![]() |
最新更新日:2024/07/02 |
本日: 昨日:122 総数:608275 |
令和3年度教育実習生![]() がらがらがら。校長室のドアが開く。 「おはようございます。失礼します」 いつもの教職員とは違う少し高い目の声が4回聞こえてくる(声が若い)。ドアのほうを向くと,服装を正した若者たちが,次々と入ってくる。今年,勧修中学校で預かる教育実習生4名である。 教育実習1日目の最初は,校長から教育実習全般について話をする段取りになっている。そこで,校長室に4名がやってきたわけである。 校長室のソファに腰掛けるように促す。全員緊張している。 <そらそうだ。校長室なんて入ったことないだろうし。たぶん校長に対するイメージは,やっぱり怖いだろう> 4名,それぞれに自己紹介するように話しかける。名前,大学,教科,出身地などを答える。聞きながら30年以上前の自分の教育実習のことを思い出す。走馬灯のようにという言葉があるが,鮮明によみがえる。 <30年以上前の大学4回生の6月,京都市内のN中学校で教育実習を受けた。そのとき,私は教師になるとは夢にも思っていなかった。本気で教師になろうとしていた実習生たちには悪いが,とりあえず教員免許は取得しておこうかぐらいの軽い気持であった。私は,教育大学ではなく一般の大学であったため,教員免許を取るためには要卒業単位(多分130単位)以外に70〜80の単位を取得しなければならなかった。要卒業単位取得にも苦労していたため,教員免許取得もあわよくば程度であったのだ。ところがである,このときの2週間の教育実習が,私の人生を変えたといっても過言ではない。要するに,教職にはまったのである。教育実習の前半を終えたときには,「絶対に中学校の先生になる」と決めていた。実習終了後,私は大学にもどり教員免許取得と大学卒業と採用試験の勉強に必死になった。人生のなかで,あれほど勉強したことはなかった> ふと気がつくと,実習生の自己紹介が終わっていた。脳裏に巡り巡った記憶を心の中にしまう。あとは,実習生を相手に教育実習の心構えなどを話す。4名は緊張したまま真剣に話を聞いてくれる。そして終了。 <自分の昔を思い出しただけで,実習生には,何か心に残ることが話せたのだろうか?けれども私と同じように,この教育実習で人生を変える若者がいるかも・・・。> 責任重大な3週間である。 ご紹介 国語 岡田 玲奈 3年3組配当 社会 高坂 奈緒 1年3組配当 社会 大垣 椋 1年5組配当 数学 橋間 海夏太 2年2組配当 以上4名 新型コロナウィルス感染に関するお願い
「新型コロナウィルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けて」
「学校における感染症対策と教育活動の両立」のお願い 先週,本校生徒が,新型コロナウィルスに感染しましたことで,勧修中学校生徒の皆さん,保護者・地域の皆様には大変ご心配をおかけいたしました。すでに配信いたしましたように,関係者へのPCR検査の結果をふまえ,学校施設等の消毒も8月29日(日)までに終え,安全が確認できましたことから,京都市の保健福祉部局及び教育委員会と協議の上,学校から個別に連絡をいたしました生徒以外は8月30日(月)から,学校教育活動を通常通り実施いたします。 さて,学校から皆様方にお願いがございます。それは「感染者・感染者に関係する方々,学校や地域に対する差別や偏見,誹謗中傷等を絶対に許さない」ということです。 新型コロナウィルスには誰もが感染する可能性があります。決して感染した人・関係する人々,学校や地域が悪いということではありません。感染した人や関係のある人を責めるのではなく,思いやりの気持ちを持ち,感染した人たちが早く治り,早く学校に戻ってくるよう励まし戻ってきたときには温かく迎えてほしいと思います。 そして,自分が差別等を行わないことだけでなく,「感染した個人や学校を特定して非難する」「感染者周辺の人や医療従事者などの家族が感染しているのではないかと疑い悪口を言う」など身の周りに差別等につながる発言や行動があったときには,それに同調せず「そんなことはやめよう」と声をあげることができる,生徒,学校,保護者,地域であってほしいと思います。人々の優しさはウィルスとの闘いの強い武器になります。 今後とも,勧修中学校は,「マスクの着用,手洗いの励行,こまめな換気や消毒等とともに,生徒同士が接触,密集,近距離で活動したり,向かい合って発声したりする活動等を避ける」など,これまで以上に感染防止対策を徹底したうえで,生徒の健康と安全を最優先に教育活動を継続してまいります。 以上,「新型コロナウィルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けて」・「学校における感染症対策と教育活動の両立」の2点に対しましてご理解とご協力をお願いいたします。 京都市立勧修中学校 校長 塩見 晃之 新型コロナウイルスに関する重要なお知らせ
・ 本校生徒が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたため,必要な一部の生徒や教職員に受検いただきましたPCR検査の結果,新たに生徒1名の陽性が確認されました。
・ 新たな陽性者が確認されたことを踏まえ,感染拡大防止を徹底するため,当該生徒が在籍する部活動に所属する生徒等は9月1日(水)まで自宅待機といたします。明日以降,追加でPCR検査の受検をご依頼させていただくことが生じた場合は,個別に連絡させていただきます。 ・ なお,保健所による疫学調査や校内消毒等も終えていることから,京都市の保健福祉部局及び教育委員会と協議し,今後の教育活動に影響が生じないと確認されているため,学校から個別に連絡をしました生徒以外は,明日30日(月)からも教育活動を実施しますので,通常どおり登校してください。 ・ 生徒や保護者の皆様には,ご心配とご迷惑をおかけすることとなり,大変申し訳ありません。感染拡大防止に向けた取組を一層強化したうえで,引き続き,生徒の健康と安全を最優先に教育活動を実施してまいりますので,ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。(部活動は,京都市全体の方針により9月12日までは原則中止とします) ・ 現在,京都府に緊急事態宣言が適用されますが,家庭内での感染者が多く確認されており,保護者の皆様におかれては,ご家庭での感染拡大防止のためのお取組をいただくとともに,お子様やご家族様に少しでも体調不良がみられた場合は外出等を控えていただくなどご協力を賜りますようお願いいたします。 お知らせ
昨日PCR検査を受検していただいた方について,本日,結果をお知らせする予定ですが,多数の検査が行われているため,結果の通知に時間を要している模様です。
結果については,判明次第できるだけ速やかにご連絡いたしますので,しばらくお待ちください。 生徒や保護者の皆様には,重ねてご心配をおかけして申し訳ありません。
|
|