幼稚園のウサギのさくらが,今日亡くなりました。昨年から腹水がたまったりご飯が食べられなくなったりしていたさくらでした。この5月あたりから,また調子が悪くなっていて,動物病院でもらうお薬も効いていないようでした。
写真左は,子どもたちがさくらとお別れをしているところ。
「また,新しいウサギが来る」という子もいましたが,先生が「さくらは一匹しかいないねん。代わりのウサギはいません」と命の大切さを話していました。
核家族が進む中,家族の誕生や死を身近に感じることが少なくなってきました。幼稚園では動物とかかわることで,命の大切さや不思議さ,生きる喜びを感じてほしいと願っています。
写真右は,目を閉じてさくらを思い出しているところの写真。
死んでしまうということは,もう会えなくなるということ。でも,みんなの心の中には思い出があるということを「目を閉じればさくらを思い出せるよね」と先生が投げかけていました。子どもたちは「さくらは目が大きかった」「6年生になっても覚えとく」と口々に言っていました。
子どもたちなりに命の大切さを感じていってほしいと思います。