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最新更新日:2025/07/18 |
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校長室から 〜冬休み号〜 『年越し 2017→2018』
早いもので,2017年も残すところ1週間と少し。皆様方にとって2017年はどんな年だったでしょうか。
明日から冬休みに入りますが,年末年始のこの時期,日本の伝統文化といえる行事や風習があります。そこに込められた願いを知らずに何気なくしていることであったり,最近はだんだんにやらなくなったりすることもあるかもしれません。そういえば,お正月のお店の休業に備えて,年末にその分の買い出しをすることもなくなってきましたし,おせち料理を家でつくるという家庭も以前より少なくなってきているようです。「年越し」「除夜の鐘」「初詣」など,古くからの風習や伝統が多くあるこの時期,子どもたちには,そんな日本の伝統文化,日本の良さについて,少しでも興味を持ってくれたらと思います。 いろいろある風習の中で,大晦日に食べる「年越しそば」があります。この大晦日に食べる「年越しそば」,なぜ大晦日に「おそば」を食べるのでしょう。 「年越しそば」には,もともと節分に食べるそばのことだったとか,「晦日そば」といって月末におそばを食べる風習があった中で「大晦日」だけが残ったなど,その由来にはいろいろな説があるようです。 では,なぜ「おそば」なのかというと(地域によってはうどんというところもあるようですが),『そばは細く長くなるので,細く長く生きようと,「延命長寿」を願って食べられるようになった』,『江戸時代の金細工職人が,仕事納めの時にそば粉を使った団子で,飛び散った金粉を拾い集めていたことから,「金が集まる,金が貯まる」という縁起物として食べられるようになった』,『おそばは,比較的切れやすいことから,一年の苦労や災厄を切り捨てたいと願って食べられるようになった』,など,いろいろな理由が言われています。このように,昔から伝わる行事や風習には,人々の願いが込められています。 いよいよ明日から冬休み。普段よりはゆとりのある時間の中で,子どもたちには「日本の良さ」にふれる機会をもってくれればと思います。これから,冬本番に向かっていきます。ひょっとしたらホワイトクリスマスなんてこともあるかもしれません。風邪などひかないように,健康に気を付けて,年末年始をお過ごしください。 それでは,よい年をお迎えください。2018年もよろしくお願いします。 朝会
冬休みを前に,寳居繁治校長先生から「命を大切にすること」「生活習慣を整えること」「チャレンジすること」について,お話がありました。いよいよ明日から冬休みに入ります。子どもたちが生活・学習のリズムを崩さず,健康や安全に気をつけ,有意義に冬休みを過ごせるようお願いいたします。
前期に引き続き,保護者・地域の皆様方には様々な場面でご支援やご協力をいただきありがとうございました。心から感謝しております。来年も引き続きよろしくお願いいたします。 ![]() コーラス部
コーラス部によるクリスマスコンサートが行われました。
![]() 1・2年生
生活科の学習で,2年生が1年生を招待して「スペシャルフェスティバル」を開催しました。
![]() ![]() ![]() 1・2年生
生活科の学習で,2年生が1年生を招待して「スペシャルフェスティバル」を開催しました。
![]() ![]() 支部部活動交流会が実施されました!
今日は,伏見東支部部活動交流会が行われ,本校はサッカー,バレーボール,タグラグビーに出場しました。それぞれの会場で,子どもたちは自分の力を精一杯発揮してがんばっていました。勝つために努力することはもちろん大事ですが,交流会ではスポーツを通して他の学校の人と交流することも大切な目的です。
各会場にはたくさんの応援の方に来ていただきました。本当にありがとうございました。 5・6年生
5・6年生は,科学センター学習に出かけました。
![]() ![]() ![]() 4年生
4年生は,社会見学で琵琶湖疏水と京都市動物園に出かけました。
![]() ![]() ![]() 4年生
4年生は,社会見学で琵琶湖疏水と京都市動物園に出かけました。
![]() 校長室から 〜12月〜 『人権 〜たいせつなこと〜』
半世紀以上前に書かれ,日本では2001年に出版された本ですが,「たいせつなこと」という絵本は,このような文章で始まります。
『スプーンは,食べる時に使うもの。手で握れて,口の中にあうんとおさまり,平らじゃなくてくぼんでいて,小さなシャベルみたいに,いろいろなものをすくいとる。でも,スプーンにとって大切なのは,それを使うと,上手に食べられるということ。』 そのあとも,それぞれの「たいせつなこと」が書かれ,お話は進んでいきます。『雨にとって大切なのは,みずみずしくうるおすということ』『草にとって大切なのは,輝く緑であること』『空にとって大切なのは,いつもそこにあるということ』『靴にとって大切なのは,足をつつんでくれるということ。』 そして最後は,このように書かれています。『あなたはあなた。赤ちゃんだったあなたは,体と心をふくらませ,小さな一人前になりました。そしてさらに,あらゆることを味わって,大きな男の人や女の人になるのでしょう。でも,あなたにとって大切なのは,あなたがあなたであること。』 1948年12月10日,第3回国際連合総会において「世界人権宣言」が採択され,その日を記念して「世界人権デー」としました。これに基づき,京都市では12月を「人権月間」に定めています。学校でも,12月4日に朝会を行い,学級で身近な問題について話し合います。 「人権」というと,何か難しいことのような感じがするかもしれません。眉間にしわを寄せながら考えるイメージがあるかもしれません。でも,「人権」は,誰もが平等に持っている権利であり,「人権を尊重する」ということは,簡単に言うと,自分が自分として大切にされること,そして同じようにその人をその人として大切にすることだと思います。誰もが安心して過ごすことができる世の中を,つくっていこうということなのです。 人権月間である12月,身近な「人権」について振り返る機会としたいですね。人権にかかわることは,大上段に構える話ではなく,日々の暮らしの中にいくらでもあるのです。身近な大人である私たちの,ちょっとした行動や声かけで,子どもたちは「たいせつなこと」に気づくことができるのです。子どもたちには,自分を大切にし,友だちを,周りの人を,大切にできる人になってほしいと思います。 |
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