京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/10/30
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学校教育目標「心豊かに、自ら学び 自ら考える子」の育成

離任式

 3月30日(水),教職員離任式が行われました。お世話になった7名の先生方とお別れをしました。お別れするのはさみしいですが,更なるご活躍を期待しています。今までありがとうございました。
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校長室から〜春休み号〜

校長室より・・・・・卒業生に伝えたいこと
 
 厳しい冬を乗り越え,優しく柔らかな日差しとともに,校庭の桜の蕾が膨らみ始めました。木々にも新芽が伸び,春の息吹が感じられる中,50名の6年生が卒業します。
 ご卒業されるみなさん,心より卒業をお祝い申し上げます。「おめでとうございます。」
 何気なく過ごしてきた小学校生活6年間も,思い返せばいろんな出来事があったことと思います。友達に自分の気持ちを理解してもらえなくてつらかったこと,でも,友達によって救われたこと,一つのことを協力して成し遂げた喜びもきっとあったと思います。
それらの思い出は,一人一人の心の財産です。それらの思い出をもって小学校を巣立っていってください。
 一人一人の夢や願いは,顔や性格がみな違うように,一人一人違います。今はまだ,将来の夢や願いを,はっきりともっていない人もあると思います。でも,この先「なりたい自分になろう。」と心で思う時がきっと来ると思います。
 その夢や願いを実現するには,一生懸命努力を続けなければなりません。なぜなら,その日にやらなければならないことに追われ,夢をあきらめてしまったり,見失ったりするからです。困難に直面し,厳しい現実の流れにのまれてしまうこともあると思うからです。
 時間は,無限にあるわけではありません。夢や願いの実現を強く願って,少々失敗してもよいから,思いっきり自分のやりたいことをやってみてください。失敗や成功を繰り返しながら,徐々に夢や願いは実現していくものです。卒業生の「未来」を楽しみにしています。
 保護者の皆様には,これまで,本校の教育活動にご理解ならびに多大なご協力をいただきましたこと,心より感謝し,御礼申し上げます。子どもたちは,これからの学校生活で,辛いことや苦しいことに,時には出会うこともあるでしょう。しかし,それは成長の過程として必要な経験であると思います。その時こそ,しっかりと見守りながら,子どもたちの持つ力を信じて,子どもたちの挑戦と自立を,応援してくださることをお願い申し上げます。
 池田東小学校は,将来子どもたちが試練に出会った時や自分の思い通りにいかず悩んだ時に,戻ってきてその校舎を見つめ,再び出発できる「母校」として,いつまでもあり続けたいと思います。
 子どもたちは未来そのものです。なぜなら,子どもの心の内に眠る可能性や願いが,将来具現されていき,これからの社会が創られていくからです。
 私は「いのちは一つ。かけがえのないもの。」という言葉を毎月の朝会ごとに言い続けてきました。この一つしかない「いのち」を大切にして,自分の人生を切り開いていってほしいと心より願っております。
 私たち教職員も,微力ではありましたが,今日までお子たちの健やかな成長を心から願って努めてまいりました。明日からもたゆみなく成長し前進していかれるお子たちを,これからもずっと応援し,見守っていきたいと思います。

修了式

 3月24日(木),平成27年度修了式が行われました。修了式の後,一年間での成長を振り返りながら,担任の先生から通知表を受け取りました。

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平成27年度 卒業証書授与式

 3月23日(水),卒業証書授与式がありました。良いお天気の中,50名の子どもたちが巣立っていきました。
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6年生を送る会

 3月15日(火),6年生を送る会がありました。司会進行は児童会の5年生ががんばって進めてくれました。6年生の入場の後,フレンドリーグループ(縦割りグループ)からのメッセージカードを渡しました。その後,各学年から歌やダンスなどの贈り物がありました。
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われらエコふぁみりィ

 3月5日(土),われらエコふぁみりィの活動がありました。たくさんの方が学校に集まってくれました。池田東小学校をスタートし,地域をまわって,ゴールの栗陵中学校までゴミを拾いながら歩きました。池田東小学校の児童会の子どもたちはスタッフとしてがんばってくれました。チア部は中学校の大きな体育館でたくさんの観客を前にりっぱな演技を見せてくれました。
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校長室から 3月号

校長室より 「仕事で大切にしたいこと」を考える〜「三人の石工」のお話〜

経済活動の中で生きる私たちは,労働をお金に換算する観念が結構まかり通っています。お金があれば,多くのものを手に入れることができます。マイホーム,ブランド品や高級車,海外旅行等。確かに物質的に豊かになれます。
多くのものが何不自由なく与えられ,その日生きるために自分の時間を費やし,仕事で苦労することを知らない子どもたちにとって,働くことは自分の将来の遠いところにあることと思いがちです。
先日,5年生の担任と私とで道徳の授業をしました。
「働くことにどのような価値を見出すのか。」決して楽でない仕事でも,そこに目的と意義を見出したとき,働くことが喜びになること。また,自分の願いを強く心にもって,こつこつと努力することにより自分の夢を可能にすることもできうるということを,子どもに気付いてほしい。
そんな願いをもって行った授業の話を紹介させていただきます。

活用した資料(出典:[DISCOVERY])
「三人の石工」
 昔,人々が信仰の世界に生きていた中世のこと。
 イタリアを旅していた一人の男が,ある建物の建設現場のあまりの広大さに足を止めた。
そこでは大勢の石工たちが忙しく働いていた。そのなかでごく若い三人の石工が旅人の目に止まった。彼らの仕事ぶりが見事に思えたからだった。
 すると旅人はその三人にこんな風に声をかけた。
「あなた方はなにをしているんですか」と。
  三人の若い石工たちは少しも手を休めることなく答えた。
A「おいら,一日三リラで働いているんだよ」と一人。
B[見ての通りさ。石を積んでいるんだ」と一人。
C「あんたには見えないかも知れないけど,美しい教会堂をつくっているんだ」と一人。
 旅人は彼らの言葉がおもしろかった。仕事の後を追っては話しかけ,石工たちも口々に石の積み方から,石の見分け方などを話してくれた。静かな日,たおやかな時間が流れていた。
 それから,三十年の歳月が経ったある日----。時は多くのものの姿を変えていった。あるものは亡び,あるものは消え去り,またあるものは花を咲かせた。
 旅人は再び,あの時,教会堂が建てられていた街を訪れていた。そしてあの三人の現在を知ったのである。
一人は,あれからしばらくしてわずかな手間賃にいや気がさして石工をやめた。そのあ
と,行方知れずになってしまったという。
一人は,腕のいい,がんこな石工として今も親方に信頼されて働いているという。
そしてもう一人のその後は…。
ちょうどその時,あの教会堂の近くでさらに荘厳な教会堂が建設中だった。最後の一人は,その教会堂の設計・施工を任される棟梁・建築家となっていたのである。
 旅人が「あなた方はなにをしているんですか。」と,声をかけた時に,三人の石工はどう考えて石を積む仕事をしていたのでしょうか。
Aは,お金のために働いている。・・・・・自分の労働をお金に換算して考えています。
Bは,与えられた仕事に忠実に,目の前の仕事を現実のものと捉えて打ち込んでいます。
Cは,自分の仕事は石工であるが,すばらしい教会をつくっているのだという喜びとやりがいをもって働いています。また,目の前のことだけでなく教会堂を訪れる人のことを心に描いて仕事をしていると思えます。
 「教会堂が出来れば,この場で多くの人々との出会いを見ることができる。今,私はその教会堂をつくっている。」こんな思いをもっているのです。
 しかし,決してCだけが素晴らしいわけではありません。Aのようにお金も絶対必要だし,Bのように,目の前の現実に目を向けるだけで精いっぱいの時も人生にはあります。 むしろ,目の前のことをしっかりやることは,とても大切なことです。
 子どもたちの反応はどうだったでしょうか?
「Aは,お金のことを考えている。Bは,目の前のことを考えている。Cは未来のことを考えている。」と答えた子がいました。
 また,ある子は,「三人の石工の将来は,心で思い願っていたことの違いが,三十年後の未来をつくっていった。」と発言しました。
 子どもたちの発想には,驚くばかりです。何よりも心で思い描き願っていることが,未来の自分に影響を与えるということを考えている子がいることに驚きました。
 仕事をすることは,報酬のお金だけには換算できないものがあります。その仕事を通して誇りや喜びを感じたり,やりがいをもって取り組んだりできれば,仕事に充実感も感じられて人生も豊かになってきます。自分のやりたいことを思いっきりやろうとすることも必要であるし,それが社会に役立てばなお一層の生きがいになるでしょう。

 さて,今年度も残すところあと3週間となりました。6年生は,いよいよ卒業です。
残された日々を本当に大切に過ごしてほしいと思います。そして,池田東小学校で育ったことに誇りをもって卒業していってほしいです。
 これからも心に思い描いた子どもたち一人一人の夢や願いが少しでも実現できるよう,「確かな学力」と「豊かな心」と「健やかな体」を,保護者の皆様や地域の皆様とともに,育んでまいりたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。

みまもり隊感謝式

 3月1日(火),みまもり隊感謝式がありました。いつも登下校を見守ってくださっているみまもり隊の方々に感謝の気持ちを伝えました。
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