのようにとらえていますか?私は才能が乏しいから,結果が出ないのだとあきらめていませんか。ペンシルバニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワースの「GRIT(やり抜く力)」という本には,才能だけでは達成できない,才能は努力によってスキルとなり,そのスキルにさらに努力を重ね合わせることで達成される,という趣旨のことが書かれています。自分流に解釈すると,これらを『式化』し,代入することで「才能×努力2=達成」という二次関数の式を得ることができます。これをグラフにして読み解けることは何か。それは,目的を達成するのに才能よりも努力のほうが大きな影響があるということです。
それでも時として,乗り越えられない壁を感じた時,ブレイクスルーするための必要となるのがイノベーションです。このM7では,イノベーションを体験するためにさまざまな工夫がちりばめられています。実際に企業にインターンとして参加し,研修などを経て,企業とともにMissionをクリアするための企画を提案します。皆さんの独創的なideaを楽しみにしています。」
<生徒の感想から>
・常々,私にはひらめき力や創造性が足りないと思っていて,今回のミッションで班の人と話し合う中で,そういう力を高めていければいいと思った。
・社会に出ていって「答えのない問い」が多く出現したとき,途方に暮れるのではなく,思考を重ね,自分なりの答えを模索できる人になりたいから,頑張りたい。また,企業からどんなミッションが与えられるのかと純粋にわくわくしている。
・自分は,何をやるにしても大した才能はもっていない。だからこそ,こつこつ日々他人以上に努力することは大切なのだと感じた。数年後,社会に出て働くようになったとき,「今まで〇〇という目標に向けて〇〇してきたからいける」と,自信をもって言えるような社会人になりたい。そのために,中学生で,しかも西京でしか味わえない充実したEP-Aなどの取組に積極的に参加し,挫折してもくじけずに何事にも挑む姿勢を崩さないようにしたい。また,様々な経験を通して,革新的なアイデアを生み出すことの出来る柔軟な考え方も身につけたい。
授業の内容については,ページ右下の配布文書または,以下のリンクをクリックしてご覧ください。
3年EPAイノベーションタイム