最新更新日:2020/03/27 | |
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校長室より11月
季節は立冬から小雪へと移り変わり,今年もあと残すところ一ヶ月余りとなりました。平素は本校教育にご理解とご協力を賜り,厚く御礼申し上げます。
さて12月は人権月間として,学年ごとにテーマを設定し,人権についての学習を行っています。先日,文科省から,各都道府県のいじめの報告件数の公表があり,京都府は全国トップでした。これは,まだ都道府県によっていじめの定義やとらえ方が確立されていないこと・京都府はかなり厳密な基準でいじめを定義し,取り組んでいることの現れとも言えます。いずれにせよ,大切な事は,いじめの発生件数ではなく,解決件数であることは言うまでもありません。 いじめと判断される事案が発生したとき,しはしばいじめる側は,いじめられる方にも原因があるという事を口にします。しかし,いじめという行為においては,100%いじめる側が悪いという事を自覚しなければなりません。相手の欠点・課題を指摘してあげる事も方法や関係性を十分に検証した上で行うことは必要な場合もあるでしょう。だけどだからと言って,その人の人格を否定し,圧倒的な力で攻撃することは断じてあってはならないことです。 多くの人がこれまで人から嫌な思いをさせられたり,傷つけられたりした経験を持っています。しかし,これまで自分が誰かを傷つけたり,嫌な思いをさせた経験をどれだけ記憶しているでしょうか。傷ついた人と同じ数だけ傷つけた人もいるはずなのに,その数は必ずしも一致しません。 年に一度の人権学習ですが,そういう自分や,いじめのこと,人権について考え続けることが,そのギャップを埋めていくのではないでしょうか。 第2回 進路説明会今回は、私立高等学校と公立高等学校の先生が来校され、「私立高等学校と公立高等学校全般の特色や進路の状況」などとともに、3年生の進路選択の心構えや各校での高校生活の様子も含めて、高等学校の先生に話をしていただく形で企画したものです。 当日は私立高校からは京都学園高校の進路担当の先生、公立高校からは嵯峨野高校から教務部の先生にご来校いただいて、京都学園高校の魅力と私立高校全般のお話、嵯峨野高校についての説明と公立高校の制度全般のお話をしていただきました。 説明会では、生徒諸君も保護者の皆さんも配布された資料を見ながら、高校の先生方の話に熱心に耳を傾けておられました。 3年生37名と保護者が参加していただきました。 具体的な内容は、 ●私立・公立高等学校を受験するにあたって (私立・公立高等学校の特色や進路選択にあたって・高校生活・進路状況等) 参加高等学校(説明順) 京都学園高等学校 京都府立嵯峨野高等学校 卓球新人大会 団体の部結果 予選リーグ 対 北野中学校 0-3 対 洛星中学校 0-3 相手校は2年生主体のチームでしたが、本校は2年生1名、1年生3名のチーム構成にもかかわらず健闘しました。 11月の玄関の 〜 図書室情報コーナー〜 「古典の日11/1」「古典の日」とは、「紫式部日記」の寛弘5年11月1日(1008年12月1日)の記述に、源氏物語の作者紫式部に対して、藤原公任が、「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」(そういえば、このあたりに若紫の姫君がいらっしゃるのでは)と語りかけたとあり、「若紫」とは源氏物語の登場人物であることから、この記述は日本を代表する古典文学である源氏物語が歴史上はじめて記録されたものであることを根拠としています。 このため、この日から千年目に当たる2008年(平成20年)の前年、2007年(平成19年)1月に京都府などを中心に立ち上げられた「源氏物語千年紀委員会」が11月1日を「古典の日」として日本の古典文学を顕彰する記念日としたものです。 そしてこの「古典の日」にちなんだポップが掲示されています。 また、「810日本語」「900文学」「910日本文学」「913物語小説」「918文学全集・古典文学」の分類番号が掲示されています。 また配架には、絵で見てわかるはじめての古典として「古事記・風土記」、「竹取物語・源氏物語」、「枕草子」、「今昔物語・宇治拾遺物語」、「平家物語」、「徒然草」、「奥の細道・俳句・川柳」、「能・狂言・歌舞伎」と、「イラスト図解 古事記」、「日本文学のうつりかわり」が展示されています。 そしてテーブルには、「和歌俳句と百人一首」、「御伽草子」、「かぐや姫の物語」、「方丈記」、「万葉の百人一首」、「田辺聖子の古典まんだら」、「万葉風土記」、「日本のおはなし」、「文学作品にでることば」などが置かれています。 他にもたくさんの新刊が図書室にあります。一度ぜひ手に取ってみてください。 芸術鑑賞会「アラブ民族楽器ウード演奏」これは、例年周山中学校の生徒が本物の文化に触れることを目的に、各種の芸術活動を行われている団体や個人をお招きして鑑賞する機会を持つものです。 今年は、「ウードによるアラブ民族音楽の演奏」ということで、ウード奏者の常味裕司氏に演奏していただきました。 常味氏は東京都出身で日本では数少ないウード演奏家の方です。 日本のみならず,東アジア地域におけるウード演奏家のパイオニア,第一人者と称されている方です。 日本では,アラブ・トルコ古典音楽を中心にソロ活動およびアラブ音楽アンサンブルFarha(ファルハ)やArabindia(アランビンディア)などを主宰し,様々な演奏家,舞踊家,パフォーマーと共演されています。 最近では,シルクロードを音で旅する“東西琵琶物語”(ウード・リュート・中国琵琶・琵琶の共演)の企画にたずさわり,全国的にコンサートを展開し、活躍されています。 当日は,アラブ各国のの楽曲をウードで演奏したり,アラブの音階の特徴やドラムやタンバリンを使って生徒と一緒にアラブの楽曲のリズムを全員で楽しみました。 また、生徒にアラブの民族衣装を着せてもらったり,質問に答えてもらったりと,充実した時間で,あっという間に過ぎていきました。 さすがに間近で聴く,ウードで奏でるアラブの楽曲のエキゾチックなムードや,その臨場感・迫力に鑑賞した参加者はその演奏を十分堪能しました。 1年総合的な学習「仕事人にインタビュー」これは、来る11月10日に行く「ファイナンスパーク」での学習に向けての事前学習です。 周山中学校に関わりのある、周山中学校の事務の先生と卒業生の保護者である地域の洋菓子店の店主さんに、「仕事人に聞いてみたいこと」と題して、ご自身の仕事にまつわる様々な質問に答えていただきました。 開会の後、選ばれた代表2人が進行を務め、1年生の質問者がそれぞれが聞いて、「仕事人」お2人に答えていただきました。 それぞれの仕事の内容、やりがい、通勤の事、仕事の困ること大変なこと、仕事をする上で大切なこと、収入とお金の使い道、仕事以外で大切にしていること。なと、質問は多岐にわたりました。 お2人は、「仕事についての考え方」「店を持つにあたっての苦労」「学校の支出の中で一番割合が多いのは」「仕事で失敗したときには」などの一つ一つの質問に丁寧に答えて下さいました。 生徒たちは熱心に耳を傾けながら、時には笑いが起こったりうなずいたりしながらメモを取っていました。 生徒の皆さんの、身近な所や地域でお勤めの方から仕事に対する思いを聞けて、貴重な体験ができたと思います。 剣道部新人戦結果 1回戦 対洛北附属 3勝2引分け 2回戦 対加茂川 1勝2敗2引分け 10月30日(日)個人戦 武道センター 結果 1年の部 4回戦進出1名 3回戦進出2名 フリーの部 2回戦進出2名 1回戦敗退2名 1年生 PTA親子活動 「キンボール」当日、1年生の生徒と保護者は軽食を摂った後、1年生の教員団とともに開会式を行い、全体で入念に準備体操を行いました。 キンボールとは、3人でボールを支えてセットします。そして、一人がヒットして腕など腰より上で、床と水平以上の角度で1.8メートル以上とばします。 同じ人が連続でヒットできず、床に落ちる前にレシーブして両足がコート外に出たら失敗というルールです。 ポールがキャッチできない、または反則をしたとき他のチームに得点が入ります。 ルール説明の後、各チーム総当たりで計10試合行いました。 各チームごとの試合では、生徒・保護者ともすごい熱気で力が入っていて、好プレー・珍プレーの続出でした。 各コートからはそのたびに、歓声や爆笑が湧き上がり全員笑顔でプレーに集中している姿が印象的でした。 予定された時間いっぱいまで、各チーム試合を楽しみ心地よい汗をかいた後、成績発表と閉会式が行われました。 短い時間でしたが、みんな楽しくプレーできたと思います。 ご協力いただきました、1年生の保護者・教員の皆様方ありがとうございました。 1年生調理実習「ハンバーグづくり」この日のメニューは、「ハンバーグ」と付け合せの「にんじんのバター煮」、「スナップエンドウのソテー」です。 みんな、自分のお弁当箱に御飯だけを詰めて持参してきました。 各グループごとに役割を分担して、ひき肉をこねてハンバーグの形に整えたり、フライパンで焼いたり、付け合せの野菜をいためたり、盛り付けたり協力して頑張っていました。 調理中には、ハンバーグが焼けるおいしそうな匂いが、管理棟全体に立ち込めました。 完成した料理を、それぞれがお弁当に詰めて、教室でみんな味わっていただきました。 さて、味はどうだったでしょうか? PTA壁新聞づくり第1回目この日ばは第1回目で、全体のモチーフを「ひまわりの花」に決めて色画用紙で手作りして台紙に張り合わせました。 そして新聞の記事の内容を決め、PTA行事の写真と紹介記事を書くことと、それらをデザインした中に配置することなどが決まっていました。 参加された皆さんは、広報委員長さんの指示のもと、写真の選定、記事の作成、カット書き、割り付けや配置の担当等に分かれて、和やかな雰囲気の中、手際よく作業を進めていかれました。 1時間余りの作業で大枠が出来上がりました。皆さんご苦労様でした。 次回は11月24日(木)です。この日の完成を目指します。広報委員の皆さん、次回も振るってご参加をお待ちしています。 |
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