京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/01
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洛陽工業高等学校は、平成29年度末をもって閉校し、 創立132年の歴史と伝統を京都工学院高等学校へ引き継ぎます。

山岳部 夏山合宿 その1

 今年の山岳部の合宿は、北アルプス槍ヶ岳(3180m)山行です。去年も計画していたのですが台風のため中止となっていたので、今年こそと思う気持ちが強かったです。
 8月10日、夜行バスに乗り、上高地に5時過ぎに到着。1,2年生の5名と顧問2名で、今日のキャンプ地である槍沢ババ平へ歩き出します。横尾までの3時間はほぼ平地ですが、槍沢へ向かう分岐より徐々に高度を上げていきます。
 キャンプ場にはすでに多くのテントが張られており、幕営場所を整備しテントを設営しました。
 夕方から雨が降ってきましたが、夕食の頃には天候も回復。夕食は定番のカレーで、御飯も問題なく炊くことが出来てみんなでおいしく頂きました。明日の好天を願いつつ、20時就寝しました。
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山岳部 夏山合宿 その2

 4時起床。朝食の雑炊を食べたのち、5時20分出発。残雪のある槍沢沿いに進み、1時間半ほど歩くと、槍ヶ岳の穂先が見え出しました。
 だんだん大きくなる槍ヶ岳をめざし、8時半に肩の小屋へ到着。ここから核心の槍の穂先への登頂です。鎖場や梯子が設置されているので、慎重に登らなければなりません。25分で頂上へ。360°の視界は素晴らしく、富士山も雲海の中から頭をのぞかせていました。
 降りは混んでいたのと、慎重に降りたので登りより時間がかかってしまいました。後は来た道を戻るだけです。例年の合宿は必ず雨にたたられるのですが、今回は厳しい日差しの中を歩く羽目になりました。
 14時40分無事キャンプ場に着き、しばらく休憩の後夕食の準備に入りました。初メニューの麻婆春雨丼を、みんなでおいしく頂きました。
 翌日は上高地へ戻るだけですが、いつも通り4時起床、6時出発です。途中の徳沢園にて、みんなで楽しみにしていたソフトクリームを食べました。上高地からバスで京都へ、20時半に着き解散となりました。
 今合宿は頂上に登れ、事故もなく天候も良好で楽しめた、近年まれにみる思い出となる夏山合宿となりました。
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染織学校 年齢層に変化

 本科予科制度に移行したのち、烏丸校舎(明治44年移転)の時代になると、染織学校の生徒の構成に少しずつ変化が見られるようになりました。旧校舎時代は生徒たちの年齢層はまちまちでしたが、このころから小学生の卒業生が増えはじめ、生徒の大半を占めるようになりました。予科2年、本科4年の学校制度に従って入学を志すようになり、年齢層からみても中等学校らしくなってきたようです。他府県からの入学生も多く、京都という一地域にだけではなく、広く全国の染織業発展に貢献する実業学校でした。
(洛陽工高百年史より引用)

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染織学校 開校当初の授業料

 開校当時(明治27年:1894年)の染織学校の授業料は、京都市内の生徒と市外の生徒に分けて定められていました。「京都市染織学校設置要項」によれば、以下のように記録されています。
・本科、専攻科、速成科:市内生徒 30銭(1ヶ月)、市外生徒60銭
・復習科       :市内生徒 20銭    、市外生徒40銭

当時の物価は、鶏1羽:10銭、傘1本:15銭、瓦1枚:5銭と記録されており比較すると当時の授業料が推測できると思います。

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染織学校 予科

 染織学校は、開校当初は小学校卒クラスの実業学校として出発しましたが、その後いくたびか校則を改正して、次第に工業学校としての実体を整えていきました。明治30年(1897年)5月の改正では、本科の入学資格を高等小学校第2学年修了以上として、別に修業年限2年の予科が設けられました。これは尋常小学校卒業者のために設けられたコースでした。
その後、明治32年(1899年)5月の改正を経て、明治38年(1905年)4月の改正では、本科の修業年数を4年とし、予科が廃止されましたが尋常小学校との接続が不可能となったため、明治41年(1908年)には、再び修業年限2年の予科が設置され、予科では工業学校規定により、修身・読書・習字・作文・算術・地理・歴史・理科・図画などの普通教育が行われました。
(洛陽工高百年史より引用)

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3校合同 進学合宿

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 8月11日より2泊3日で3校合同の進学合宿を神戸星城高校神戸北キャンパスで行っています。昨年度までの校内での学習合宿を発展させ、大和高田市立高田商業高校(奈良)と神戸星城高校(兵庫)との合同で、AO・推薦入試を視野に、小論文対策を中心に学習しています。本校以外は商業科の学校ですが、視点や意見の違いに触れながら互いに刺激し合っています。いつもと違う環境のなかで与えられた課題に対し真剣に向き合っています。また、あいさつや整理整頓、清掃など基本的な生活習慣の「凡事徹底」にも努めています。本校からはハイパーステージ8名、電子コース1名(2、3年生)が参加しています。
 この合宿を通して、生徒たちが大きく成長してくれることを期待しています。合宿の様子を 本校 facebook にアップしていますのでご覧ください。

全国ソーラーラジコンカーコンテスト結果

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 8月7日,8日に開催された第22回全国ソーラーラジコンカーコンテストin白山に洛陽工業高校自動車部から4台が出場しました。4台すべてが4回戦まで進出しました。その後の準決勝には2台が進出しましたが,残念ながら両マシンともここで敗退となりました。「Surya」がベストラップ6位,「Shangri-la」が会長賞,「Lepus」が審査員特別賞を受賞しました。お疲れ様でした。

染織学校 本科教科課程

 染織学校本科の入学資格は、昨日触れたように年齢12歳以上、および尋常小学校卒業のものとされており、修業年数は3年、速成科は織物部が1年、染物部は各科ごとに3カ月となっていました。普通教科では、修身、読書、作文、習字、算術、理科、図画があり専門教科は「実修」という名称で染色実験、織物実験などがありました。
 第3学年では下の表のように週38時間の授業がありましたが、上記の「実修」に38時間すべてが割り当てられており、より実践的な教科に重点が置かれていたことが分かります。
(洛陽工高百年史より引用)

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【速報】ソーラーラジコンカーコンテスト

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 本日(8/7)開催された第22回全国ソーラーラジコンカーコンテストin白山に洛陽工業高校自動車部から4台が出場しています。1回戦,2回戦を終えて,3台が明日の3回戦進出を決めました。1台は,敗者復活戦からの上位進出を狙います。明日の大会が楽しみな状況です。

↓全国ソーラーラジコンカーコンテストHP
http://solar-rc.jp/index.html

染織学校 履修コース

 染織学校の歴史を年代に沿って紹介してきましたが、ここで履修コースについて振り返りたいと思います。京都市染織学校は徒弟学校規定によって設立され、組織的な教育による職工の養成を目的としていました。したがって学則も徒弟学校規定に準拠して定められていました。教科はもとの染工講習所からの染物部に加えて織物部が設けられ、履修コースは当初、本科、速成科、専攻科、復習科の4科に分かれていました。専攻科は本科の卒業生を対象にしたもので卒業後さらに学習を続けようとする者は、専攻科に残ることができました。
 復習科は速成科の修了生を対象としていました。修了生は希望すれば、復習生として専攻科目を学習することができました。専攻科の期限は1年と定められていましたが、復習科には期限がありませんでした。
 本科の入学資格は年齢12歳以上、および尋常小学校卒業の者とされていましたが、それ以外の者も学校長の許可があれば入学が可能で、これらを対象にしてのみ入学試験が行われていました。(洛陽工高百年史より引用)

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行事予定
2/13 2年センター試験早期対策模試
2/15 火曜授業(4567限),生徒本館立入禁止(13:00〜)
2/16 前期選抜(在校生登校禁止)
2/17 前期選抜(在校生登校禁止)
2/18 2年人権学習6,7限

保健関係

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