最新更新日:2024/11/01 | |
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教育みらい科 タイ文化研修
10月5日(木)
教育みらい科1年生の「教育チャレンジ」で、1月下旬のタイ研修旅行に向けて、「第1回タイ文化講座」がありました。日本タイ教育交流協会代表の木村滋世先生とタイからのゲスト4名、通訳の方1名の計6名が来校され、異文化理解の心得やタイに関する基礎知識、タイ語での簡単なあいさつをご指導くださったり、タイの伝統的な踊りや歌などを披露してくださったりしました。 まず木村先生から、タイがどのような国なのかを、写真や地図を示しながら、時には、タイからのゲストのみなさんへのインタビューを交えつつ、わかりやすく紹介くださり、その知識を異文化理解につなげる手立てを、生徒に考えさせてくださいました。 続いて、タイの方々による伝統舞踊、人形劇、歌の披露がありました。踊りは、きらびやかな衣装とやわらかくゆったりとした身のこなし、指先を反らせる手の動きが特に美しかったです。人形劇は、日本の文楽と似ていますが、文楽とは違って人形を操る人は黒子ではありません。人も人形とともに音楽に合わせて優雅に踊るところが印象的でした。歌は、民族楽器(弦楽器1人打楽器2人)を演奏しながら歌ってくださいました。独特のビート感が幻想的な空間を創り出し、打楽器による多彩な音のフレーズが生徒たちを引き込んでいました。 最後は4つのグループに分かれて、タイの方々から挨拶のことばやお辞儀の作法を学びました。タイ語は女性と男性で文末の語が異なり、さらに音の高低でも意味が変わるので、生徒たちは悪戦苦闘しながらも、終始笑顔で練習に取り組んでいました。相手を尊重する意識を表した挨拶や、些細な動作に注意する姿勢は日本人のそれに類似している部分があり、異文化理解のなかに自国理解も含まれていることがわかりました。 11月30日には第2回目のタイ文化講座があります。その時には、今日の学びを生かしてより多角的な視点から文化講座に臨んでもらえることを期待しています。 2年生性教育講演会
10月5日(木)
本日、南保健福祉センターより保健師の有原由美子様と西本仁美様、助産師の山田智子様をお招きし、2年生を対象に性教育の講演会「自分で選択する力を身につけるために 〜大切にしたいココロとからだ〜」を実施しました。 特に10代は、これから様々な選択をしていかなければなりません。目前で言えば進路がありますが、同時に、他者との出会い方においても選択が迫られる場面が増えてくるでしょう。例えば性交渉を持つか持たないか、パートナーを持つか持たないか、子どもを作るか作らないか…選択が迫られた時に、きちんと自分の考えや希望をもとに選択出来るかどうかが大切となります。そのためには正しい知識と自分自身の声に従う力が不可欠です。NOと言うことは時にYESと言うよりも難しいですが、NOと言うかどうかも大事な選択の一つです。 50分弱という短い時間ではありましたが、生徒にとって自分ごと、あるいは近い将来考えなければならないこととして真剣に受け止めている様子が伺えました。 現場実習第一回目の打合せを行いました。
10月4日(水)
教育みらい科2年生は、10月30日より祥栄小学校での学校現場実習を行います。この日は、実習中にお世話になる小学校の先生方と最初の打合せをしました。 5人で1つのグループを作り、実習中はグループで1つのクラスにお世話になります。実習の最終日には自分たちで作った学習指導案をもとに実際に授業を行います。 第一回目の打合せでは、現場実習を行うクラスの担任の先生との顔合わせとグループメンバーの自己紹介をしました。そのあと、最終日に行う授業の教科を決めました。 10月5日(木) 教育みらい科2年生は、本日より学習指導案の作成に取り掛かりました。そして現場実習までに何度か実習先の担任の先生の指導を仰ぎながら指導案の完成を目指します。お世話になる先生と顔合わせをしたことで、生徒にとって現場実習がより現実味を帯びたものとなったようです。グループごとに真剣に考えている様子が伺えました。 実習中は、児童の皆さんにとっては高校生であっても先生となります。本校生が行う1時間の授業が児童の皆さんにとって良い学びとなるように、時間の許す限り頭を悩ませて指導案を作成してほしいと思います。 1年普通科「総合的な学習の時間」第16回
10月3日(火)
1年生普通科の「総合的な学習の時間」第16回目を行いました。 本日から、クリティカル・シンキングについての学びが始まりました。クリティカル・シンキングとは、あらゆる情報や他人の意見、自分の意見に対して、一旦「本当にそうなのだろうか?」と疑問を持ち、客観的に分析する思考方法のことです。 生徒にとっては新しい手法ですが、実は15回までの授業で身に付けてきた「考える力」や「伝える力」をさらに向上させるためのものとなっています。 たとえば、「夢」ときいて皆さんは何を思い浮かべるでしょう。ある人は、「将来の目標」や「叶えたい願望」と答えるかもしれません。「寝ている時に見るもの」と答える人もいるかもしれません。その言葉が漠然としていればしているほど、聞く人によって思い浮かべるものが違ってきます。そこで、対話をするためには、自分が思い浮かべるものと相手が思い浮かべるものを近付けて共有するための工夫が必要となります。 今回は、客観的な定義付けをすることで「説明する力」を、オリジナルな定義付けで「発想する力」と「まとめる力」を鍛えるゲームを行いました。定義付けする言葉は「シャーペン」、「青春」、「幸せ」の三つです。普段は特に説明がなくても、共通認識が出来ていると思っている言葉ばかりです。 生徒は、シャーペンは具体的であり説明しやすい様子でしたが、「青春」や「幸せ」は、いざ説明するとなると、自分自身の中の定義もあいまいであることに気付いたようです。以下が生徒による説明(オリジナル)の一部です。 「青春」:部活や勉強、友情や恋愛が充実していること。 高校生以上がもつもの。 汗と涙いっぱいの時期。 好きなことにうんと打ち込めること。 「幸せ」:生きていることと食べること。 暑い夏、クーラーの効いた部屋でアイスを食べるとき。 いかがでしょう。この記事をご覧の皆様と定義を共有できたでしょうか? 教育みらい科授業体験会・教育課題探究発表会についての追加報告です!
9月30日(土)午前9時30分から,本校新体育館にて,第2回学校説明会に先立つ【第1部】として行いました「教育みらい科授業体験会・教育課題探究発表会」についての追加報告です。
今回は,約80名の中学生(生徒・保護者あわせて約120名)にご参加いただくことができました。 前半の授業体験会では,「グループで意見交換をして発想の違いに気づき,思い込みや常識にとらわれずにものの見方・考え方を深くする」体験を行っていただきました。 中学生4人ずつのグループを20作り,それぞれに教育みらい科1年生スタッフが1〜2名ずつ進行役として補助に入りました。 「提示された写真から読み取れることについて意見を出し合う」という内容で行ったのですが,みらい科スタッフは,中学生の気づきや学びを積極的に引き出すように,うまく声かけをしながらリードしていました。 題材となった写真は色合いといい情景といいどれも不思議なものでしたが,意見を出し合いながら,写真から気づくことに対して自分なりの仮説を論理的に組み立てていく作業をしました。たとえば,乾燥地帯と思われる情景に黄色い花が一面に咲いている写真を見て「これは絵である」という仮説を立て,「なぜならば砂漠であるにもかかわらず,花が写真一面咲いていて,普通では考えられないから」という論理を構築します。 また,最後に示された写真(これは,みらい科スタッフも事前に知らされていないものでした)は,「両サイドが黒く,中央にわずかに覗く隙間から,意匠がこらされた大きな岩の構造物のごく一部が見え,その前を歩く人々が小さく写っている」写真でした。岩の形に注目して,奥に見える形のきれいな岩が遺跡ではないかと考えを導き出した中学生もいました。 短い時間でしたが,中学生の皆さん・みらい科1年生スタッフともども,刺激に満ちた,楽しいひと時を過ごすことができたと思います。 後半の教育課題探究発表会では,生徒スタッフの司会・進行により,保護者の皆様にもお入りいただきながら,「教育課題探究」成果発表(教育みらい科2年生[第10期生]代表7人によるポスター形式での発表と質疑応答)を行いました。発表テーマは「ストレスに対しての向き合い方」「良い人間関係をつくるためには」などで,中学生や保護者,また先生方からの質問にも,自分の考えをしっかりと述べることができていました。 多数の中学生・保護者の皆様に御参加いただくことができ,誠に有難うございました。この会が,皆様の進路選択の一助になりましたら幸いです。 来月11日(土)の第3回説明会(会場:本校)では,「教育みらい科独自問題解説会」も行います。ぜひご参加ください! [写真] 1・2段目 教育みらい科授業体験会の様子 3段目 教育課題探究発表会の様子 第2回学校説明会を行いました! (その2)
(承前)
最後に,吹奏楽部による歓迎演奏をお聴きいただきました。「驀進応援団」(野球部とのコラボ)による中学生へのエールもあり,盛り上がりのうちに第2部が終了しました。 解散後,個別相談会やキャンパスツアーなどにあわせて約30組の皆様が,また,【第3部】として午後から行いました「部活動体験・見学会」には,前半・後半あわせて約70名の皆様がご参加くださいました。有難うございました。 本日の説明会では,受付や誘導,個別相談やキャンパスツアーも在校生スタッフが対応し(もちろん,教員による個別相談も行いました),塔南生のありのままの姿をご覧いただきました。生徒スタッフも,中学生の皆さんと交流し,「あの頃の自分」を振り返っていたのではないでしょうか。 直接ご説明をお聞きいただき,また実際に体験していただくことで,中学生・保護者の皆様に,本校の教育理念や目指すところをご理解いただけたのではないかと思います。 参加者からいただきました感想の一部です。 ・求める生徒像や,塔南高校の特色がよくわかりました。 ・生徒主体による進行にとても感心しました。とてもしっかりしてい て,高校生とは思えないほどです。社会に出ても,必要とされる人材 になると思いました。 ・案内や誘導の生徒さんが元気で明るく,良かったです。 ・とても活気があり,学校の雰囲気も良かったので,ぜひ入学したいと 思いました! ・最後の応援,すてきでした。迫力のあるエール,有難うございまし た。 今回,都合によりご参加いただけなかった皆様には,11月11日(土)に第3回の学校説明会を予定いたしております。中学校を通じてご案内をいたしますが,このホームページでもお知らせいたしますので,本校受検をお考えの皆様は,ぜひご参加ください。 本日は,多数の御参加を賜り,まことに有り難うございました! ※なお,第1部「教育みらい科授業体験会・教育課題探究発表会」などにつきましては,改めましてご報告を掲載する予定です! [写真]第2部「学校説明会」の様子 その3 1枚目 学校概要と入学者選抜についての説明 2枚目 “驀進応援団”によるエール 3枚目 個別相談会の様子 (手前が生徒によるもので,奥が教員によるものです) 第2回学校説明会を行いました! (その1)
本日(9月30日[土]),中学生及び保護者の皆様を対象とした第2回学校説明会を本校にて実施しました。全体として400名を超える中学生及び保護者の方々にお越しいただきました。まことに有難うございます。
今回のプログラムは, 【第1部】教育みらい科授業体験会・教育課題探究発表会 【第2部】学校説明会(教育みらい科・普通科) 【第3部】部活動体験・見学会 の3部構成で行いました。 【第1部】 「教育みらい科授業体験会・探究発表会」と題して,9時30分から,新体育館にて行いました。こちらには,生徒・保護者あわせて122名のご参加をいただくことができました。 まずは,授業体験です。数人のグループごとに座り,教育みらい科1年生(第11期生)が進行役となって,提示された写真から読み取れることについて意見を出し合いました。色彩鮮やかな,そして不思議な情景の写真でしたので,さまざまな“読み取り”が発表され,刺激的なひと時となりました。題材として使った写真はお持ち帰りいただきましたので,ご家庭や学校などでさらにたくさんの“読み取り”を収集していただけますと幸いです。(よって,詳しい説明は割愛します。) ほんの短い時間でしたが,「正解のない問い」に対して真正面から向き合って考え,さまざまな意見を交流する経験をしていただきました。他の人の意見を聴く中で,「そんな発想もあるのか」と驚いたり,「自分が知らず知らずのうちに“思い込み”や“常識”にとらわれた見方・考え方をしていた」といったことに気づいたりします。そういう経験を面白がりながら積み重ね,しなやかでたくましい視点をもつようにしていただければと思います。 次に,生徒スタッフの司会・進行により,保護者の皆様にもお入りいただきながら,「教育課題探究」成果発表(教育みらい科2年生[第10期生]によるポスター形式での発表と質疑応答)を行いました。質疑応答も活発に行われ,高校生にとっても,充実したひと時になったと思います。 【第2部】 学校説明会(教育みらい科・普通科共通)を,11時から,本館2階の旧体育館にて行いました。こちらには,生徒・保護者あわせて約360名のご参加をいただくことができました。 校長挨拶の後,生徒たちからの発表です。 生徒会によるスクールライフの紹介,「京都府高校生による陝西省訪問プログラム」参加生徒による活動報告(これは,「日中国交正常化45周年」記念事業として行われたものです),「市立高校グローバルリーダー育成研修」参加者からの英語による報告(京都市教育委員会主催の事業で,イギリス・ロンドンのブルネル大学にて実施。発表の際は日本語のスライドを併用してゆっくりとお話ししましたので,中学生にも理解しやすかったのではないでしょうか),そして科学部による実績報告がありました。 どの生徒も,気づきや発見を自分の言葉で織り交ぜながら話しているのが印象的でした。 次に,本谷教頭から学校概要及び入学者選抜についてのご説明を行いました。 主体的・対話的で深い学びを支えるICT環境の充実,アクティブラーニング教室においてNPO法人との連携のもとで実施している総合的な学習の時間,新しい学習指導要領や大学入学共通テストに対応するための調査研究,企業・大学・地域との連携事業の一層の推進などといった「本校教育の特色」を中心に,「入学者選抜」については前期選抜にしぼった形でご説明をいたしました。 [写真] 1枚目 第1部「教育みらい科授業体験会・教育課題探究発表会」の 様子 左上 進め方についての説明 右上 グループごとの話し合い 左下・右下 発表会の様子 2枚目 第2部「学校説明会」の様子 その1 上段 校門付近の様子 下段 受付の様子 3枚目 第2部「学校説明会」の様子 その1 左上 塔南生のスクールライフ紹介 右上 中国訪問プログラム報告 左下 グローバルリーダー育成研修報告 右下 科学部活動報告 「京都市幼児・児童・生徒作品展 姉妹都市交歓作品展」開催中です! (その2)
(承前)
写真の続きです。 [写真] 1枚目 工芸の作品(上下とも) 2枚目 書道の作品 3枚目 姉妹都市からの作品 (下段は中国・西安市からの作品の一部) 「京都市幼児・児童・生徒作品展 姉妹都市交歓作品展」開催中です! (その1)
本日(9月29日[金])から,恒例の「京都市幼児・児童・生徒作品展 姉妹都市交歓作品展」が開催されています。
例年は京都市美術館(本館)を会場に約3,200点の作品が展示されていましたが,現在改修中のため,近くの「日図デザイン博物館」(みやこめっせ地下1階)にて,約2,500点の作品が展示されています。 いつもは京都市美術館の重厚な展示室(建物そのものも室内にも多くの意匠が凝らされています)が幾部屋も使われ,味わいのある床を踏みしめながら観覧するのですが,今回は,一室のみ・縦長の展示スペースがパーテーションで仕切られていて,明るい雰囲気でコンパクトにまとめられています。 この作品展は,京都市の美術・工芸・書写・書道教育等の振興を図るために行われており,京都市立幼稚園・学校の園児・児童・生徒の作品及び京都市の姉妹都市から送られてきた子どもたちの作品が一堂に展示されています。また,作品展終了後には,選ばれた「交歓作品」を姉妹都市に贈呈することにより,京都市と姉妹都市とのより一層の交流を図っています。 本校からも,美術・工芸・書道で取り組んだ生徒の作品が多数出品されています。是非御覧下さい! ◎作品展の概要 名称 平成29年度京都市幼児・児童・生徒作品展 姉妹都市交歓作品展 期間 平成29年10月1日(日)まで 開館 午前9時〜午後5時(入場は午後4時30分まで) 場所 日図デザイン博物館(みやこめっせ地下1階) ※入場無料 内容 絵画・版画・デザイン・彫刻・工芸・書写・書道など ※本校からは,美術(約60点),工芸(26点),書道 (8点)を出品しています。 ◎備考(近隣の展覧会など) 京都国立近代美術館では, 常設展(平成29年度第3回コレクション展)の他に, 企画展「絹谷幸二 色彩とイメージの旅」展(10月15日まで) 細見美術館では, 「細見コレクション名品選・麗しき日本の美―秋草の意匠―」展 (10月9日まで) が,それぞれ行われています。(有料) また,ロームシアター京都のパークプラザ3階ミュージックサロンでは,今年も企画展「オペラの扉2017」(11月30日まで・入場無料)が行われています。 京都の秋のひととき,芸術三昧はいかがでしょうか。 [写真] 1枚目 みやこめっせ入口前の看板 2枚目 本校の美術・工芸作品展示の様子 3枚目 美術の作品 学習指導案を作成しました!教育みらい科2年生は教育みらい学における『人間学2』という授業で、学習指導案作成の練習を行いました。今回設定した授業は道徳の「聖護院かぶら」についての単元です。いくつかのグループに分かれ、実際に指導案の作成をしました。その後、全体で各グループからの内容を共有し、それぞれのねらいや活動の意図等を発表しました。 来週からはいよいよ小学校に赴き、現場実習に向けた打合せがスタートします。打合せでは、自分たちが実際に行う授業の指導案を作っていくこととなります。現場実習は、教育みらい科の3年間の中心となる教育活動です。生徒も入学当初から現場実習を楽しみにしてきました。今回の指導案づくりではいつにも増して、生徒がいきいきとしていました。 |
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