3年生では、エネルギー教育の一環として、バリエーションや提示技術を向上させるため、プレゼンテーション相互評価発表会を行いました。
普段では、評価される側の生徒ですが、評価する事のルールや評価するという体験を通じて、その難しさを実感しているようでした。こういった事を経験することにより、リーダーとしての資質を的確に磨き、指導力の向上に役立てることを目的としています。
テーマは「エネルギー」 どういった切り口でもよいとしています。
発表形態はプレゼンテーション形式、コンピュータ学習の関連授業でもありますので、コンピュータを用いて、プレゼンテーションソフトのパワーポイントを使用しました。
ページは5枚までにまとめ、制限時間は一人3分、指導のポイントとして
1.テーマのつけ方をひねる 興味を引くようにタイトルを考える
例 “火力発電は正義” “日本は核保有国”などなど
2.基礎データや集計データだけではダメで、そのデータの選択根拠を示す事
3.ボディジェスチャをつける アメリカ式プレゼンテーションでお馴染みですね。
4.現状報告だけでなく、どうすれば良いのかを提案する。メリット・デメリットを示
した比較だけでは不可。また、領土やCO2など関連問題の差し込み可としました。
生徒たちはとても充実した時間が過ごせたようですが、ワークシートの感想欄には、評価する事の難しさや公平性を保つのに苦労したと多くの記述がありました。このような経験も学習だけでなく、生きる力の一助になればと考えています。