京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2020/03/25
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訪問者4 〜ゴマダラカミキリ〜

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 トイレ前で見つけたと持ってきていただいたゴマダラカミキリ。筆者の反応が悪くがっかりされてしまいました。樹木の害虫で特にミカンの木でよく見かけます。
 この虫を漢字で書くと胡麻(ごま)斑(まだら)髪切(かみきり),約(つづ)まってゴマダラカミキリと呼ばれています。実は私は噛み切るが語源と思っていたのです。違ったのですね。
 せっかく持ってきてもらったのだから何か切らせてみようと考え試してみることに。本来なら髪の毛を切らせてみたいのですが,さすがに必要量の毛を集めるのは困難さがあるので,同音漢字の紙で代用しました。意味ない!と言われればその通りです。すみません。
 しかし,再生紙で確かめてみると,さすがに大あごの力が強いことがはっきりします。これじゃ木も簡単に穴をあけられるわなと納得しました。顔を上手に押し付ければ,結構切り進めるかもしれませんよ。

 ここから先は興味のある方のみお読みください。

 胡麻斑髪切,その名の通り黒光沢の字に白い胡麻のような細かい斑模様があることから来ています。では髪切は?これとはっきりした説は分かりませんが,髪の毛をも切るということに関係しているようです。大あごの力がそれほど強いということのようですね。
 実際に調べた方が居られるようで(三春町のホームページに載っていました),約960gの力があるそうです。こんな力で指を噛まれたら穴が開くのは確実ですね。あのクワガタでさえ約650gということなのですごいことです。体重の21倍の噛む力があると書かれていますから60Kgの人の体重に換算すると1.2トンを超えてしまう噛みきる力になるということです。この換算は意味のないことでしょうが,兎に角,噛む力が強烈に強いということが分かってきます。
 この強烈な力のあごを使って樹木に穴をあけ,そこに卵を産み付けます。卵から孵化した幼虫は材の内部を喰い進み空洞を作って成長します。特にゴマダラカミキリはミカンの木の成長を妨げるので害虫として扱われており,農家にとっては駆除の対象になっています。
 しかし,カミキリ虫全体としては,朽木の分解者として樹木を自然に帰す役割を担ってくれているのです。ゴマダラカミキリは生きている木を食しますが,食べるのは樹勢の弱った木であり,早く自然に帰すことで世代交代をさせる役に立っていると考えている人も居るようです。
 どのように解釈するかで見方が変わってくるのですね。

体育館天井改修終わる

 4月20日より始まった体育館の天井改修工事ですが,7月27日に内部が終了しました。外部の片付けも翌々日に終わり,いよいよ体育館が使えるようになります。
 つり天井の耐震基準設定がないために撤去する方向で始まった改修工事です。写真のようにすっきりとした背の高い天井に変わりました。
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みさきの家宿泊活動2日目Part5

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 午後の活動を終え,いよいよ夕食作りです。みんなが協力して作らないと夕食抜きになるから真剣です。食器の確認と食器洗い,飯盒とご飯をセットする者,すき焼き風煮の具材を切って鍋にセットする者,肝心のかまどに火を起こし火の番をする者,様々な役割を協力してこなしていきます。
 暑い中で長袖を着て火の番は大変ですが,がんばれ!

さとまちコラボ

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砂川とのさとまちコラボで、昨年度の警察学校見学に続いて、本日は、京都市消防学校の見学に行ってきました。京北第一・第二・第三の希望者15人(本校からは2人の参加)が、砂川小学校の5年生30数名と交流しました。
京都市消防学校は新しい立派な施設で、最新型の消防車両も見学させていただきました。
また、現在、訓練を受けている消防学校の生徒さんから、放水等を教えていただく等の交流も出来ました。

訪問者3 〜ハラビロトンボ〜

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 迷い込んできたこのトンボは,一般のトンボのように腹が細長いスマートな格好とは到底言えない幅の広い腹をしています。ここからその名がとられ,「ハラビロトンボ」と呼ばれるようになりました。誰が聞いても納得するのではないでしょうか。
 三枚目の画像に角度をたがえた頭部を載せてみました。頭の大きさに比べて目が大きいのが分かりますよね。じっと見ているとどこか愛嬌がある顔に見えてくるのは筆者だけでしょうか。

 いつもの通りここから先は興味のある方のみお読みください。

 このトンボの腹の色は黄色系統ですがこれはメスの特徴でオスは,粉を吹いたような青色をしています。じゃあ,シオカラトンボと一緒?と言われるかもしれませんね。腹の色の特徴としては,シオカラトンボ属と同じですが,仲間としてはハラビロトンボ属として独立しています。
 今回は目(複眼)についてお話してみましょう。頭部の多くを占めるこの複眼,ほぼ全角度を網羅するだけの広さを持っています。人間の目が前半分180度強しか見えないことを思えばトンボの目はすごいといえるでしょう。ただ,ウサギなどでもお分かりのように人間と違って横に目がついているということは,初めからより広い範囲を捉えられるようにできているということです。その中でもトンボの目は左右にあるだけでなく上にも下にも広がっているということで360度全方向が見えていると言えるのです。
 それはすごいと思われるかもしれませんね。また,昆虫の目立つ目は複眼であり,個眼と呼ばれる一つ一つの目が集まってできています(目立たない単眼というのも3つあります。明るさ検知程度の能力と言われています)。トンボで数万個集まっていると言われています。人間の目2個と比べるとこれはすごく物がよく見えるだろうなと羨ましがられるかもしれませんね。でも,残念ながら,たった2個の人間よりも見えていないそうです。資料によると,視力相当で言えば0.01程度だそうです。カメラなどの画素数で言えば,数万画素にしかならず,人間が1000万画素相当と言われていますので如何にぼやけて見えているかがうかがい知れるかと思います。なんだ,それじゃ目がたくさんあってもたいしたことないじゃないですかと思われるでしょう。ところが,コマ撮りの能力はすごいらしいのです。人間なら,蛍光灯がずっと明るく照らしているように見えるでしょう。でも,本当は,1秒間に60回点いたり消えたりしているのです。またテレビ画像は,30分の1秒に一回静止画がコマ送りされているようなものですが,人間の目には連続動画として映っています。トンボの目で見れば,蛍光灯は点いたり消えたりしていますし,テレビ画像は,パッパッパッとコマ送り画像が映しだされているのが分かるということになるのです。ただし,先ほど触れましたように視力が低いので鮮明画像ではなくぼやけた画像がコマ送りされているということです。

親子活動

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7月28日(火)3年生の親子活動でメグミルクの京都工場を見学してきました。また、生乳からバターも作り、おいしくいただいてきました。お土産もいただき、満足した工場見学でした。続いて、お昼御飯は、日吉ダムの芝生で食べました。とってもおいしかったです。昼食後は、日吉ダムの内部入り、ダムの構造や仕組みについて勉強してきました。3年生には、少し難しい内容でしたが、しっかり話を聞いていました。子どもたちにとって親といっしょに活動し、楽しい夏休みの一日となったようです。

みさきの家宿泊学習2日目Part4

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 午後の活動「思い出作り」〜ストーンペインティング〜です。午前の活動で拾ってきた石にポスカなどを使って色付けをしています。どんな仕上がりになるのか,子どもたちが持ち帰ってくるまでお待ちください。

みさきの家宿泊学習2日目Part3

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 磯観察で塩を含んだ体を洗い流し,プールできれいさっぱりしつつ水遊びに興じています。少しの時間ですが,暑い中での清々しいひと時となったことでしょう。

みさきの家宿泊学習2日目Part2

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 午前の活動,磯観察が始まりました。ちょうど今日から8月2日までが大潮の期間に当たりますので,条件としては最高ではないでしょうか。特に初日ですから,干潮が11時10分前後だろうと思われますので,ケスタ地形をなしている岩場も沖の方まで観察に行けると思います。潮だまりに取り残された色々な生き物や干上がった岩場で潮が満ちてくるまで待つ生き物の姿を観る・触るなどして歓声をあげていることでしょう。担任も生き物好きですから,さぞかし子どもにいろいろなことを教えてくれていることでしょう。

みさきの家宿泊学習2日目Part1

 2日目の朝を迎えました。少し眠そうでしたが,ファイヤー場に集合して朝の集いが始まったようです。京北地域三小学校と伏見区の学校が共に過ごしています。しっかりと学校紹介もできました。

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京都市立京北第三小学校
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