最新更新日:2020/03/27 | |
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卒業式3
卒業式の様子です。
卒業式2
卒業式の様子です。
卒業式1
本日3月13日(金),周山中学校第15回卒業証書授与式が行われました。お伝えしておりました通り,時間を短縮,規模を縮小した上での進行となりましたが,周山中学校の最後を飾るにふさわしい大変すばらしい卒業式となりました。70年もの間,地域の皆様に愛され続けてきた周山中学校,多くの卒業生を輩出してきた周山中学校の卒業式もこれで終わりかと思うと寂しい限りですが,次の京都京北小中学校に周山中の伝統が脈々と引き継がれていくことを願ってやみません。3年生のみなさん,ご卒業おめでとう!。みなさんのこれからの輝ける歩みを心より応援しています。
ご来賓の皆様,保護者の皆様,本日はご多用の中,本校卒業式にご臨席賜りましたことを心より御礼申し上げます。ありがとうございました。今後とも引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。 卒業式式辞仲春のみぎり、ここ京北もおだやかな日差しと、優しい南風に包まれようとしています。今まさに万物が活動を始めようとする、そんな今日の良き日に、ご来賓、保護者の皆様のご列席を賜りまして、周山中学校第十五回卒業証書授与式を、挙行出来ますことを、教職員一同を代表いたしまして、心より感謝申しあげます。 さて、卒業生の皆さん、あたらめて卒業おめでとう。 君たちとは、毎日昇降口で「おはよう」の挨拶と共に、少しだけれど何度か会話を交わしましたね。時には授業の様子を見せてもらったり、劇の練習にお邪魔してアドバイスをしたこともありました。そんなとき、いつも君たちはこんにちはときちんと挨拶をし、暖かく迎え入れてくれました。新型ウィルスの蔓延のため、楽しみにしていた校外学習の中止を君たちに伝えたときも、君たちは不満や怒りではなく、私の言葉にしっかりうなずき、目を潤ませながらも、私の思いを受け止めてくれているようで、本当にうれしかったです。 君たちの3年間の歩みは、至る所でその力が発揮されてきました。1年の時は、レベルの高い学習課題を与えられ、苦しむ姿もありましたが、そのかいもあって学力は胸を張れるレベルへと上昇しました。2年時には、学年の団結力は飛躍的に高まり、音楽祭において銀賞を獲得したり、文化祭での劇中劇に取り組むなど、3年生に追いつけ追い越せの勢いを感じさせました。そして最高学年になってからは、下の学年を寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスを周中三大行事の全てで見せてくれました。今年の行事には、あらゆる場面で「周山中学校最後の」という冠がつきました。そのプレッシャーをものともせず、音楽祭では京北の全小中学生を前に、周山中の歌声の伝統ここにありと言わんばかりの、豊かな表情・表現力を持って小さい子どもたちの憧れとなりました。体育祭では力あふれるプレーが見られ、とりわけ勝敗が決まっても、勝者が敗者のプレーが終わるまでその取り組みを応援し、拍手で支え合った姿が忘れられません。文化祭では、京北を慕う全ての人々と思いが通ずるであろう、「ふるさと」をテーマとし、まさしく閉校を迎える周山中学校の今の姿とも重なり、迫力のある素晴らしい演技とともに、たくさんの感動を残してくれました。 そして今日、君たちにとっても周山中学校にとっても、本当に最後の、最後の行事、卒業式を迎えることとなりました。この卒業式は君たちの門出を祝う事はもちろんですが、ここにおられるご来賓・地域・保護者の皆様におかれましても、ご自身が何年か前に、周山中学校の門を巣立っていかれた諸先輩方であられることを思うと,その周山中学校が閉校する事の寂しさと、最後の卒業生が立派に巣立っていくことの誇らしさにさぞかし万感の思いでおられることとお察し申し上げます。 そんな卒業生に、私から1文字を贈りたいと思います。それは「轍」です。轍とは荷馬車が通った後の車輪の跡のことです。私が大好きな高村光太郎の詩、「僕の前に道はない、僕の後ろに道は出来る」という言葉と同様、私は轍という文字が好きです。君たちがこの3年間歩んできた跡には、間違いなく確かな轍ができています。周山中学校の諸先輩方が七十余年に渡って積み上げてこられた、この京北には確かな轍が刻まれています。この轍は何人にも消すことができない確かな歴史です。この轍の偉大さに誇りと自信を抱き、周山中学校の最後の卒業生として堂々と胸を張り、全世界に君たちの名を轟かせてほしいと願ってやみません。期待しています。どうか元気で。頑張ってください。 次に、保護者の皆様にひとことお祝いを申し上げます。お子達のご卒業、誠におめでとうございます。周山中学校最後の卒業生として、数々の取り組みを成し遂げ、立派に中学校を巣立つ姿を目の当たりにし、感慨もひとしおのことと拝察いたします。 また、高いところからではございますが、本校の教育活動の推進のため、何かとご支援いただきましたことに、厚く御礼申し上げます。 最後になりましたが、ご来賓の皆様にはご多忙の中、ご臨席を賜りまして、誠にありがとうございます。高段からではございますが厚く御礼申し上げます。 またこれまで周山中学校を支え、築いてこられたご功績に心より感謝申し上げます。周山中学校はまもなく閉校とはなりますが、そのよき伝統は新校でもかならず引き継いで参りたいと思います。京北の未来を託す若い世代を育てるため、今後とも一層のご支援を賜りますことを、改めてお願い申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。 伝えたい思いは尽きませんが、卒業生諸君の、健康と今後の益々のご活躍を心より祈念いたしまして、式辞といたします。 令和二年三月十三日 京都市立周山中学校 校長 新井 保 卒業式について
3月13日(金)に予定しております「卒業式」は,3月4日に配布いたしました「卒業証書授与式開催に関してのお知らせ」の通り,規模を縮小して実施いたします。
卒業生のみなさん,保護者の皆様におかれましては,その旨ご理解の上,参列いただきますようよろしくお願いいたします。 「修了式」及び「開校式」について
3月24日(火)に予定されております「令和元年度修了式」及び「周山中学校閉校式」については,3月17日(火)にホームページにてお知らせいたします。
ホームページでの確認をよろしくお願いいたします。 『休校中の家庭学習のお願い』
3月5日(木),本日より休校となっております。生徒の皆さんは,休校中の家庭学習について時間を決めて自主的に取り組めるようにしてください。保護者の皆様へのお願いプリントも配布しております。詳しくはこちらからご確認ください。『休校中の家庭学習のお願い』
生徒の皆さんとご家族の皆様のご健康をお祈りしております。 学校だより3月号そったく3月号より
一 緑も深き 杉木立ち
めぐれる山を 窓に見て 学ぶ我らは いやひけに 絶えぬ努力の 道ゆかん 二 大堰の川の 水清く 瀬々に輝う 朝日かげ 大気も澄めり 朗らかに 学ぶ心に 我 生きん 三 平和正義の いしづえを 築く使命に 手をとりて 共にみがかん 若人の 進む行く手に 光あれ 周山中学校校歌です。これまで七十余年の間に9343人の卒業生を輩出してきました。今でもすぐに歌詞を見れば口ずさむ事が出来る方もたくさん京北にはおられることでしょう。力溢れる歌詞と,耳に残る名曲は,私も京北に着任して最初の一月ですぐに歌えるようになりました。ただ,「いやひけ」とは何のことが分かりませんでした。いやひけ「彌日異」とは,日に日に変わる様子,前進することを意味しています。周山中学校校歌は,京北の大自然を愛で,その鋭気を体いっぱいに蓄えて,日々努力を惜しまず,平和で正義が貫かれる理想の世界を創る若人を育てて行くのだという思いがいっぱい詰め込まれた素晴らしい校歌だと思います。そしてその思いを京北の先人達は,もちろん現在に至るまで教育大国としての京北を,周山中学校を育てて下さいました。その思いに改めて心より敬意を表し,御礼申し上げます。 学校便り「啐啄」も,本号をもちまして廃刊となります。 「啐啄」とは卵の殻を割って出てこようとするひな鳥を,親鳥が外から突き割る様を意味し,教え子と教師の息がぴったりと合うことによって,学びを導いてやる様を表しています。私たち教職員は,これまで啐啄の名に恥じない関わりが出来ていたでしょうか?そう考えるとまだまだ至らぬ点ばかりが思い出され,大変恥ずかしい限りです。 京北の子ども達は,父母だけで無く地域や祖父母にも支えられ,大変優しく人間らしい素直な子ども達だと感じます。しかし,大海に漕ぎ出でるための力強さはやや物足りなく,学力もまだまだ伸びしろがあると感じます。その成長の可能性を私たち教職員はどれだけ伸ばしてやることが出来たのでしょうか。 伝統ある周山中学校を閉じることは,心から寂しくもあり,やり残した感も否めません。しかしいやひけに,学校も変わらねばなりません。前に進まねばなりません。ひな鳥がそこにいる限り,私たちには全力で啐啄していく使命があります。まもなく開校する京都京北小中学校に,この思いを必ずや引き継いでいきたいと思います。これまで本当にありがとうございました。 新校学校説明会
2月28日(金)に,4月から開校する新校の説明会を,生徒に向けて行いました。11月の説明会のスライドも用いながら施設や教育課程について簡単に説明をしていきました。建物もおおよそ出来上がり,約1か月後にはいよいよ開校となります。話を聴く姿勢から,生徒たちの新校に向けての期待を感じることができました。
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