最新更新日:2024/11/06 | |
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今年度もよろしくお願いいたします
全校児童674名,教職員55名で平成29年度がスタートしました。教職員も大宅小学校教育推進のため気持ちも新たに取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて,現代社会はデジタル化・グローバル化が進むとともに,少子高齢化・地球温暖化など激しい変化が予想され,個性を発揮し,主体的・創造的に生き,未来を切り拓く心豊かでたくましい人間の育成を目指すことが求められています。そのため,学校教育も今までの枠組みにとらわれず,特色ある学校の推進をしていくことが重要です。また,社会の変化に対応して,児童・生徒の体や心の変化も大きく,小中9年間の連続した教育をおこなっていくことも重要です。 そこで,大宅学区の一小一中の特色を生かして,小中一貫教育の推進・充実を図っていきたいと考えています。小中一貫教育目標を「人,物,時を大切にし,志ある豊かな心を育て,自ら学び,みんなと共に,たくましく生きる子どもの育成を図り,確かな学力の向上を図る」とし,小学校教育目標を「自ら学び,みんなと共にたくましく生きる子どもの育成」として,次の4つのめざす子ども像を掲げ,取り組みたいと心新たにしております。 (1)よく考える子 「よく考え,発表できるとステキ」 (2)笑顔であいさつする子 「笑顔であいさつできるとステキ」 (3)約束を守る子 「約束を守って粘り強くできるとステキ」 (4)体をきたえる子 「よく食べ,よく寝て,よく運動するとステキ」 現学習指導要領の趣旨を生かすとともに,2020年の新学習指導要領を見通した教育実践を展開していきたいと考えています。大宅校の教育にご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。 なお,児童数が減り,4クラスから3クラスへと移行する状況になってきました。文部科学省の1学級あたりの定数は40名(1・2年は除く)で,学年人数が120名以下になると3学級となります。本来なら新3,新5,新6年が3学級編成になります。しかし今年度に限り,3名の加配教員の配置があり,4学級にすることができました。次年度以降は未定であります。平成30年度は3学級になるかもしれません。国の制度でありますので,ご了解の程よろしくお願いいたします。 学校沿革史と校章
○学校沿革史
勧修小学校大宅分校設置が決まり,大宅五反畑69−2が敷地となる。 昭和44年 8月 分校建設起工式 昭和45年 3月 大宅分校校舎竣工 4月 授業開始(375名) 昭和46年 4月 京都市立大宅小学校に昇格,開校式(512名) 昭和47年 2月 体育館兼講堂竣工式 9月 プール竣工式 昭和48年 3月 南校舎竣工 昭和55年 5月 大宅小学校創立十周年記念式典 大宅小学校創立・大宅学区発足十周年記念式 ブロンズ像「若い力」建立 昭和59年 3月 テレビ共聴設備完了 9月 運動場全面改修 性教育研究実践校として学校保健会より受賞 昭和61年 4月 育成教育学級「なかよし学級」設置 平成 元年 4月 育成教育学級「なかよし学級」2学級に増設 平成 2年 4月 大宅小学校創立・大宅学区発足二十周年記念式 学校教育目標の記念石碑建立 平成 5年 8月 教室二足制導入 10月 中庭インターロッキング舗装開始(〜平成6年1月まで) 平成 6年 1月 岩石園改修,ふれあい広場の設置 11月 校舎内壁面塗装工事開始(〜平成8年1月まで) 平成 7年 8月 体育館増改築工事開始 10月 コンピュータルーム設置 平成 8年 4月 体育館竣工式 平成 9年 4月 課外活動「大宅アカデミア」開設 6月 大宅地域文化センター開所式 9月 新家庭科室完成 9月 コンピュータ21台設置 平成11年 7月 中校舎の大規模改修並びに耐震補強工事開始 平成11年12月 中校舎の大規模改修並びに耐震補強工事完了 平成12年 4月 大宅小学校創立30周年 5月 大宅小学校創立・大宅学区発足30周年記念式 6月 運動場北側のスポーツギャラリー完成(インターロッキング舗装) 9月 全校舎二足制実施 9月 図書室・音楽室に空調設備(エアコン)設置 平成13年 1月 「花と緑のグリーンベルト」整備工事開始 4月 「花と緑のグリーンベルト」完成 8月 本館東階段と踊り場床改修 平成15年 3月 北校舎トイレ改修及び照明改良 4月 二期制を導入 10月 プール改修 平成16年 4月 21世紀の学校づくり事業三年次(ステップアップ・スクール) 文部科学省構造改革特別区域認定小中一貫教育を実施 (5・6年生に「英語科」を導入) 平成18年 2月 校内LAN運用開始 8月 普通教室冷房化工事完了 9月 校門オートロック化開始 平成19年10月 南・北校舎耐震補強工事 平成20年 8月 ランチルーム設置 平成24年 7月 南校舎外壁塗装改修 平成25年 8月 正門付近舗装工事 平成26年 4月 理科室・ふれあいホールに空調設備(エアコン)設置 平成27年 2月 北校舎外壁塗装及び窓枠アルミサッシに改修 12月 体育館照明LED化完了 避雷器設置完了 平成29年 2月 全国小学校英語活動実践研究会京都大会会場校 4月 LD等通級指導教室設置 ○校章について 校章は校歌と一緒に公募され,大宅地区の地域性,地名の由来を生かしてデザイン化され,大宅小学校にふさわしいものとして,中村亀夫氏の作品が選ばれました。まわりの五角は,五本の剣によって大をかたどり,中に「宅」の字をデザインして大宅を表しています。「大」は,心身ともに,いわおのように堂々としてまっすぐに育っていくことを願い,「剣」は強靭でねばり強く雨にもめげず風にも負けない丈夫な体を持ち,そして美しくあってほしいと願っています。 平成29年度 学校経営方針とめざす子ども像
平成29年度 学校経営方針
デジタル化・グローバル化が進むとともに,少子高齢化・地球温暖化など激しい変化が予想される社会においては,個性を発揮し,主体的・創造的に生き,未来を切り拓く心豊かでたくましい人間の育成を目指さなければならない。そのため,学校教育も今までの枠組みにとらわれず,特色ある学校の推進が求められている。また,社会の変化に対応して,児童・生徒の体や心の変化も大きく,小中9年間の連続した教育が求められている。 そこで,大宅学区の一小一中の特色を生かして,小中一貫教育の推進・充実を図っていきたい。小中一貫教育目標を「人,物,時を大切にし,志ある豊かな心を育て,自ら学び,みんなと共に,たくましく生きる子どもの育成を図り,確かな学力の向上を図る」とし,小学校教育目標を「自ら学び,みんなと共にたくましく生きる子どもの育成」とし,取り組んでいく。 特に,初等中等教育段階からグローバル化に対応した教育環境づくりを進めるため,大宅校では,小学校における英語教育の拡充強化をはかっていく。また,新しい時代に必要な能力は,ある事柄の知識の伝達だけに偏らず,学ぶことと社会とのつながりをより意識した教育を行い,子ども達がそうした教育のプロセスを通じて,基礎的な知識・技能を習得するとともに,実社会や実生活の中でそれらを活用しながら,自ら課題を発見し,その解決に向けて主体的・協働的に探究し学びの成果等を表現し,更に実践に生かしていけるようにすることも重要である。つまり教授型の授業ではなく,子どもがめあてをつくり,主体的・協働的に学び合って解決し,その成果を振り返り,更に実践に生かそうとする学習(アクティブ・ラーニング)が求められていると考えている。 継続して取り組んできた「つけたい力を明確にした言語活動」を通して,言語活動の充実を図って思考力・判断力・表現力の育成を図ってきた。また「自律心と責任感の育成を目指した協働活動」を通して,協働活動に参画することによってルールやマナーなどを守る規範意識を育て,望ましい人間関係を築き,社会性を育てることに取り組んできた。 これらをふまえ,本年度は次の2点を重点として取り組んでいく。 (1)「自ら学ぶ力」を育てる 好奇心や興味関心,夢や希望を基盤とする「自ら学ぶ力」を高める。 ・子どもの学ぶ目標を明確にする。 ・子どもが方法を選択して学習できるようにする。 ・子ども自身が学びの成果を確認して,次の目標を立てることができるようにする。 (2)「自ら律する力」を育てる 他者や社会とのかかわりの中で醸成される豊かな人間性や道徳性,協調性を基盤とする「自ら律する力」を高める。 ・子ども自身が目指す自分像をもてるようにする。 ・子どもが自己肯定感を高められるようにする。 ・子どもが感情をコントロールでき,自己制御力をもてるようにする。 平成29年度は学習指導要領の趣旨を生かすと共に,2020年を見通した教育活動を展開していきたいと考えている。 ○教育目標とめざす子ども像 予想もつかない社会の変化に対応して,児童・生徒の体や心の変化も大きく,小中9年間の連続した教育が求められている。そのためには,大宅校区の一小一中の特性を生かし,小中一貫教育の推進を図っていく必要がある。 そこで,出口となる小中一貫教育目標を「自分や,友達,家族,地域の人を大切にし,仲間とともに高まりあうこと」,「自分の物,人の物,学校の物を大切にすることを通して,ルールを守るという規範意識を高め,自分の可能性に挑戦すること」,「時を大切にし,それぞれの発達段階に応じたその時に,心と体をきたえ,自ら学び,考え,表現すること」と捉え,小学校教育目標を「自ら学び,みんなと共に,たくましく生きる」とし,具体的な4つのめざす子ども像を以下のように設定した。 1.小中一貫教育目標 「人,物,時を大切にし,志ある豊かな心を育み,確かな学力の向上を図る」 2.小学校学校教育目標 「自ら学び,みんなと共に,たくましく生きる子どもの育成」 3.めざす子ども像 ・よく考える子 ・笑顔であいさつする子 ・約束を守る子 ・体をきたえる子 【子ども像】 ○よく考える子 夢や希望をもち,自ら学び,考え,表現する子どもの姿とし,学習意欲をもち,基礎基本の学習を習慣化し,学んだことを生活に生かすこと。また何をやったのか,何をしたいのかを様々な方法で表現できることを目指す。 ・課題の分析を行い,その方策(取組)を組織的・意図的に行う。 ・学習の評価 (評価の視点 昨年度の課題の克服度) ・家庭での自学自習の習慣をつける ・基礎,基本の学習の習慣化 ・算数科・外国語活動・英語科を切り口に言語活動の充実をはかり,思考力・判断力・表現力の育成を図る。 ・学習スタイルの確立(めあて まとめ ふりかえり) ・外国語活動(英語活動)の充実 コミュニケーション力の育成(学級経営) 中学教員と連携し,5,6年担任による英語科(70H), 中学年(35H),低学年(15H+帯時間他4H)の英語活動 英語教育推進研究拠点校として,先進的な授業の公開を図る。 取組の成果を全市に公開する(H26〜29京都市英語教育推進研究拠点校事業) ○笑顔であいさつする子 すてきな笑顔で人とかかわり,人を大切にし,他の存在を認め「共に生きる」ことであり,「共に高め合う」集団に育つことを目指す。 ・自他を大切にする態度を育成 ・人権についての研修や教育実践の推進 ・どの子どもも学習に向かう学級経営の推進 ・子どもが学級・学年で活躍できる生徒指導 実態・課題・取組・成果の共有できる組織 ・信頼関係を築く家庭訪問 ○約束を守る子 約束を守って何事にも粘り強く挑戦することと捉え,(長期)宿泊,部活,社会体験活動や日常のあらゆる教育活動(協働活動)に挑戦することを通して,規範意識を養うとともに感謝や奉仕・感動など豊かな心を育むことを目指す。 ・道徳教育の推進 学校生活のすべての教育活動のなかでおこなっていく。 ・規範意識を育てる 宿泊学習 ・基本的なモラルの徹底 非行防止教育(低学年より) ・ルールを守る指導の徹底(全教職員で) ・あたりまえのことをあたりまえに(そうじ・あいさつ・くつならべ・学習姿勢など) ・出前授業(環境教育・ものづくり・芸術・伝統文化など) ・他者や社会とのかかわりの中で醸成される豊かな人間性や道徳性、協調性を育成 ・キャリア教育の推進 6年 企業家教育 中学と連携してポスターセッション 5年 ステューデントシティ 4年 次世代育成事業 「ふれあいトーク」 ○体をきたえる子 健康や安全に気をつけ,規則正しい生活をすることによって養われる。自らの健康や安全を管理し,生活を改善しようとするたくましい子どもに育てることを目指す。 ・安全がよりよい学校をつくるという視点 ・命を大切にする健康安全教育 (危機管理能力の向上) 薬物乱用防止教育 ・食事,運動,休養,睡眠の調和のとれた生活習慣を身につけさせる ・学校給食を「生きた教材」として,食に関する指導を推進し,家庭に働きかける。 ・朝ランニング(5・6年) 部活動ガイドラインに沿って パワーアップタイム 【学校像】市民ぐるみ・地域ぐるみの教育の核となる学校 学校運営協議会や学校評議会を中心に「開かれた学校づくり」を進め,地域ぐるみの教育活動を推進する。 ・学校運営協議会,学校評議員会 ・保小連携 ・小中一貫教育の推進 ・学校評価 外部評価・内部評価 子どもの評価 教職員評価の有効活用 ・情報教育の充実 ・安全管理 ・京都橘大学との連携 プライマリー実習 ・多様な教育の機会をもたらすようにする。(鑑賞・体験・外部講師) 【教職員像】自らの力量を高め,保護者や地域に信頼される教職員 子どもたちが自分の責任でないことにより,学ぶことや学ぶ意欲が制約されているとするなら,それらを取り除き,一人ひとりの子どもの持つ可能性を最大限に伸ばす教育活動(実践)こそが大切である。そのために,子どもの置かれている背景に目を向け,保護者との信頼関係を築く取組を重視する。そのためには,学級経営をしっかり築き,その上にたって,授業の改善を進めていくことが必要である。私たちは教育の根幹をここに置き,「一人ひとりの子どもを徹底的に大切にする」という本市教育の理念の具体化に向けて取り組む。 ・教職員が,学校教育目標の具現化に向けて,研究会活動に参加したり,授業を公開したりして主体的に自ら研修し,力量を高める。 ・家庭や児童と信頼関係を築く取組を推進する。 ・授業の中で学力を身に付けさせるという強い意志とこだわりを持ち,結果をもって授業を評価する。(課題の分析とその方策) ・教職員が組織の一員としての自覚をもち,その役割と責任を明らかにして,主体的に学校運営に参画する。また,組織的に行動する。 |
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