京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2020/03/27
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学校教育目標 京北地域の主体者として,伝統と文化を受け継ぎ,自らの進路と地域の未来を切り拓いていける子どもの育成〜言語能力と地域創成力を伸ばす〜

「平成28年度 全国学力・学習状況調査」の結果について

 学力調査の正答率

 「国語A:主として知識」「国語B:主として活用」「数学A:主として知識」「数学B:主として活用」の4分野で実施されました。
 本校生徒は,「国語B」で公立校の全国平均を上回りましたが,残念ながら他の3分野ではやや下回りました。

国語

 国語Aでは,「伝統的な言語文化」「知識・理解・技能」「短答式」が,それぞれ1.5〜2.2ポイント上でした。「伝統的な言語文化」について,本校の生徒は三世代で居住している家庭も少なくないので,普段から自然と耳に入ってくる言葉が,生徒たちにしみ込んでいるのかもしれません。しかし,「ことわざ・慣用句」や「四字熟語」などについては知識の乏しい生徒も多く,言語についての学習は継続的に続けていく必要を感じています。
 国語Bで,「書くこと」「書く能力」については,10ポイント以上高いです。授業の中での書く機会が増えていることもありますが,本校では行事後に必ず感想文を書く時間があり,自分の考えを書くことについて抵抗があまりないのではないかと推測します。
 一方,文が少し長くなると,主述がきちんと呼応していなかったり誤字脱字が目立ったりします。推敲の指導が必要と考えられます。
 また,細かく読みこまなければならないような問題は,正解率が下がるようです。短めの長文問題から練習させて「詳細に読むこと」を意識づけていきたいと考えています。

数学

 領域では,「数学A」「数学B」双方で,4【資料の活用・確率等】がわずかに全国平均を上回っています。観点別では,「数学B」で,観点3がわずかに全国平均を上回っています。
 数学Aでは,「自然数を全て選ぶ」問題で20ポイント以上,「確率の大小を選ぶ」問題で15ポイント以上上回りました。(ただし,確率の問題は5月の確認プログラムでは正答率が低くなってしまったので,定着させる復習が必要です。)
 一方で10ポイント以上下回ったのが,「文字式の計算」「長方形の比例式をつくる」「ねじれの位置にある辺を選ぶ」「反比例に当てはまる事例を選ぶ」「反比例を式で表す」「一次関数の変化の割合を求める」「四捨五入を不等式で表す」でした。
 グラフや図形などの映像と数式とを結びつけて理解する点を強化したいと考えます。
 数学Bでは,「グラフの傾向を捉え,判断の理由を説明する」問題で15ポイント近く上回りました。
 一方で10ポイント以上下回ったのは,「不足している前提条件を選び,理由を説明する」でした。前者が,視覚で捉えやすい問題であるのに対して,後者は理詰めで証明を展開する問題です。論理的で長い文章を読み取ったり,書いたりする力を伸ばす必要性は国語Bの分析と重なります。

 生徒質問紙から(ポイントはいずれも全国平均との差)

 生活面としては朝食もきちんと摂る生徒が多く(+11P),起きる時間は規則正しいが寝る時間はやや不規則で寝る時間が午前0時を過ぎる生徒が3割余います(+11P)。テレビなどを4時間以上見る生徒が2割余います(+11P),
 学校から出された宿題はほぼ全員がきちんと出来ますが,予習・復習を含めた家庭学習の時間が少なく(予習-18P,復習-10P),2時間以上取り組めている生徒は1割に満たない結果でした(-25P)。この調査は4月のものですが,今年度家庭学習の取り組みを重点課題として取り組んでおり,最近は大きく改善されつつあります。
 家庭の手伝いは8割の生徒がしており(+14P),地域の活動にも6割程度の生徒が参加したり(+17P),ボランティア活動にも9割近くの生徒が参加するなど(+17P),家庭や地域との結びつきは積極的です。
 難しいことにチャレンジすると回答する生徒が5割程度(-21P),将来の夢がはっきりとあるが3割程度(-18P),困っている人がいたら助けるは7割(-14P),授業での積極的参加は6割(-15P),自分の意見を皆に広げられているかは1人だけ(-17P)と,自分に自信を持ったり,積極的に相手に関わろうとするコミュニケーション能力や積極性がやや弱いという結果が現れていました。
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「古典の日」 筑前琵琶「平家物語」の弾き語り

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 11月18日(金)の6限に体育館で、2年生37名が「平家物語」の筑前琵琶による弾き語りを鑑賞・体験しました。
 これは「古典の日に関する法律」の施行を受け、生徒たちが伝統文化に親しみ体験することにより、日本の心を伝える古典を通じて伝統と文化を理解し、尊重する態度の育成をはかる事を目的に実施されたものです。
 この日は「筑前琵琶橘流日本橘会」の谷口旭佳先生による「平家物語」の弾き語りを鑑賞しました。
 まず「扇の的」を谷口先生に演奏して語っていただき、2年生全員で鑑賞しました。
 華やかな琵琶の音色と、朗々とした谷口先生の語りに、耳を傾けていた全員が魅了されました。
 さらに、独特の抑揚と節回しの語りを先生に教えていただきながら、全員で「平家物語」の語りをしました。
 その後生徒が4つのグループに分かれて琵琶を実際に触らせてもらったり、爪弾いたりさせていただきました。
 本当に貴重な体験ができた1日でした。

12月の玄関前 〜 図書室情報コーナー〜 「人権週間」にちなんで

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 管理棟玄関横の、図書館支援員さん手作りの「図書室情報コーナー」の内容が、12月は「人権月間」にちなんだ展示となっています。
 壁面にポップに、「人権って」のタイトルでさまざまな人権にかかわる書籍が配架されています。
 「はじめての日本国憲法」、「10代の憲法な毎日」、「父と娘の法入門」、「自分が好きになっていく」「世界人権宣言」、「子どもの権利条約」、「マザーテレサへの旅」、「わたしたちのトビアス」、「読むだけで心がラクになる22の言葉」や「音を見たことありますか?」、「拝啓、アスペルガー先生 わたしの支援記録より」(奥田健次)「自分が好きになっていく」、「ユニバーサルデザインがわかる事典」、が配架されています。
 また、100番の「哲学・思想」140番台の「心理」150番台の「道徳」159番の「人生」913番からの「文学」310番台の「政治」320番台の「法律」360番台の「社会・社会生活」366番の「労働・障害」369番の「社会福祉・ボランティア」370番台の「教育・学校生活」など人権関連の書籍が、多数図書室に展示されています。
 そして、「11/15〜25 女性に対する暴力をなくす運動 夫やパートナーからの暴力、性犯罪やストーカー行為なと」、「ヘルプマーク 外見からは分らなくても、援助が必要な方がいます」などのポップも掲示されています。
 その他にも、「ちょっと変じゃない? 女らしさ男らしさってなんだろう」、「自閉症の僕が跳びはねる理由」や、「尾木ママの女の子相談室 自分についてのなやみ」、「ぼくは12歳、路上で暮らしはじめたわけ。」、「ぼくは13歳、職業兵士」、「13歳からのシンプルな生き方哲学」、「学校をもっとたのしく」、「おかえりまたあおうね」等、ぜひ皆さんも手に取って見てください。
 もし貸出希望の人は現物を持って図書館開館時間に貸し出しの手続きをとって下さい。

2年生生き方探究チャレンジ体験その2

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 この日は、「ゲート美容室」、「サンダイコー」、「ひかり保育所」の各事業所を訪問させていただきました。
 「ゲート美容室」では美容師さんについてカラーリングのお手伝いを体験をさせていただいていました。
 「サンダイコー」では、販売する鮮魚や肉類のパッケージングなどをさせていただいていました。
 「ひかり保育所」では保育士さんの指導の下、園庭で一緒に遊んだりして保育のお手伝いをさせていただきました。

育成合同運動会に参加

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 11月15日の火曜日に府立体育館で、育成合同運動会が開催されました。
 希望学級の2人の仲間と校長先生と担任の先生と一緒に行ってきました。
 入場行進では、みんな胸を張って堂々の行進でした。
 この日のために、みんなレクレーション走の「とんでゴールへGO」を、一生懸命練習してきました。
 その甲斐あって、みんなそれぞれに「100m走」や「とんでゴールへGO」の個人賞を獲得したりもしました。
 その他、体操や玉入れ、ダンスに参加し、他の学校の友達や先生と楽しい
一日を過ごすことができました。

評価テスト3

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 11月25日(金)から評価テスト3が始まっています。
 冬休みの前の最後のテストとなります。
 特に3年生にとっては、今回進路決定に向けて重要なテストになっています。
 この日は、各学年国語、社会、数学、理科、英語、音楽などの教科のテストが実施されました。
 各教室をまわってみても、物音一つせず、張り詰めた空気と共に、「コツコツ」と鉛筆を走らせる音だけが聞こえてきました。
 自分の持つ最大限の力を発揮して下さい。

1年ファイナンスパーク学習

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 1年生は11月10日(木)ファイナンスパーク学習に出かけました。
 ファイナンスパークとは・・・「生き方探究館」という施設の中に再現した「街」で,税金・保険をはじめ食費や水道光熱費,住宅費など生活に必要な費用の試算,さまざまな商品やサービスの購入・契約などを体験。社会にあふれる情報を適切に活用する力や自らの生き方に繋がる生活設計能力等を育成するという学習です。
 生き方探究館に到着し,説明を聞いた後はさっそく班に分かれて活動です。ボランティアさんのていねいな指導のもと,設定された個人カードにより,年収から1か月の純所得を計算し,さまざまな情報を集め,生活費の計画を立てます。
 残額は1万円以内に収め,赤字が出ないようにしなければなりません。全員がきちんとプランを実行できたことをチェックして終了です。
 終わりの会では代表が感想を発表し,最後に本校の保護者の方2名を含むボランティアの方々に代表がお礼を述べて1日の学習が終わりました。
 指導していただいた探求館の方からは,熱心に学習に取り組んでいた1年生の生徒たちについておほめの言葉をいただきました。

京北小中一貫教育プロジェクト道徳部会公開授業

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 11月9日(水)の6限に、「京北小中一貫教育プロジェクト」の道徳部会の取り組みの一つとして、周山中学校の道徳の公開授業が1年1組で行われました。
 今年度は京都市教育委員会の「しなやかな道徳」の研究指定を中学校ブロックで受けており、京北4小中学校の道徳推進教師の先生方を中心に研究と実践が進められています。
 今年道徳部会として、4校で順番に互いの実践をもとにした公開授業を行い、その後研究協議を持って4高校の交流を深めています。
 その中で「小中一貫教育の中での道徳の在り方」について研究を進めていくいくという取組を進めています。
 この時間の題材は1年主題名A−(3) 向上心・個性の伸長「マラソン大会」でした。
 この題材を使って「自分の能力や適性を伸ばしていくべきか」「友だちを思うべきか」という二つの葛藤場面を通して、自分の力を伸ばし、充実した生き方を追求しようとする意欲を持つことをねらいとしています。
 当日は、京北の3小学校の先生の参加があり、中学校の教員と共に参観していただきました。
 公開授業の参観の後、道徳部会のメンバーで研究協議がおこなわれました。
 関係の先生方ごくろうさまでした。

2年生生き方探究チャレンジ体験その1

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 11月7日(月)から11月11日(金)まで5日間、2年生の「生き方探究チャレンジ体験」が実施され、2年生37名が地域や市街地の各事業所にお世話になりました。
 この日の事業所訪問では、「あうる京北」「ウッディー京北」「エルデ」にお邪魔しました。
 「あうる京北」では、事務所でネームプレートの作成の作業をさせていただいていました。
 また、「ウッディー京北」は、レストランでのホール作業と、販売品コーナーでのカウンター業務を体験させていただきました。
 お客さんから注文を取り、出来上がった品を、テーブルまで届けて、「お待たせいたしました。」「ありがとうございました。」等の接客もきちんとできていました。
 パン屋さんの「エルデ」では、パンの陳列や販売の仕事を体験させていただいていました。
 2年生の先生が、訪問されると、パンを包装したりして、きちんと丁寧に作業ができていました。

校長室より11月

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 季節は立冬から小雪へと移り変わり,今年もあと残すところ一ヶ月余りとなりました。平素は本校教育にご理解とご協力を賜り,厚く御礼申し上げます。
 さて12月は人権月間として,学年ごとにテーマを設定し,人権についての学習を行っています。先日,文科省から,各都道府県のいじめの報告件数の公表があり,京都府は全国トップでした。これは,まだ都道府県によっていじめの定義やとらえ方が確立されていないこと・京都府はかなり厳密な基準でいじめを定義し,取り組んでいることの現れとも言えます。いずれにせよ,大切な事は,いじめの発生件数ではなく,解決件数であることは言うまでもありません。
 いじめと判断される事案が発生したとき,しはしばいじめる側は,いじめられる方にも原因があるという事を口にします。しかし,いじめという行為においては,100%いじめる側が悪いという事を自覚しなければなりません。相手の欠点・課題を指摘してあげる事も方法や関係性を十分に検証した上で行うことは必要な場合もあるでしょう。だけどだからと言って,その人の人格を否定し,圧倒的な力で攻撃することは断じてあってはならないことです。
 多くの人がこれまで人から嫌な思いをさせられたり,傷つけられたりした経験を持っています。しかし,これまで自分が誰かを傷つけたり,嫌な思いをさせた経験をどれだけ記憶しているでしょうか。傷ついた人と同じ数だけ傷つけた人もいるはずなのに,その数は必ずしも一致しません。
 年に一度の人権学習ですが,そういう自分や,いじめのこと,人権について考え続けることが,そのギャップを埋めていくのではないでしょうか。

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学校行事
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3/17 修了式
3/18 春季休業開始 4/5まで
3/20 春分の日

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