最新更新日:2024/09/19 | |
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平成29年度2学期終業式でこんなことを話しました。
12月20日(水)11時50分から,本校グラウンドにおいて,2学期終業式を行いました。晴天のもと,風もない絶好のコンディションで,寒さも若干凌ぎやすかったように感じました。
冒頭の挨拶で,このようなことを話しました。 2学期の終業式に当たって,お話ししたいことの一つ目は,宝が池にある国立京都国際会館で12月10日に行われた「地球環境京都会議2017」に関連した話題です。 「京都議定書」,皆さんは聞いたことがありますか? 皆さんが生まれる前,平成9年,1997年12月に,温室効果ガス削減に関する国際的取り決めを話し合う「第3回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP3)」が国立京都国際会館で行われ,『京都議定書』が採択されました。 その後継となる国際的な取り決めとして,一昨年,2015年12月にCOP21で合意されたのが,2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組みである「パリ協定」です。パリ協定の細かい内容はここでは省きますが,途上国も含めた多くの国が参加したものであり,気温上昇を2度未満に抑制するために化石燃料を使わないことを目指す人類史上初の国際ルールであることから,この協定は「人類近代史を大きく変えることになるものだ」と高く評価されています。 そういった流れの中で,「京都議定書」誕生20周年を記念して行われたのが,地球環境京都会議です。 その基調講演の中で,京都大学名誉教授の加藤尚武先生が,画家の伊藤若冲や栂尾の明恵上人,ローマ法王,老子等の思想を紹介しながら,「聖人の世には棄材なく棄物なし」という言葉を紹介され,「ものをすてない,人をすてない」という思想と「ゼロエミッション」(これは,環境を汚染したり気候を混乱させたりする廃棄物を捨てないようにすることです)をつなげながらお話になりました。「うまいことつなげはるなあ」と思いながら聴いていたのですが,こういった京都の文化的伝統や東洋の思想に今後に向けての大きなヒントがあるように思いました。 18世紀後半頃から人類は石炭や石油などを大量に消費するようになり,大気中の二酸化炭素の量は産業革命前と比べ約40%も増加したと言われています。 長い地球の歴史の中で,このごくわずかな期間に温室効果ガスが増え続けているわけです。今後,気候変動が起こると,さまざまな方面で甚大な影響が出ると言われています。 ニュースで,「脱炭素社会」「ゼロエミッション」に向けての動きがいろいろと報じられていますが,かけがえのない地球に今後とも人類を含むすべての生物が安心して住み続けることができるよう,一人一人が意識と行動を変えていく必要があります。皆さんや皆さんのご家族の,身近なところからの取組の積み重ねが大切です。 たとえば,ごみの分別を徹底する,節電をする,食品ロスをなくす,など,生活の中でできるかぎり資源やエネルギーの無駄使いを排除し,再利用やリサイクルを推進していくことが,循環型社会を構築し地球温暖化を防止する基本となります。 大きな話をしているように聞こえるかもしれませんが,「私から」意識と行動を変えていくことが今求められています。ぜひ,今日から取り組んでください。 二つ目は,これまでの始業式や終業式のあいさつで言ってきたことをもう一度お伝えしたいと思います。覚えていますか? 「人生にリハーサルはない」 「一生懸命だと知恵が出る/中途半端だと愚痴が出る/ いい加減だと言い訳ばかり/本気でするから大抵のことはできる/ 本気でするから何でも面白い」 といった言葉を紹介し,「一日一日を大切に,地道な『本気の努力』を積み重ねよう」と言いました。 “未来の自分”の可能性を自らの手で狭めることのないよう,なりたい自分・あるべき自分の姿を思い描きながら,限界を設けることなく,最後の最後まで頑張って,それぞれが目指す進路をつかみ取ってください。 また,3年生ですでに進路が決まっている人は,「次に向けての助走」を始め,その分野に関する基本的な知識や情報を吸収し始めたり,分野を限らず教養を深めたりしてください。 最後に,現在,インフルエンザが流行期を迎えています。寒い日が続いていますので,体調には十分留意してください。 それでは,どの学年も,今後とも一人一人の個性や善さを活かしながら大いに活躍されることを期待して,終業式の挨拶を終わります。 吹奏楽部 Winter Marching Party ご案内
Winter Marching Party in KYOTO(WMP)は,コンテストでもフェスティバルでもなく,活動形態を問わず,一つのショウを追求してきた団体が交流し合うことを目的として,2007年からGryphons主催で開催しています。全国大会後,地元の人たちへの感謝を込めてラスト=ショウをお見せしたいというメンバーの要望からスタートし,年々交流の輪が広がってきました。師走のひととき,熱いShowをぜひお楽しみ下さい!
■実施内容 日 時:2017年12月23日(土祝) 16:30開場/17:00開演(予定) 場 所:島津アリーナ京都(京都府立体育館) 京都市北区大将軍鷹司町(075-462-9191) 主 催:TONAN Marching Band The Gryphons 後 援:京都市立塔南高等学校 Gryphons Supporter Club 入場料:無料 ■開催の趣旨 マーチングバンド,ガードチーム等,団体としての活動形態を問わず,一つのショウを作り上げてきた体験を共有する団体が一堂に会して交流し合うとともに,次年度に向けて互いに切磋琢磨するきっかけを提供する。また,多くの市民が,その演奏演技に接することができる場を設けることにより,多様な音楽文化の発展と活性化に貢献することを目的とする。 【WMP2017出演団体】 ◎マーチングバンド 京都市立開睛小中学校吹奏楽部(京都) 城陽市立西城陽中学校吹奏楽部(京都) 京都明徳高校吹奏楽部(京都) 武庫川女子大学附属中学高校マーチングバンド部Eins(兵庫) 京都府立洛西高校吹奏楽部(京都) Legend of ANGELS Drum & Bugle Corps(大阪) TONAN Marching Band The Gryphons(京都) ◎カラーガード Color Guard Team NOAH(兵庫) 武庫川女子大学附属中学高校マーチングバンド部Eins(兵庫) Guard Team ONE(大阪) ◎パーカッション Kyoto Ravissant reb'c Indoor Drumline *Tonan Marching Band The GRYPHONSの出演時間は19:30頃の予定です。 京都工芸繊維大学で実験!
12月10日(日)
本校2年生の理系選択者のうち15名が、この日、京都工芸繊維大学を訪問して実験と研究室見学を行いました。本校の進路の取り組みの一つで、大学での学びとはどういうものかを知ることを目的としたものです。 実験は、PCR法(ポリメラーゼ連鎖反応法)で米のDNAを増やし、そのDNAを電気泳動によってパターン化して米の品種を特定するというもので、森肇副学長の指導のもと、大学生や大学院生のサポートを受けながら行いました。 結果が出るまでに6時間かかるのですが、普段の授業ではなかなかできない長時間の実験に集中して取り組み、抽出されたDNAに皆が見入っていたのが印象的でした。 また研究室の見学ではカイコの飼育室を見せてもらい、たくさんのカイコに興味津々の様子でした。 今回の実験や研究室訪問を通して、大学での学びの一端を知ることができました。数年後、大学で研究している自分の姿を想像した人もいたのではないでしょうか。 自分が興味を持った分野やテーマの研究に目を輝かせて取り組む自分の姿を思い描いて、大学進学に向けて頑張っていきましょう! 【生徒会執行部より】唐橋地区清掃活動に参加しました!
みなさん、こんにちは! 生徒会執行部です。
先日12月10日日曜日に唐橋地区清掃ボランティアに参加して来ました。生徒会役員とSGスタッフ(生徒会に協力してくれるボランティアスタッフ)から7名が参加しました。今回はSGスタッフの生徒が多く参加してくれました。 今回は落葉拾いを中心に活動しました。秋が終わったばかりで枯葉が多く大変でしたが、地域の中学生と協力したり、地域の方々とお話ししたりしながら清掃するのが楽しかったです。 塔南高校の移転先である唐橋地域の方と触れ合える貴重な機会なので、今後も積極的に参加したいと思います。みなさんもぜひ私たちと一緒にボランティアに参加してください! 生徒会への意見を募集しております。お答えできるとは限りませんが、すべての意見には目を通しておりますのでご意見をお寄せください。意見箱がありますので下記URLよりご意見をお寄せください。 http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/tounan/t-seitok... 【生徒会執行部より】防犯活動に参加しました その212月11日にアップした防犯活動の記事の続きです。 防犯寸劇のあと、防犯の啓発活動にも参加しました! あわせてご覧ください。 【生徒会執行部より】 防犯活動に参加しました!
こんにちは!生徒会執行部です。
私たち生徒会執行部のメンバーは、11月23日(木)にイオン洛南店で南警察署員や南区役所の職員さん、一般の防犯ボランティアの方々と一緒に、「三世代の連携で振り込め詐欺を抑止!」防犯寸劇に参加しました。これは、電話で暗証番号を聞き出してキャッシュカードを騙し取り、現金を出金するという「還付金詐欺」に注意を呼びかける内容の劇です。この劇では、南区で実際に起きた詐欺被害をモデルとして、高齢者の方だけでなく学生の方々まで、多くの人々に注意を呼びかけました。そして、色々な世代の人と協力しあうことが、詐欺被害を少なくしていくことに繋がることを学びました。また、寸劇の終了後には活動の一環として、特殊詐欺に注意を呼びかけるチラシを配りました。 最近では、気づかない間に詐欺の加害者になっているという事も少なくありません!お金に目が眩んだり、周りの人に誘われたりしても、怪しいバイトや危険な行為に関わらないよう日々心がけて過ごしていきましょう! 生徒会への意見を募集しております。お答えできるとは限りませんが、すべての意見には目を通しておりますのでご意見をお寄せください。意見箱がありますので下記URLよりご意見をお寄せください。 http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/tounan/t-seitok... 1・2年生 工芸作品展
ただ今、工芸の授業を選択している1年生と2年生の作品が図書室前に展示されています。
1年生は、「スプーン」を制作しました。それぞれが自分の手と気持ちにフィットする形のスプーンをイメージしてデザインしたのでしょうか、柄が長いものや細いもの、すくいが丸いものや薄いもの、柄の部分に模様や飾りのあるものなど、個性が表れています。 2年生は、「掛け時計」を製作しました。それぞれが自分の部屋にフィットする理想の掛け時計をデザインしたのでしょうか、かわいらしいものやかっこいいものなどさまざまです。 次はどんな作品ができてくるのか、楽しみです! 2年生普通科「キャリアについて考える」の理系ガイダンスを実施しました!
12月14日〜21日に「キャリアについて考える」という取組を2年生で実施します。これは,将来「社会に貢献する人材」になることを見据えながら,大学進学に向けた学習意欲やキャリア意識を高めるため,大学での学びの体験,研究についての理解,研究者の方や企業で働く方との対話,企業でのジョブシャドーイングなどを行うことを目的とした新規の取組です。
理系生徒には、 ○村田機械株式会社 ○株式会社 SCREENホールディングス ○京都大学 物質−細胞統合システム拠点(iCeMS) ○京都大学放射線生物研究センター(RBC) ○京都大学京都大学基礎物理学研究所 ○京都大学京都大学大学院人間・環境学研究科 のご協力のもと,希望により1人1か所を選んで,企業・研究室の見学や体験授業等を実施します。 11月30日(木)のLHRで,2年生普通科の理系生徒を対象にガイダンスを実施しました(写真左)。「キャリアについて考える」の概要説明のほか,勉強することの意義や面白さを本校の理系教員4名が思い思いに話しました。最後は学年主任の掛け声で,一致団結して学びあうことを誓いました(写真右)。アットホームな雰囲気のなかにも,しっかりと将来を見通して勉強し,この取組に参加する意義や目的を確かめるよい機会になりました。 なお,2年文系生徒には本校卒業生でもいらっしゃる,京都大学名誉教授 大浦 康介 先生による特別講義を実施する予定です。 個別相談会の御案内
中学生の皆さんへ
12月2日(土)、12月9日(土)に個別相談会を実施いたします。 個別相談会は13:00より開始いたします。 最終受付時間は14:30となりますので、それまでにご来校ください。 尚、事前申込みは不要です。 今年度の説明会・個別相談会はこれで終了となります。 塔南高校への進学を検討している中学生のみなさんは、ぜひ、お越しください。 第2回タイ文化講座
11月30日(木)
1年1組の「教育チャレンジ」の時間に,第2回タイ文化講座がありました。 講師は1回目と同様に日本タイ教育交流協会の木村滋世先生です。今回は,タイの高校で日本語を学んでいる高校生5名のみなさんを連れてきてくださいました。 はじめに,木村先生から,「ホームステイの過ごし方」についてお話しいただき(写真左),その後,タイの高校生を引率してくださったピラダー先生から,タイ語の挨拶やお礼の言葉を学びました。タイ語の練習は2回目なので,みんなずいぶん慣れてきたようです。 次に,タイの高校生のみなさんがそれぞれ日本語のよるスピーチをしてくださいました。「私の夢」「私の好きな日本の季節」など,流ちょうな日本語で話され、みんな圧倒されました。 そして今度は,タイのダンスの披露です。タイの古典音楽にのせて、指先をそらせる手の動きや視線の配り方が独特で優雅な踊りを見せてくださいました。 お返しに,教育みらい科からは,5班に分かれて日本文化の紹介をしました。「日本の食文化」「日本の伝統的な遊び」「京都に来たら観光してもらいたい場所」「日本のスクールライフ」「日本の娯楽」について発表しました。自己紹介はタイ語で挑戦し,タイの高校生たちに実体験してもらうおうとお餅のお菓子を作って食べてもらったり(写真中),福笑いをしてもらったりしました。 終わりに,みんなでいっしょに記念撮影をして(写真右),名残を惜しみながらお別れしました。 タイの高校生も塔南の生徒たちも文化交流を楽しんでいましたが,塔南生にとっては,タイの高校生たちの勉強に対する意欲的な態度などを知ることができ,とてもよい刺激になったことと思います。 タイの高校生のみなさん,木村先生,ピラダー先生,ありがとうございました! |
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