最新更新日:2024/09/24 | |
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塔南高校アクセスマップ
塔南高校アクセス方法
◎市バス「塔南高校前」から 西へ徒歩1分 「吉祥院池田町」から 北へ徒歩3分 「吉祥院長田町」から 東へ徒歩8分 ◎JR西大路から 自転車10分(徒歩20分) ◎近鉄上鳥羽口駅から 自転車10分(徒歩20分) ※お車でご来校の方は近隣の駐車場(コインパーキング)などをご利用ください。 地図は下記よりダウンロードできます。 塔南高校アクセスマップ オリエンテーション合宿その3(教育みらい学演習)
4月15日(金)
教育みらい科の合宿1日目では,「教育みらい学演習」の授業が行われました。 9月に行う「人間学I研究発表会」(グループごとの教育課題探究)で充実した発表を行うため,「情報をまとめて,発表する技術」を身につけるための取組です。 生徒たちは,苅谷剛彦著『学校って何だろう』を春休み中に読んできており,合宿では章ごとに8グループに分かれて5人で知恵を出し合い,各章の内容をまとめて,分かりやすくポスター形式で発表します。 1日目は,本の内容をふせんに書き出し,「論理フォーム」という基本の形に並べ直す作業に取り組みました。その作業の中で,グループ内で熱い議論が展開され,担当している章の理解レベルが「なんとなく」から「人に説明できる」レベルまで上昇しました。 また,「ポスターの中に図・表・グラフを1つ以上入れること」というルールが設定されていたため,担当する章に明確なデータが掲載されていないグループが苦戦を強いられた結果,ある生徒が「この場で同級生にアンケートをとってグラフ化しよう」というアイディアを提案し,すぐに実行に移していました。 アンケートの内容にはまだまだ改善の余地があるものの,フットワークの軽さには目を見張るものがありました。教師になるためには欠かせない特性です。 夜9時半までポスター作りの作業が続き,各グループ,翌日の発表会に向けて懸命に準備を進めていました。 写真左:担当する章の本文をグループごとに読み込み,まとめる。 写真右:本文の内容をふせんに書き出す。 平成28年度 塔南高校学校説明会 年間予定表オリエンテーション合宿その2(教育みらい科1)メインは、「人間学」「教育チャレンジ」といった教育みらい科専門科目の総称である「教育みらい学」の演習とグループ発表です。 それに加えて、連携大学である京都教育大学の教育支援センター教授、岡田敏之先生の記念講演『教育みらい科へ入学した皆さんへ』【写真上】では、夜間中学での学びを通して教育の原点を考える貴重な時間を持てました。 また、教育みらい科卒業生で、すでに先生として活躍していたり、大学の教育学部で教師を目指してがんばっている先輩方を招いてのグループトーク『ようこそ先輩』【写真中、下】は、将来の教師を目指すみらい科新入生たちが、塔南高校での高校生活の心構えや努力点を具体的にイメージできる、貴重な時間となったことと思います。 高校卒業後、大学でさらに成長した卒業生の堂々とした姿を見ていると、実に頼もしくまた嬉しく思います。後輩諸君も、そんな輝く先輩たちを目標に羽ばたいてほしいと願っています。 忙しい中お越しいただいた岡田先生、7人のみらい科卒業生の方々、ご協力ありがとうございました。 オリエンテーション合宿(その1)
4月15日(金)〜16日(土)、1年生1組(教育みらい科)、2組・3組(普通科特別進学コース)の生徒対象のオリエンテーション合宿が右京区の花園会館にて行われました。
15日(金)は3限まで授業を受けてからバスで学校を出発しました。花園会館に到着後、開講式、ガイダンスがあり、その後各学科に分かれてのプログラムとなりました。この合宿の目的は。教育みらい科が「大学教授の記念講演」、「卒業生とのグループトーク」、「みらい科専門科目演習とグループ発表」、普通科が「進路講演会」、「卒業生の体験談」、「国数英3教科の学習方法ガイダンス」にそれぞれ取り組む中で、各自の将来を展望し、塔南高校での充実した高校生活につなげてもらうことです。 下の写真は、16日(土)の閉講式後のクラス写真です。 【上から順番に1年1組、2組、3組です。】 2日間ともにがんばった新しいクラスメートとの爽やかな笑顔が印象的でした。その後バスで午後2時すぎに学校へ帰着し、解散となりました。 合宿の詳細につきましては、次回以降お伝えいたします。 「空を見上げて、希望があれば」
去る3月27日,本校吹奏楽部は久世中学吹奏楽部とともに,作曲者である,航空自衛隊航空中央音楽隊の和田信先生(写真上)をお迎えして,行進曲「希望の空」の合同練習を行いました。
東日本大震災での支援活動のご経験を踏まえて付けられた楽曲名。 「被災地でも空を見上げて希望があれば,と思っています。明るく元気に演奏していきましょう」 「冒頭の各楽器のアンサンブルは仲間と協力しながらやっていくことを表したものです。しっかり音符をかみ合わせていきましょう」 被災地の様子,支援活動の様子,説明を踏まえての楽曲練習は休憩も挟まずに続けられましたが,メンバー一同集中力を持って臨めた半日となりました。 音楽は人々に希望を与えられる,そのような活動を目指して演奏していきたいと,多くのメンバーが感じさせられたレッスンでした。 写真下:「支援活動での演奏が,震災に疲れた人々の心を勇気づけました。」(和田先生談) 部活動紹介
4月8日(金)
新入生を対象とした部活動紹介が行われました。 企画・立案・運営をすべて生徒会執行部の生徒が行い,各部活動の趣向を凝らしたパフォーマンスを盛り上げる役割を果たしていました。 弓道部のパフォーマンスでは,部員が放った矢の勢いが強すぎて,矢が的から抜けなくなるハプニングも発生。会場が和やかな雰囲気に包まれました。 最後を飾るのは吹奏楽部による圧巻のマーチングショウ。迫力のある音の響きと華やかな演技に,新入生は終始圧倒されていた様子でした。 この後,一週間の部活動体験期間を経て,入部を決めることになります。自分に合った部活動を見つけ,目標をしっかり定めて日々の活動に取り組んでほしいと思います。 写真左 :部活動紹介(弓道部) 写真中央:部活動紹介(書道部) 写真右 :部活動紹介(吹奏楽部) 平成28年度 始業式
4月8日(金)
離任式・着任式のあと,平成28年度の始業式が行われました。 前日の雨でグラウンドの状態が悪く,テレビ中継による挙行となりました。 校長・教務主任・進路部長・生徒部長から年度当初のあいさつがあり,生徒たちは各ホームルーム教室でテレビ画面に注目して聴き入っていました。それぞれの先生方のお話は,立場や観点こそ異なるものの,「主体的に学び,考え,行動する人間になってもらいたい」という趣旨では共通しており,生徒たちの新年度の決意に火をつけたのではないでしょうか。 引き続き,毎年恒例の対面式が行われ,新入生代表生徒が,「中学時代は将来の夢を明確に持つことができなかったので,夢を見つけるために塔南に来た。同じような思いを持つ新入生も多いと思う。先輩方,そんな新入生一同をよろしくお願いします。」と力強くあいさつしました。 同級生,先輩・後輩,教職員がともに生き生きと高め合い,学び続けることができる学校へ――平成28年度。始動です。 写真左:カメラに向かって語りかける進路部長 写真右:校長あいさつが映し出されたテレビ画面に注目する生徒たち 56期生入学式挙行
4月7日(木)
本日,56期生の入学式が挙行されました。 あいにくの雨にも関わらず,多数の保護者の方にお越しいただき,会場は超満員となりました。 温かな拍手に包まれて,担任の先生を先頭に新入生280名が入場しました。どの生徒の顔にも緊張感がみなぎり,高校生活への意気込みがひしひしと伝わってきました。 初めてのホームルームも行われ,「このクラスで1年間頑張ろう」という決意を新たにしたことでしょう。授業・学校行事・部活動での活躍が楽しみです。 明日は3学年そろっての始業式です。いよいよ平成28年度が始まります。 写真上:古池校長先生の式辞に耳を傾ける新入生 写真下:新入生代表宣誓 新入生の入学にあたって
280名の新入生の皆さん,入学おめでとうございます。
塔南高校の校歌の中には,創立以来半世紀にわたり,本校が大切に守り続けてきた3つの言葉があります。それは,「知性」「誠実」「世界の文化」という言葉です。この3つの言葉は,創立以来一貫して塔南高校の教育の根幹をなしてきました。 1つ目の「知性」は,なぜ人は学ぶ必要があるのかという問いに答えるものです。人は,豊かで高度な文化を学ぶことにより,自らの能力を高めて現在の自分を超えることができます。そして,そのような人が集まることによって社会は新しい文化を創造していくことができるのです。人は学ぶことにより知性を磨き,そのことによって人は成長し,社会の発展が可能になります。 2つ目の「誠実」は,自分に対して誠実であれ,他人に対して誠実であれ,という皆さんの生きる姿勢を示したものです。私たちは,時として自分勝手な思い込みをしたり,自分勝手な行動をしたりして自らの心を貧しくし,他人に迷惑をかけたりすることがあります。「誠実」とは,これらを戒め,規律を守り誠実に生きることにより,集団生活を営む私たち一人ひとりの幸福を守ろうとするものです。 3つ目の「世界の文化」は,皆さんに世界の文化の発展に貢献できるような立派な人になってほしいという願いとともに,日本の文化,とりわけ京都の文化を世界に発信できる人材になってほしいとの願いを込めた言葉です。 原点に帰れという言葉がありますが,これからの学校のあり方を考える上で,生徒と教員がともに新しい学校の歴史を作り出そうとしていた当時のはつらつとした姿が感じられます。半世紀にわたる歴史の中で,京都市教育長の在田正秀さん,本校の学術顧問にご就任いただきました北川進先生(京都大学教授)をはじめ,たくさんの優秀な卒業生を輩出して参りました。今後も,「知性を備え,誠実に生き,世界の文化の発展に貢献できる立派な人」を育成するという建学の精神をしっかりと守りつつ,新しい時代にふさわしい学校づくりを推進してまいりたいと考えています。 さて、これから高校生活を送る新入生の皆さんに3つのお願いがあります。 1つ目は「学ぶ者の謙虚さを持って行動すること」です。学校は勉強をする所です。学ぶ者としての作法を守ってください。「遅刻をしない」「挨拶をきちんとする」「正しい服装」「正しい言葉遣い」は学ぶ者の作法として厳しく指導します。また,学校には,ここにいる皆さん全てが安全に学校生活を送るために守るべきルールがあります。それをしっかりと守ってください。状況を見て,しなければならないこと,してはならないことの判断ができるようになってください。 2つ目は「夢を持つ」ことです。皆さんがこれから目指す道は,一人ひとり違うはずです。将来の夢に向かって信念をもって努力してほしいと思います。夢を持てば,目標が生まれます。目標があれば,一日一日が意味あるものとして,精一杯努力することができます。私たち教職員は,君たちの夢の実現を全力でサポートします。 3つ目は、「主体的に生きる」ことです。単に差し出されたものを受け取る姿勢ではなく,自ら動いて事をなす姿勢を常に持ち続けてください。失敗を恐れずに果敢にチャレンジすることが,これからの社会を生きていくために必要な資質です。精一杯背伸びして,挑戦してください。 保護者の皆様におかれましては,お子様のご入学誠におめでとうございます。高校3年間は,人生の方向を決定する大事な時期です。私たち教職員は,お子様が自ら生きる道を切り拓いていけるよう,全力を尽くしてまいります。お子様の健全な成長を望み,豊かな個性を育てていくためには,学校と家庭がそれぞれの役割を果たしながら,相互に補完しあい,連携を密にしていくことが重要であると存じます。学校の方針をご理解いただき,ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 新入生280名の皆さんが「学ぶ者の謙虚さを持って行動」し,「夢を持って」取り組み,「主体的に生きる」ことができるように成長しますことを,心から期待します。 平成28年4月7日 京都市立塔南高等学校長 古池 強志 |
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