最新更新日:2024/11/01 | |
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『第10回 卒業証書授与式』本校の場合は、中高一貫校で、ほとんどの生徒が西京高等学校に進学します。今日の式は、義務教育を終えるひとつの区切りとなるものです。明日からは、春季学習講座が始まります。目の前の高校生活に向けて、どうか、希望を持って臨んでほしいと思います。 以下は、本日の卒業式での学校長式辞より、抜粋したものです。 『卒業生の皆さん。皆さんは本日をもって、小学校入学以来の義務教育としての学校生活に別れを告げることになります。中高一貫校である本校では、ほとんどの人は学校選択や受験をすることなく、西京高校に入学することになります。しかし、皆さん方が入学する高校は、もはや義務教育機関ではなく、進学にあたっては皆さん方の「高校に入学したい」という意思が必要であり、誰からも強制されることなく、自ら決断した結果としての高校入学があるのです。多くの他の公立中学生は、学校を選ぶという選択肢がある半面、入学試験という壁を突破しなければ高校入学はできません。自らの将来を考え、自分に合った高校をよく考え、その夢を実現させるために受験という大きな壁を乗り越えた先に、高校への入学があるのです。一方、皆さん方は附属中学での三年間の学習や様々な取組、部活動や友人との切磋琢磨など、多くの試練によってその資格を十分に得ていることとは思いますが、それに加えて、皆さんの高校進学にかける強い意志の力が必要なのです。それなくしては、これまでとは違って一段と厳しくなる日常の高校での学習や、自らの夢を実現するため、将来を展望した様々な活動が、立ち行かなくなりかもしれないからです。附属中学卒業という今日を契機に、もう一度高校への進学という意味を確認し、新たな決意と覚悟を持って四月の入学式を迎えるようにしてください。 ところで、あの東日本大震災からすでに五年が経過しました。津波や原発事故の影響で、いまだに生まれ故郷に帰ることができない人たちが多くおられます。復旧のための工事が徐々に進みつつありますが、今でも仮の校舎で不自由に勉強する子供たちがいます。また、家族や友人を失い、心に傷を負ったまま学校に通っている子供たちも多くいます。皆さんと同じ世代の子供達が、様々な現実にやるせない思いを抱きながら、それでも未来を夢見て教室で必死に生きようとしています。学校や教室の施設や設備は私たちと比べ物にならないくらいに不十分な中でも、未来を夢見て勉強し続けようとしています。皆さん方は、平和でこの恵まれた環境で、すばらしい先生方に導かれて仲間と共に学ぶことのできる喜びや、自分の未来を自分の力で作っていくことのできる喜びを精一杯感じ、平和に過ごせる一日一日を大切にし、あきらめずに自分の夢の実現に向けて努力を続けることが求められています。附属中学卒業という大きな節目にあたって、自分が今なすべきこと、明日なすべきこと、高校へ進学してからなすべきことをしっかり見据えてこれからの人生を生き抜いていただきたいと思います。 最後になりましたが、保護者の皆様にひとことお祝いと、御礼を申し上げます。地域性がなく、入学時にはほとんど知り合いがいないという状況で始まり、学校の情報が極めて少なく、ご心配や不安に思われることも多々あったこととご推察申し上げます。それにもかかわらず、学校を信頼いただき、ご支援を賜りました事に、あらためまして感謝の言葉を申しあげます。ほんとうにありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくご支援いただきますようお願い申し上げます。』 終わりに、松下幸之助さんが感銘を受けたというアメリカの実業家サミエル・ウルマンの詩(本校学術顧問でノーベル賞受賞者の赤崎勇先生が、まだ若く、松下電器東京研究所で研究をされていたころ、パナソニックの創業者であり社主であった松下幸之助さんが直筆で書かれたとされる)の紹介をされて、締めくくられました。 青春 青春とは心の若さである 信念と希望にあふれ 勇気にみちて 日に新たな活動を続ける限り 青春は永遠に その人のものである 「薬物『ダメ。ゼッタイ。』緊急メッセージ」
先日,子どもたちの健やかな学びと育ちに関わる関係者が強い危機意識を共有し,薬物乱用防止に向け一致団結して取り組むため,薬物乱用防止に関する緊急関係者会議が開催され,「薬物『ダメ。ゼッタイ。』緊急メッセージ」が満場一致で採択されました。
メッセージは、右下 お知らせ の欄にあります。 また、 こちらから もご覧いただけます。 また、来週、お子たちを通じて、配布する予定ですので、必ず、ご一読いただきますよう、どうぞ、よろしくお願いします。 『学年発表会 〜3年生〜』伝達表彰のあと、前半は、英語スピーチに始まり、数学・理科・京都検定の研究発表、ハワイの学校生活についての発表などがありました。どの発表も一生懸命準備されていて、とても聞きごたえのあるものでした。 後半は、ダンス・歌・コント、そして吹奏楽部の演奏がありました。大いに笑い、音楽に乗り、楽しい時間を過ごすことができました。 卒業を前に、またひとつ、素晴らしい思い出づくりができたと思います。週があければ、中学生としての学校生活は、あと2日となりました。 15日が、すてきな一日になりますように! 『3年生と語る会 〜生徒会〜』会は、生徒会のオープニングから始まり、1年生・2年生から、お世話になった3年生に向けてお礼の言葉と合唱のプレゼントがありました。それぞれ、気持ちを込めたメッセージと、素晴らしい合唱でした。 語る会のメインは、1・2・3年生混合の少人数グループに分かれて行うディスカッションです。3年生から1・2年生へ伝えたいことを思い思いに語ります。また、1・2年生からの質問に答えます。3年間の思い出であったり、部活動と勉強との両立の話であったり、生徒会活動との関わりであったり、3年間取り組んできたミッション(総合的な学習)への心構えであったりと、3年生は自分たちの経験を後輩たちに伝えるべく、1・2年生は少しでも多くのことを先輩たちから受け継ごうと、どのグループも夢中に「語り合い」ました。2年生からの「あとは、私たちにまかせてください。」という言葉が力強く響きました。そして、3年生から後輩たちに、最後のメッセージと心のこもった合唱が披露されました。 また、入退場は、吹奏楽部の演奏によって、大きな拍手のもとおこなわれました。吹奏楽部のみなさん、ありがとうございました。 今回が3学年全員が集う最後の集会。生徒達にとって、かけがえのない貴重な時間を共有することができたと思います。3年生は卒業まであと数日となりました。中学校生活の締めくくりがしっかりできるようにしましょう! 『ライフプランニング授業 〜2年生〜』
9日(水)567限に,ソニー生命保険株式会社の2名のライフプランナーの方をお招きして,ライフプランニング授業をおこないました。昼からの3時間という長丁場でしたが,30歳夫婦(父エンジニア・母専業主婦)と長女1歳・長男0歳の家族が出会う様々な選択を,話し合いなどを通して決定していきました。子どもの教育(進路選択)や家・車の購入,旅行など人生には多くの選択とそれに伴う費用が掛かることを実感しました。さらに,収入と支出のバランスをみて,どのように改善していくことでよりよい人生設計が可能なのか話し合いました。改善策は,グループの中でたくさんの意見交流がなされました。また,全体の中でも興味深い案が出ました。
(生徒感想) 今まであまり考えたことはなかったけれど家族で住んでいくにはすごくお金がいることが分かりました。また,お金に関するたくさんの大きな「選択」もしれいかなければいけないと分かりました。私はまだ将来の夢がはっきりと決まっていないけれども「なりたい自分」は何なのか,どうしたらなれるのかを考えて目標にしていきたい。この授業を受けて,まだ高校生くらいまでしか見通せていなかったことが,もう少し先まで見通せたかなと思いました。また,日ごろ自分の知らないところで動いているお金などもたくさんでてきたので,親にも感謝したいです。将来どんな仕事に就くことになっても自分の思う「なりたい自分」を忘れずに精一杯頑張っていきたいと思いました(K.A) 『京都市消防音楽隊発足60周年記念演奏会に出演 〜吹奏楽部〜』第1部は,消防音楽隊の素晴らしいステージマーチングを鑑賞させて頂きました。 第2部は,市民参加ステージで消防音楽隊と合同演奏をしました。「スターパズルマーチ」,「明日があるさ」を演奏し,本校から代表生徒としてH.R.君がインタビューに答え,U.M.さん,U.H.さんはステージで歌を歌いました。 第3部は,シンフォニックステージで京都市消防音楽隊と神戸市消防音楽隊との合同演奏などがありました。フィナーレでは再び中学生も登場し,全員での合同演奏として「木陰の散歩道」を演奏しました。 出演した10名の吹奏楽部員は,とても貴重な経験をさせて頂きました。本当にありがとうございました。 写真はリハーサル時の様子です。 『東京FWポスター発表会 〜3年生〜』まず、全体会において、「東京研修旅行を終えて」の総括として、各係・行事の報告がありました。 ・研修旅行へ行くまでの準備について ・大学の先生の講義について ・大学訪問について ・生活係から ・レクリエーション係から ・しおり係から ・東京都立富士高等学校附属中学校との交流について ・西京高校卒業生とのディスカッションについて を、それぞれ、2年生へのアドバイスをまじえながら、わかりやすく、簡潔にまとめて発表されました。 発表会の後半は、それぞれ、グループ毎におこなった企業訪問のまとめをポスターセッション形式で行いました。どのグループも、後輩達に一生懸命にプレゼンテーションをする姿は、さすが3年生、たのもしく感じました。2年生のみなさんからも、疑問に感じたことなどを積極的に質問する場面も見られました。短時間ではありましたが、こういった交流が本校生徒の大きな強みになっています。今回の発表会を経て、3年生は高校での取組に、2年生は3年生を迎えるにあたって、それぞれモチベーションがあがったことだと思います。 『生徒企画フェスティバル 〜1年生〜』この取組の中にも、「進んでものごとに取り組もうとする気性(進取)」「あえて困難に立ち向かおうとする気概(敢為)」「自由な発想と果敢な実行力(独創)」が活かされているのではないでしょうか。また、12期生の“愛言葉”「団結」と「おもいやり」に関しても、高い意識を持って取り組めていました。もちろん、まだまだ未熟な部分もあり、取組を通してみつかった課題も多くあることでしょう。だからこそ、明日からの行動(言動)に繋がるはずです。あと1ヶ月後には2年生になっています。これからの成長が、ますます楽しみです。 また、多数の保護者の皆さまにもご参観いただきありがとうございます。子供たちの頑張りについて、是非、お家でも話題にしていただければと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。 写真は劇の様子です。 上から 「ブリッコ狂騒曲」 「逃亡者」 「白雪姫? 〜You can fly!〜」 「Alice」 「天国まで 〜アナタ、愛のために死ねますか〜」 「クロワッサン」 『西京高校卒業式』そんな寒さ厳しい中ですが、本日、3月1日(火)西京高等学校の卒業式が午前10時より、本校7階メモリアルホールにおいて盛大に挙行されました。学校長の式辞・PTA会長様および同窓会長様からのご祝辞に続いて、生徒代表の素晴らしい送辞・答辞、そして最後には卒業生から担任団へのサプライズもありました。また、何よりも、「校歌」や「旅立ちの日に」をはじめ、保護者に向けた感謝の気持ちを贈った「涙そうそう」など、心のこもった卒業生達の歌声にたいへん感動しました。本当に素晴らしい卒業式でした。卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。みなさんのこれからの、益々のご活躍を祈念します。 附属中学校の生徒も、高校から入学した仲間とともに、6年間の中高一貫教育を終えて、このようなよき日を迎えます。彼らはみな、中学校1年の入学時からたくましく成長した姿を見せてくれます。このように6年間の成長の跡をたどれるのは、中高一貫校ならではのことです。中学生のみなさんも、西京での学校生活を1日1日大切に過ごしてほしいと思います。そして、数年後に、ひとまわりもふたまわりも大きく成長した姿を見せてくれることを願っています。 『中学校3年生進路保護者説明会』最初に,村上校長から,「7月の説明会で“3年生後半の過ごし方”についてお話ししましたが,どのようにこの半年を送られたでしょうか。中高一貫校で学ぶメリットは,高校受験に向けての勉強に縛られず,自分の資質や能力を伸ばすような,幅広くて深い知識・興味・関心を耕す取り組みを伸び伸びとできることです。裾野を広くすることで,高校・大学における学びを積み重ねて高くて大きな山を形作るための素地作りができます。前期選抜の検査問題で測れる力は限られています。入学まではまだまだ時間がありますので,読書に限らず,幅広い教養や心の豊かさを育んでいただきたい。」と挨拶がありました。 次に,西京高校岩佐中高一貫教育推進部長から,「内進生の現状」「今後の行事の流れと高校での学習」「学習合宿・海外フィールドワークについて」等,高校進学に向けての心構えや初期指導の狙いを中心にお話ししました。 冒頭,2月20日に行われた「東京エンプラフェスティバル」の基調講演で卒業生が話した,「“頑張るから幸せになる”ではなく,“頑張ることが幸せ”なんだ。だから,頑張らないとどうにもならない環境が自分には必要。」という言葉を紹介しながら,「西京高校は,頑張ることがたくさんある“おもちゃ箱”のような学校です。自分なりに“頑張るポイント”を見つけて下さい。」という呼びかけから説明が始まりました。 そして,これまでの卒業生たちの進路結果と組み合わせた中学入学時からの模試データの推移や,現3年生である10期生(高校ではエンタープライジング科14期生となります)の中学入学以降の状況を分析した結果をグラフ化してお示ししながら,「全体として良い状態でここまで来ている。思わしくない部分については,高校入学までにしっかりと復習して仕上げてきていただきたい」という旨をお伝えしました。 「今後の行事の流れと高校での学習」については,日程等の確認の後,「卒業式の翌日から3日間の日程で行う内進生春季学習講座では,速度や分量が段違いに変わる高校での学習に対応できるよう,しっかりと意識や学習スタイルの『切り替え』を求める。環境ががらりと変わる外進生と違い,内進生は十分意識していただきたい。」という点を,また「学習合宿及び海外フィールドワークについて」も,理念や進め方を,それぞれ中心に据えながらお話しいたしました。 そして,西京高校中村生活指導部長からは,生徒指導面を中心にお話しいたしました。平尾誠二さん(ラグビー日本代表元監督)の,「日常生活でいい判断ができない者に,グラウンドでいい判断ができるわけがない。」という言葉を引用しながら,「中学と同じ感覚のままで高校に来ると大変なことになる。中高の違いをしっかりと理解し,情報をしっかり自分で取りに行って管理し,ルールに則って判断・行動していくことが大切。」として,「切り替えと自己責任」の大切さについて御説明しました。また,自転車指導では,「これまでは被害者になるおそれを念頭に行ってきたが,近年では加害者として多額の賠償金を請求される事例もあり,そういった懸念を踏まえ,ルールとマナーを守って十分注意して利用するように指導している」ことをお伝えしました。 〜以上 高校HPより〜 約80分にわたる説明会の後,3階同窓会室では,高校PTAの皆さんによる「制服リユース」販売も行われ,大勢の保護者の方で賑わっていました。中学校卒業まで,いよいよあと2週間,そして高校入学まで約1ヶ月。中学校3年生の生徒のみなさんには,義務教育の最後をしっかりとした気持ちで締めくくると同時に,高校への進学に向けた確かな歩みを期待しています。 |
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