京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/11/01
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教育みらい科 大学訪問

 3月13日、教育みらい科1年生8名が、教育課題探究の一環で京都女子大学を訪問しました。
 教育課題探究は、教育みらい科の総合的な学習の時間「教育チャレンジ」の取組のひとつで、2年生から本格的に始まります。各自、探究テーマを1つ選び、ポスター発表などの段階を踏みながら、1年間かけて最終的に論文にまとめていきます。今回の訪問は探究活動のスタートです。テーマとして取り上げたいものをひとまず2つ選び、それを大学の先生方に探究方法の助言や内容に関するアドバイスをいただきます。この日は、京都女子大学発達教育学部の坂井武司准教授にお世話になりました。ありがとうございました。
 性格に関するものなどぼんやりとしたテーマが多くあがりましたが、取り上げるテーマについてきちんと定義づけを行うこと、客観的に相関がとれるようにすること、漠然としたものには限定をかけることなど、個別に具体的なアドバイスをいただきました。生徒達はこの時間で、探究の方向性が少し見えてきたようです。

 明日以降、佛教大学、京都教育大学にも別のグループが訪問します。
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3月1日(金) 卒業式が挙行されました!

 爽やかな青空のもと卒業式が挙行されました。卒業する生徒たちの顔は大人びて見え、この3年間の成長が見てとれました。最後には卒業生による合唱が行われ卒業式は感動に包まれました。
 3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これからの活躍を期待しています。
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平成30年度卒業式で,こんなことを話しました。

 本日は3月1日。七十二候では「草木萌え動く」[第六候]の始まりの日です。昨日の雨から一変して,今日は気持ちの良い天気で卒業式を迎えることができました。
 保護者の皆様,お忙しい中多数御参列くださいまして,誠に有難うございました。会場の大きさの関係からすべての方にお座りいただくことができず,御不便をおかけしまして,誠に申し訳ございませんでした。
 また,京都市教育委員会,地元祥栄学区自治連合会長様をはじめ,PTA・愛校会等,御来賓の皆様にもご多用中のところ多数御臨席賜りまして,誠に有難うございます。
 お蔭様で,厳粛な中にも温かみのある,塔南らしさがにじみ出た素晴らしい式を挙行することができました。
 「式辞」は,次のような内容でした。

平成三十年度卒業証書授与式「式辞」

 明るい春の光が感じられる今日の佳き日に,京都市立塔南高等学校第56回卒業証書授与式を挙行するにあたり,京都市教育委員会をはじめ,多数の御来賓,保護者の皆様方の御臨席を賜りまして,有難く厚く御礼申し上げます。
 ただいま,普通科235名,教育みらい科40名,計275名に卒業証書を授与いたしました。
卒業生の皆さん,御卒業おめでとうございます。
 皆さんは,この3年間,学業,学校行事,部活動,ボランティア活動等に全力で取り組み,充実した高校生活を送ってこられたことと思います。本日のこの喜びは,皆さんのたゆまぬ努力の結果であることは言うまでもありません。加えて,この時を迎えることができたのは,皆さんのことを絶えず気遣い支えてくださった,御家族をはじめとする周囲の方々の励ましがあったからだと思います。また,世界に目を向ければ,皆さんと同じような年代であっても,戦争や病気の蔓延等によって明日の命さえ保障されず,将来の希望を描くこともできない子どもや若者が多く存在しています。この節目のときに当たり,多くの人々の支えの中で安心して学校生活に集中できる環境にいられたことの素晴らしさ・有難さを,しっかりと胸に刻んでほしいと思います。
 さて,現代は「VUCAワールド」,つまり,予測不可能な変化の激しい社会であると言われています。これまででは考えられないようなことが次々と実際に起こって不安定さや不透明感が増し,世界はまさに大きな変革期にあります。
 日本国内では,2036年には国民の約3人に1人が65歳以上の高齢者になると推計されています。その後も少子化の流れとも相まって,総人口は減少しながら高齢化率は上昇を続け,人手不足や過疎化がさらに深刻化し,まちや社会のかたちも大きく変わっていくことでしょう。社会課題の解決と新たな価値の創造を図るため,政府や産業界では「Society5.0」と銘打って「超スマート社会」の構築を模索しています。今後,IoT,ロボット,人工知能(AI),ビッグデータ等がさらに進展・連携してゆくはずです。人工知能やロボットが得意なことはそれを活用して業務を効率化することにより,人間は人間にしかできない創造性が求められる分野を担うようになる等,仕事の質も変わっていくことと思います。
 こうした状況の中で,今後一層大切になるのは,失敗を恐れず,一歩踏み出し挑戦する勇気,チャレンジ精神です。先が見通せない時代だからこそ,挑戦してみる価値や面白さがあります。
 まずは目的地を決めましょう。5年後,10年後のなりたい自分,理想像を明確にし,どうすればそこにたどり着けるか,戦略やビジョンを考えてみてください。その上で,アンテナを常に高く立てて,新しいこと・経験していないことにも積極的に取り組み,常に楽観的・ポジティブに考えながら,たとえ失敗しても屈せずに努力し続け,「今この時」を思い切り生きてください。
 こんな言葉があります。「良い習慣が良いキャリアをつくり,良い関係性が良い偶然をつくる」・・・「良い習慣」には,継続性という意味のほかに,「ちょっと背伸びをし続ける」という意味も含まれていると思います。可能性あふれる皆さんには,「自分の許容範囲を少し超えてみる」よう心掛けることをお勧めします。また,「良い関係性」には,人と人との出会いや縁を大切にし,初めて会った多様な人々とも信頼関係を作る,という意味をも含めて考えてほしいと思います。
 次に申し上げたいのは,「学び続けること」の大切さです。好奇心をフルに働かせて,知識や技術の引き出しをできるだけたくさん持つように心掛け,生涯を通じて精神的に豊かな人生を送ってほしいと思います。学ぶと言えば,皆さんに特にお願いしておきたいのは,自らが拠って立つ日本の歴史や文化はもちろんのこと,諸外国の歴史や文化にも通じ,自分の言葉で語れるようになってほしいということです。世界中がネットワーク化され関係が深まっている中,互いの文化や歴史について存分に語り合い,新しい気づきを得たり理解を深め合ったりするのは大切ですし何より楽しいことです。とりわけ,皆さんは,ここ京都で生まれ育った若者です。京都生まれのアドバンテージを活かしながら,文化を異にする人と交流するときにも,実感のこもった言葉で,日本や京都の歴史・文化・魅力を語ってください。
 また,大切にしてほしいのは,「自己の力を自分のためだけに使うのではなく,社会に活用・貢献して人の役に立ちたい」という気持ちです。「自分さえよければよい」という姿勢ではなく,自分の良心に正直に,「人とともに」「人のために」という気持ちで,「与えることのできる人」になってください。皆さん一人一人に備わっている「良心」や「人間的な善さ」をこれからも大いに発揮して,人間的魅力を高めてください。
 最後になりましたが,高いところからではございますが,保護者の皆様に一言御挨拶申し上げます。本日は,お子様の御卒業まことにおめでとうございます。高校生という多感な時期を送るお子様に,ある時は厳しく,ある時は温かく寄り添いながらの3年間であったと思います。立派に成長されたお子様が新たな旅立ちを迎える今日,まさに感慨無量でいらっしゃることと拝察いたします。これまでの,本校の教育活動に対する温かい御支援・御協力に,厚く御礼申し上げます。
 5月からは平成にかわる新しい元号がスタートします。そして秋にはラグビーのワールドカップ,来年にはオリンピックやパラリンピック,2025年には万国博覧会も行われる等,これからさまざまな動きがあります。こういった時代の中で新しいステージへと旅立つ卒業生の皆さんの輝かしい未来に大いに期待して,式辞といたします。

                     平成31年3月1日 
                     京都市立塔南高等学校
                     校長 小 野 恭 裕

前期選抜 合格発表

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 2月21日(木)午後2時より前期選抜の合格発表を行いました。 
 本日発表したのは,教育みらい科40名(定員40名)と普通科60名(A1方式40名,A2方式20名)の合格です。
 合格された皆さん,本当におめでとうございます。今日の喜びを胸に,本日お渡しした書類によく目を通して入学までの準備をすすめてください。また,中学校での残り少ない授業や学校生活も今まで以上に大切にして過ごしてください。そのことが高校でのより良いスタートにつながります。
 前期は残念だった人もここでくじけずにより定員の多い中期選抜をめざしてがんばってほしいと思います。本校普通科も中期選抜で140人の定員があります。最後まであきらめない粘りこそが合格への近道です。ご健闘をお祈りします!

1年生普通科総合的な学習の時間

 3学期に入ってから、「コンセプトをつくり具体的な商品を考える。」ということを進めてきました。その中で、具体的な顧客の人物像と顧客が本当に求めているニーズや売れるポイントを抽象的に捉え、そこに自分達のウリを合わせてコンセプトをつくり新たな具体的な商品を提案する取り組みを行い、最後に各班で作成したポスターとともにプレゼンテーションを行いました。魅力的な商品と、興味を引くような発表に、どの生徒も熱心に聞き入っていました。
 1年間お世話になった特定非営利活動法人あすいろの小野様より、このコンセプトをつくり考えるというのは、商品開発だけでなく、他にも自分のコンセプト、人生のコンセプト、仕事のコンセプトといったように、自分個人のコンセプトを考えることにもつながり、非常に大切なことであるというお話いただきました。「自分や相手が本当に求めていることは何か?自分のニーズ、相手のニーズは何か?」を常に念頭に置き、物事の本質を捉えて考え、何かを決めるにあたり重要な指針となる自分自身のコンセプトを持つ。ということの重要性を実感する貴重な機会となりました。
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京都マラソンのボランティアに参加しました!

2月17(日)

 硬式野球部員が,京都マラソンのボランティアに参加しました。開催日の2週間程前から,各班(給食・給水)の班長はグループの代表として,当日行うボランティア作業の説明会にも参加しました。前年と同じ内容ということで,今年もランナーのために,京都マラソンの運営に少しでも貢献できるようにと意気込んでいました。
 
 当日は午前8時ごろに北山・松ケ崎ブロックに集合し,各班に分かれて事前準備を始めました。給食組は,慣れない包丁を使いながら,食材を切りやすい大きさにカットし,給水班はコップに水を注ぎ,道路上に机やごみ箱の設置を行いました。各々が自分の役割を把握し,班長の指示に従い,テキパキと動くことができていました。

 第一走者が来てから約2時間にわたり,ランナーの方々が続々と駆けていきました。特に給食班は配給・調理・補充を行うために何回も本部を往復している姿が見受けられました。生徒の何名かはメガホンを支給してもらい,大きな声で声援を送っていました。

 今回のボランティアを通じて,「人のためになることをする」というテーマを持って生徒達も取り組み,走っている姿をみて元気づけられました。また,ランナーのために自分達が今できることを精一杯行うことで,人と人とが助け合い,支え合うことで,成功につながることを改めて感じることができたと思います。

 このボランティアをきっかけに,今の自分が当たり前に過ごせている日常も,誰かの支えや支援があってこそ成り立っていることを,今後の学校生活や,部活動に活かしてほしいと思います。

【写真】ボランティアとして参加している塔南生
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2年生「受験生宣言」

 2月13日(水)LHR時に、2年生は受験を乗り切るための覚悟を持つための機会として学年集会を行いました。その後、自律した大人である3年生としてスタートを切るために「受験生宣言」を作成しました。
 1年後、広い世界に向かってはばたいていきます。一人ひとりが前を向いて、勢いよくはばたいていく目標と、自分の今の実力と、そこから目標に向かうためにつけなければならない力を考える機会です。
 1年後と少しあとの3月1日、みんなが笑顔で悔いなく卒業できるように目標に向かっていまできることを、毎日、コツコツと今日から始めていってほしいと思います。

〔写真:上〕吉田進路指導主事の概要説明の様子
〔写真:中〕伊藤2年学年主任からの激励
〔写真:下〕学年集会の様子
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重要 卒業生の皆さんへ(調査書発行に関するお知らせ)

入学者選抜(前期選抜)業務のため,次の日程は調査書の発行などの対応ができません。2月19日(火)以降の対応となりますので,よろしくお願いします。

 2月14日(木)午後
   15日(金)終日
   18日(月)終日

 ※土・日・祝日は,対応しておりません。

2年生 進路講演会を開催しました

 1月30日(水)のLHRの時間に、2年生普通科理系と教育みらい科の生徒を対象に、京都工芸繊維大学の森肇教授をお招きし、「国公立大学の学び、理系の学び」をテーマに進路講演会を開催しました。

 講演会に先立ち、生徒たちがプレゼンテーションを行いました。内容は、12月10日に本校生徒7名がキャリアフィールドワーク一環として京都工芸繊維大学を訪問し、森先生に半日にわたって実験の指導していただいた様子です。イネから取り出したDNAをPCR法という方法で何万倍にも量を増やし、電気泳動でパターン化する実験で、大学での本格的な実験の一端を経験できたことを報告しました。

 森先生には、大学と高校との学びの違いや、理系学部の特色、国公立大学に進学するメリット、京都工芸繊維大学の取組などについて、説明していただきました。大学の様子を豊富な資料をもとにわかりやすく話していただき、将来の学びのイメージを広げるいい機会となりました。森先生、ありがとうございました。

【写真上】大学でのフィールドワークの発表
【写真中】大学での研究内容
【写真下】森先生への御礼
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2年生理科特別授業(研究機関との連携)

 1月30日(水)1・2限の時間に,2年普通科理系生徒を対象とする理科特別授業を実施しました。この授業は,研究機関との連携事業として行うものです。
 茨城県つくば市にある大学共同利用機関法人「高エネルギー加速器研究機構(KEK)」から 鎌田進 名誉教授を講師としてお招きし,放射線についての講義と放射線を観察する実習を行いました。放射線や加速器等の物理学における専門的なお話から,生命科学,宇宙の誕生から現代の人類に至るまでの大規模な内容をかいつまんで,ご講義していただきました。
 後半には,放射線を観測するためにチャールズ=ウィルソンが考案した「霧箱」を,鎌田講師と本校物理担当教員の指導のもとで,生徒が1人1台を作製しました。
 霧箱が完成した後,KEKから借用したランタンのマントルを放射線源にして,トリウム(Th)が崩壊するときに放出するα線の軌跡を観測しました。部屋の照明を暗くし,霧箱内をLEDライトで照らすと,過飽和状態のエタノール蒸気中に,放射線源からのびる幻想的な飛跡が見えます。生徒,初めて可視化した放射線を見て,自然の神秘を感じたり,これまでよりも身近に放射線をとらえることができたようです。
 理系を目指す生徒に,放射線について理解を深めるとともに,専門的な研究内容に触れることを通して理系の進路について改めて考える機会を与えて下さった,鎌田進 名誉教授をはじめとするKEKの皆様に心から感謝申し上げます。また来年もお世話になれれば幸いです。

(写真上)鎌田名誉教授による講義
(写真中)霧箱作製の際に生徒を指導してくださる鎌田名誉教授
(写真下)生徒が作製した霧箱で観察した放射線の飛跡(綿状の放射線源から手前に白く太い飛行機雲のように見えるのが,α線が通過したて生じた雲)
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