最新更新日:2024/10/08 | |
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洛陽メモリアル 新食堂の建設
昭和50年(1975年)当時、洛陽工高の校内食堂は昭和30年(1955年)に建設されて20年が経ち、老朽化がはげしく下水・排水なども非衛生でした。学校では昭和49年(1974年)夏から全日制・定時制合同の建設委員会も組織され市教委とともに検討が始まりました。さまざまな議論の末、新食堂は総工費4,500万円で昭和52年(1977年)1月に着工、6月に竣工しました。
建物は鉄筋1階建て、総面積は約350平方メートル、食堂ホールは約200平方メートル、売店25平方メートル、和室48平方メートルでした。設備器具も新しいものとなり、一人一脚の回転椅子を使用、食堂ホールも収容人員200人と従来よりも拡充されました。(洛陽工高百年史より引用) 洛陽メモリアル 化学工業科の設置
昭和40年代の技術革新のめまぐるしい変遷、産業構造の高度化および高学歴化の到来という社会風潮の中で職業教育のあり方が問われてきました。
昭和50年9月、京都市教育委員会は高校教育研究協議会に「市立高校の職業教育の改善について」を諮問、同協議会は昭和52年2月に『京都市における高等学校の職業教育の改善について』の報告書をまとめました。 報告書には、施設・設備の整備と拡充、学科の制度等の改善、教育課程の弾力化、学校規模と生徒定員の適正化、進路の確立など職業教育改善策が提言されていました。この中で洛陽工高は科の統廃合による1クラス減が具体的に要請されました。その結果、工業化学科と化学工学科を統合、新しく1学級定員40名の化学工業科の設置が行われました。 (洛陽工高百年史より引用) 課題研究の取組み
京都ものづくりコースの課題研究で取組んでいるテーマのひとつ、『エコ電カーの製作』の一コマです。アルミフレームの車体組み立てを行っています。ものが大きいだけに組立ても苦労することが多いですが、完成を目指して頑張っています。
課題研究の取組み
京都ものづくりコースの課題研究で取組んでいる『水陸両用車の製作』のチームの様子です。3Dプリンタの部品造形もほぼ終わり造形品の仕上げ加工を行っています。組立までもう一歩のところまで来ており、チームワークよく作業を進めていきたいと頑張っています。
洛陽メモリアル 全クラの様子
昭和48年(1973年)から実施された生徒全員がクラブ活動を必修科目として履修する「全クラ」ですが、週当たり1時間の時間割内クラブ活動は月曜の第6時限と決められました。文化部はともかく、運動部においてはグラウンドや体育館に多数のクラブが集結、講堂を使用しても満足な活動ができない状況でした。そこでクラブごとの情勢を見て他の曜日の時間帯のクラブ活動1時間分を時間内活動とみなすよう認めざるをえない状況となりました。従来のクラブ員との関係にも苦慮したようで、体育館などでは部員がそろって練習を始めても全クラで参加する生徒は1時間で帰ってしまい、チームプレーを身上とするスポーツでは違和感が残り、またその1時間のみ人数が多すぎて練習ができないという事態も発生しました。
全クラはさまざまな問題をかかえながら手探りでスタートしましたが、2年目以降は運用面で創意工夫をこらして少しずつ定着化に向かいました。コンピュータクラブや図書同好会などその後に新設されたクラブもあります。(洛陽工高百年史より引用) 洛陽メモリアル 全クラ始まる
昭和48年(1973年)から実施される改訂学習指導要領では、高等学校の生徒全員がクラブ活動を必修科目として履修することが決められました。いわゆる「全クラ」です。全クラは週当たり1時間を時間割内クラブ活動にあてるというものです。
洛陽工高では校務分掌に「クラブ委員会」を新設、クラブ活動に関する基本事項を決定する機関とし、日常的な実務は生徒部を中心に進められることになりました。始めるにあたって既存のクラブ、同好会のほかに生徒の希望や教職員の意見を加えて新しいクラブが設立され、このうちハンドボール、スケート、フォークソング、模型の4クラブが定着したと記録されています。 (洛陽工高100年史より引用) ハイパー課題研究
写真は、ハイパー課題研究で取組んでいるテーマの一つ「飲料容器の分別装置の開発」の取組み風景です。分別装置は、容器の投入部と搬送部にメンバーを分けて取り組んでいますが、投入部の設計がほぼ終わり部品加工を開始しました。
写真はレーザー加工機でアクリル製のフレーム部分を加工しています。部品加工を早急に終えて早く組み立てて動作確認をしたいと加速して取り組んでいます。 電子コース課題研究
写真は電子コースで取り組んでいるロボット製作です。9月に本校で開催された「京都府高等学校ロボット競技大会」に出場しました。名前は「ギシニティ」で、競技コートのくぼみにセットされたペットボトルを取り出して、所定の場所に吊り下げる競技に出場、サーボモータを用いて繊細な動作が可能なロボットです。
ペットボトルがうまく吊り下げられるようその後改良を実施しました。発表会に向けて、アームの動作が分かるよう動画撮影を予定、併せて発表用資料を準備しており担当に分かれてチームワークよく作業を進めています。 期末考査始まる
2学期期末考査が本日12月5日に始まりました。週末を挟んで11日まで5日間にわたり行われます。今回の考査を含め卒業まで定期考査はあと2回となりました。最後まで気を抜くことなくしっかりと学習に励んでほしいと思います。寒い日が続きますが、風邪などひかないよう体調を整えて試験に臨んでください。
電子コース課題研究
写真は、電子コースの課題研究の取組み風景です。テーマの1つは「デジタルファブリケーションによるものづくり」でオペラハウスの製作に取り組んでいます。試作が完成し本番に向けた造形の設計を行っているところです。
造形パーツは9つからなり、各造形パーツの接合部が外観上目立たないように工夫を凝らして形状を整えています。造形後は塗装を行う予定ですが、一部は金属の塗装も行い、美しいオペラハウスをリアルに再現しようとメンバー4名が頑張って取り組んでいます |
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