本日1・2時限目に、本校メモリアルホールにおいて、全校生徒が集まり、3年生と語る会を行いました。中高一貫校である本校は、中学校卒業は、義務教育を修了するひとつのけじめではありますが、決して「お別れ」ではありません。そのため、「送る会」という集会ではなく、生徒会が主催し、3年生から1・2年生へ、先輩としての経験・体験を伝える「語る会」という行事をおこなっています。
会は、生徒会のオープニングから始まり、1年生・2年生から、お世話になった3年生に向けてお礼の言葉と合唱のプレゼントがありました。それぞれ、気持ちを込めたメッセージと、素晴らしい合唱でした。
語る会のメインは、1・2・3年生混合の少人数グループに分かれて行うディスカッションです。3年生から1・2年生へ伝えたいことを思い思いに語ります。また、1・2年生からの質問に答えます。3年間の思い出であったり、部活動と勉強との両立の話であったり、生徒会活動との関わりであったり、3年間取り組んできたミッション(総合的な学習)への心構えであったりと、3年生は自分たちの経験を後輩たちに伝えるべく、1・2年生は少しでも多くのことを先輩たちから受け継ごうと、どのグループも夢中に「語り合い」ました。2年生からの「あとは、私たちにまかせてください。」という言葉が力強く響きました。そして、3年生から後輩たちに、最後のメッセージと心のこもった合唱が披露されました。
また、入退場は、吹奏楽部の演奏によって、大きな拍手のもとおこなわれました。吹奏楽部のみなさん、ありがとうございました。
今回が3学年全員が集う最後の集会。生徒達にとって、かけがえのない貴重な時間を共有することができたと思います。3年生は卒業まであと数日となりました。中学校生活の締めくくりがしっかりできるようにしましょう!