最新更新日:2024/04/02 | |
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令和2年度 年度末考査最終日
3月11日(木)は令和2年度の年度末考査の最終日です。昨年の4月,5月は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため学校は臨時休業となったのですが,学校行事や長期休業期間の見直しなどにより,授業時数を確保して1年間が終わろうとしています。1年生から3年生の各クラスは静まり返って,テスト問題に取り組んでいました。
アメリカの高校生から年賀状が届きました その後2
本校では,アメリカ,カリフォルニア州のサリナス地区で日本語を学ぶ高校生と交流をしています。またまたサリナス地区の日本語を学ぶ高校生から「おふくろの味」についての紹介動画が届きました。本校1年生はアメリカから届いた一人一人の紹介動画を見て,自分の知らない食材があったことなどを知ることができました。そしてその紹介動画の気になったものを3つ以上選んでコメントを書いて返信しました。
「アメリカのいろいろな料理を見ることができてとても面白かったし,おいしそうだった。サリナス地区で日本語を学んでいる高校生が日本に来られたら,調理室で一緒に料理をしたい」と生徒が感想を述べてくれました。 3年生 土木実習トラス橋の製作
3年生土木系列の生徒がアルミ材を使ってトラス橋を作っています。アルミ材を切り,切り口をヤスリで削り,穴をあけてねじで組み立てます。3年生にとって今日が最後の実習となり,トラス橋を仕上げるために真剣に取り組んでいました。
第73回卒業証書授与式
令和3年3月1日(月)令和2年度 第73回卒業証書授与式を挙行しました。卒業生23名の名前が呼ばれ,校長先生から一人一人に卒業証書を渡され,非常に落ち着いた卒業証書授与式でした。
学校長式辞 第七十三回 伏見工業高校夜間定時制課程 卒業式 式辞 桜のつぼみも膨らんで参りました今日この頃、卒業生の皆さん、誠にご卒業おめでとうございます。保護者の皆様をはじめ、教職員の方々、在校生の後輩たちに支えられてここまでやってこられたと思います。さまざまな思い出が胸に去来することと思いますが、新しい門出を迎え、それを糧にこれから羽ばたいていかれる皆さんに心より厚く慶び申し上げます。今までの出会いが財産となり、これから歩んで行く過程で、とても大きな土台になることと思います。どうぞ自信をもってこれからも歩んでください。 また,保護者の皆様方,お子様のご卒業誠におめでとうございます。この一年はコロナ禍の中,大変な年でしたが,それだけに試練に耐えてこのように立派に成長した我が子の姿を目の前にして感慨深いものがあるかと思います。心からお祝い申し上げます。 私は昨年の四月より本校に赴任して参りましたが,入学式。始業式を終え,いよいよ学校のスタートだと思っていたところ,学校が閉鎖となり,君たちとも会えなくなってしまいました。通常の教育活動ができない中,教職員の皆さんの努力のおかげで,中止にならずに活動できた行事等も沢山ありました。その中でも思い出に残っているのは体育祭です。私は体育教員でこれまで体育祭の運営を任されることが多かったのですが。夜に行う体育祭とはどんなものなのか,少人数でやる体育祭とはどうやるのか,そもそも盛り上がるのかとか。イメージがわかないまま当日を迎えましたが,そんな不安や疑問を忘れさせてくれる君達の笑顔と,一生懸命頑張る姿に感激したことを覚えています。 その後もコロナが収束することがなく,君たちともリモートでしか接する機会がなく,卒業まで,関わりを持てないまま卒業式を迎えることになってしまいました。 今,皆さんの,りりしい顔を拝見していて,とても頼もしく感じています。みなさん,一人一人の目の輝きに,未来への限りない可能性を強く感じています。 ここまで成長することができたのは,皆さんの努力のたまものであることは言うまでもありませんが,時には優しく,時には厳しいご指導をしてくださった先生方や事務所の方々と,ご家族をはじめ周囲の皆様方の温かい愛情のおかげであることをいつまでも忘れないでください。 これから社会に出ていく中で,今まで生きてきた人生より長い人生が待っています。その途中では楽しいことばかりではないと思います。時には立ち止まったり,寄り道や,回り道をすることがあるかもしれません。 それも長い人生の中では,一つの選択だと思います。そんな時でも,なぜ自分はここにいるのかという,自分に対する問掛けだけは,忘れないでほしいと思います。 社会に出るということは多くの人たちとの交わりが増えます。その中で時には人と自分を比べたりすることもあるでしょう。むしろそのことの連続かもしれません。でも,皆さんと同じ人間はただ一人としていないのです。皆さん一人一人が,かけがえのない存在なのです。 どうか,人に勝つことよりも,自分にまけない人間を目指してください。そして,自分のためにだけでなく,人のために,汗と涙を流せる人になってほしいと思います。そうすればきっと,本当のやさしさと,人を愛することのすばらしさを確信できると思います。 へこたれそうになったら,伏見工での思い出を心の引き出しから取り出してください。必ず勇気と自信がわいてくると思います。 みなさなの明るい素晴らしい未来に心からエールを送りたいと思います。 令和三年 三月一日 京都市立伏見工業高等学校 校長 高崎 利明 |
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