最新更新日:2024/10/08 | |
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洛陽高校 商業課程
洛陽高校の商業課程は昭和23年(1948年)10月、高校三原則により新設され、洛陽高校通学区域の商業科生徒が10月から洛陽高校に来るようになりました。定員は各学年1クラス40名で合計120名でしたが、発足当初は1年生36名、2年生20名、3年生30名の合計86名でした。
元々工業学校だったため、商業教育の施設・設備はなく、再編成に伴い商業学校のタイプライターなどは、一旦西京高校に集約されたのち各校に分配されました。しかし、洛陽高校には5〜6台しか分配されず実習には不十分で、商業教育研究会を中心に施設・設備の充実のため陳情・請願が続けられました。 この結果、昭和27年(1952年)ごろから備品も産業教育予算により少しずつ充実し始めたと記録されています。(洛陽工高百年史より引用) 洛陽高校 総合制高校カリキュラム
洛陽高が普通科・商業科・工業課程(5科)を持つ総合制高校として発足した頃は、カリキュラムの構成がきわめて困難で、また総合制ゆえの一長一短がありました。
良い面は工業コースがあるために普通・商業の両コースの生徒でも工業教科を自由に選択して、職業能力が習得できるという点でした。 一方、悪い面は工業コースでは実習が重視され3〜4時間の連続授業が必要でしたが、総合制ゆえに設備が制限され、実習場の収容能力に対して生徒数がはるかにオーバーしていました。 さまざまな制約の中で、生徒の選択教科の幅を広げ新時代の教育方針に沿ったカリキュラム編成が検討され、単位履修の形が定まったのが昭和25〜26年ごろで、新しい高校教育の基礎が明確になりました。 (洛陽工高百年史より引用) 高大連携授業 その2
8月23日、京都工芸繊維大学との連携学習交流会2日目を京都工繊大にて開催、講義を本校電気コースの2、3年生と京都工学院高校サイエンスクラブ1年生のメンバーが受講する形式で行われました。
講義の内容は、本校教員による「環境・エネルギー技術概論」、および愛知工業大学工学部学生による「エステル結合に着目した色素の浸漬時間と光起電力特性の関係」、京都工繊大学生による「科学・ものづくり教室について」で、参加した生徒たちは真剣な面持ちで聴き入っていました。 講義終了後は、施設見学を行い講義棟と食堂を見学したのち、グループに分かれて反省会と学生・生徒による交流会が食堂で行われました。2日間にわたる交流会を通してそれぞれが印象に残ったことや大学生活などを学生に熱心に質問している姿が見られました。 山岳部 夏山合宿 その2
翌8月12日は、5時起床、朝食の雑炊を済ませ準備を整えて6時30分出発。室堂経由で白山系の最高峰である御前峰を目指しました。高度を上げるにつれ視界は広がり、やがて雲海を眼下に見ながら、8時46分に御前峰山頂に到着。ここからは、360°の視界が広がり、眺望は素晴らしく遠く北アルプス連峰も望めました。頂上にある神社にみんなで無事を祈ったのち、大汝峰(2684m)に向かいました。
途中、エメラルドグリーンの火山湖、翠ヶ池を迂回しながら大汝峰山頂を目指し10時22分山頂到着。小中止を行った後、室堂に向かって11時下山開始。途中、雪渓が残る火口湖で記念撮影、登山道沿いの花畑を観察しながら室堂に12時10分到着。行動食による昼食を済ませたのち、南竜ヶ馬場のキャンプ場へと帰りました。昨晩同様、ペルセウス座流星群もよく観察でき、大きな流星を確認できました。 最終の13日は、4時に起床し朝食後テントを撤収、6時に出発し9時に登山口の別当出合に無事到着。路線バスに乗り金沢に到着、遅い昼食を済ませてサンダーバードで20時25分京都に到着、現地解散しました。 今回は3日間とも昼間は暑いくらいの晴天に恵まれ、事故もなく充実した合宿を行うことができました。 山岳部 夏山合宿 その1
今年の山岳部の合宿は、白山山系(御前峰2702m、大汝峰2684m)への山行でした。2、3年生4名と顧問2名が参加し、8月10日京都駅から23時50分発の夜行バスで金沢に早朝5時45分到着、路線バスに乗り換え登山口の別当出合に8時55分到着。準備を整えたのちテント場の南竜ヶ馬場に向けて午前9時5分に出発しました。途中、所々で傍らの高山植物を見ながら中飯場、甚ノ助避難小屋を経て南竜ヶ馬場に13時40分に到着後、幕営場所を整えてテントを設営しました。
15時から地元のボランティアの方々による高山植物の観察会が行われ、全員参加し登山道周辺に咲く珍しい花々を観察しました。また、合宿中ペルセウス座流星群が夜空によく現れる時期でもあり、夜の11時すぎから夜空にいくつもの流星が流れるのを見ることができました。 機械工作部 エンドエフェクタの製作
機械工作部では、ロボットアーム先端部に装着するエンドエフェクタを製作し、ペットボトルのキャップ向きを識別して空気圧で吸い上げて、仕分ける作業に取組んでいます。
スキューズ株式会社様から借用中のロボットアームの先端部に装着し、台に置かれたペットボトルのキャップの上下の向きを、エンドエフェクタ動作の変位と圧力で識別して、特定の向きのキャップだけを吸い上げて移動・仕分けすることを考えました。 実際に吸着・移動ができるか簡易的なプログラムを作成して確認を実施しました。今後は、パテントコンテストに応募すると共に、検証を進めていきたいと思います。 龍谷大学連携 第1回数学スクーリング
8月20日(土)、龍谷大学理工学部と連携協定を結んでいる京都・滋賀の5工業高校の生徒が参加する「数学スクーリング」に、本校ハイパーステージ(特別進学コース)3年生の生徒が参加してきました。
今回は10:30〜15:30までみっちりと「ベクトル」・「微分法」について講義を受けた後、問題演習に取り組みました。次回8月27日(土)の第2回スクーリングで、確認テストを行うそうです。頑張れ、受験生。 高大連携授業
8月22日、京都工芸繊維大学との連携学習交流会を本校で開催、京都工芸繊維大学の学生5名のサポートを得ながら本校電気コースの2、3年生8名が、京都工学院高校サイエンスクラブの1年生5名に実習授業を行いました。
実習内容は、「ランプシェードの製作」、および「色素増感太陽電池の製作」でみんな熱心に指導を行っていました。基礎的な技術・技能を学び、ものづくりを通して、それらを活用し、お互いが協力し合いよりよいものをつくり上げる過程が将来きっと役立つと思います。 今後ともこのような活動を通して交流を図っていきますが、京都工学院高校サイエンスクラブは11月12、13日に「科学の祭典」にて、講師役として今回学んだ「色素増感太陽電池の製作」の実習指導にあたります。 なお、明日23日は、京都工学院高と洛陽工高が京都工芸繊維大学を訪問し、「環境・エネルギー技術概論」、他2つの講義を受講、施設見学および交流会を行う予定です。 洛陽高校 生徒集会
生徒集会のために、生徒会には集会部が設置され、行事の企画と運営に当たっていました。しかし、このユニークな生徒集会の時間も年を追うごとに新しい企画が少なくなり、昭和26年には実施されなくなり、昭和30年にはカリキュラムからも姿を消しました。
図書の時間は、図書館を利用しての読書の促進でしたが、図書館の設備の関係から各ホームルームの教室で家から持参した本を読むという自習というのが実態でした。 クラブ活動については、第1類(土曜日4時限)と第2類(放課後)に分け、第1類はカリキュラムに組み入れ、全生徒がいずれかのクラブに入らなければならないこととしました。しかし、昭和26年以降、第1類は廃止されました。(洛陽高校百年史より引用) 洛陽高校 コース・クラスとホーム・クラス
洛陽高校が発足して翌年の昭和24年ごろ、科別のコース・クラスとホーム・クラスとに分かれていました。1年ではむしろホーム・クラスで過ごす時間のほうが長く、所属の科を離れて学ぶ機会が多かったようです。2年生でも国語や英語などの授業はホーム・クラスに入っていました。生徒集会の時間は、広く生徒の社会性や見識を高めることが目的で、週1回これに充てられ原則的に各学年単位で行事が実施されていました。
講演会、文化映画鑑賞、クラブ発表会(能・仕舞・狂言・日本舞踊・演劇・軽音楽)などがあり、講演会には立命館大学総長の末川博氏やプロ野球選手の中谷信夫氏(昭和13年機械科卒で南海ホークス投手)なども招かれたと記録されています。(洛陽高校百年史より引用) |
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