5.くぎりり線を入れていこう,についてです。
子どもたちは,真っ白な1ページの紙面を見たとき,「大変だな」と感じることがあるようです。その背景には,たくさんの漢字なら漢字,たくさんの計算なら計算,で埋め尽くさないといけない,という心理が働いているのかもしれません。(もちろんたくさんの量をこなすことに前向きなときもあると思います。)
そこで,紙面を区切ってみてください。紙面を区切ることで,分量のイメージを持つことができます。また,見た目もわかりやすいノートづくりにも役立ちます。
左の写真は区切るときのベーシックな型だと思ってください。以下,1〜3の番号について補足していきます。
1.めあてスペースを2行取りましょう。
めあてが長くなるようならマスは無視してかまいません。
赤わくでかこむこともしていきましょう。(ぱっとみて見やすくなります。)
2.真ん中を「区切って」みましょう。
めあて2行,ふり返り2行を取れば,◇マークが真ん中になります。
3.ふり返りスペースを2行取りましょう。
ある程度たくさんの文を書くために,マスは無視してかまいません。
お子様が自主学習を始める前に1〜3の準備をしておくと,学習内容のイメージも持ちやすくなるのではないでしょうか。
右の写真は「区切った」ときの学習をイメージしたものです。以下4〜6について補足します。
4.気をつけたいポイントを書きましょう。
ただなんとなく学習するのではなく,考えて学習する習慣をつけたいと思います。
自分の苦手は?前回も間違えたところは?難しいところは?
気づきが増えると,学びの質も高まります。
5.区切った紙面をさらに区切りましょう。
漢字練習一つを取っても,内容が変わるときは区切ってみてもかまいません。
また,漢字練習→ローマ字練習など,様々な内容で区切ってみてもよいです。
6.丸つけをしましょう。
自主学習の中でも,正誤の確認をしていきましょう。
自主学習で間違えた問題は,次の自主学習で再び確認すると,より効果的です。
間違いを見つける学習スタイルも身につけていきたいと思います。
以上「区切る」ポイント1〜6を紹介させていただきました。お子様とぜひ共有してみてください☆