最新更新日:2024/04/01 | |
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本校の歴史 染織学校の移転・新築の経緯
明治40年(1907年)前後の京都市染織学校は、教職員14〜15名、生徒数114名〜150名でした。校舎もバラック建てに等しく、運動場もテニスコート1面が取れないほど狭かったそうです。ボール投げをしてもすぐにボールが塀を超えて道路に飛び出すためスポーツは禁止されていました。
そのような折、当時の文部省視学官が明治41年(1908年)視察に訪れ、校舎初め学校設備があまりに粗末であることに驚嘆。京都の染織学校は全国の模範でなければならないにもかかわらず、他府県の学校設備よりも整備されていないとの報告がなされました。 これを受けて文部省から実業学校としての施設整備が不十分であるとの勧告があり染織学校の移転新築が緊急課題として持ち上がりました。 (洛陽工高百年史より引用) 環境委員による畑作業
5月22日、環境委員と有志の生徒たちが放課後に集合して、草抜きや苗の植付けなど畑作業に精を出しました。最近の暑さで雑草が延びてジャガイモ畑を覆いつつありましたが、草抜きを行った後、耕してトマト、サツマイモなどの植付け作業を行いました。6、7月にはジャガイモが収穫できそうで、これからが楽しみです!
ハイパー実習
ハイパー実習では、先週に引き続きロジック回路の実習を行いました。「インバータを用いた発振回路」と「専用ICを用いた発振回路」の2つを製作し、オシロスコープを使って波形を確認して、周期がどのくらいかを測定。回路図と配線図を見ながら部品をセットする位置や方向など慎重に作業を進めましたが、LEDが点滅しなかったりと不具合も見られました。
最終的には修正でき、LEDを点滅させオシロスコープで波形の確認も実施、電気の基礎を学ぶ良い経験ができたと思います。次回からは2年生は製図、3年生は引き続き回路の実習を行います。 もうすぐプール開き
夏の到来が感じられるこの頃ですが、昨日5月19日、この時期恒例のプール掃除を水泳部員で行いました。汗だくになりながらデッキブラシでコケなど1年間の汚れを落としたのち、注水を開始、約2日間かけて泳げる水位までにします。すっかり甦ったプールでは、しばらく後に体育の授業や部活動で使用します。いよいよプールの季節がやってきました!
工業技術基礎 実習風景
京都ものづくりコースとハイパーステージ1年生の工業技術基礎では、現在「製図の基礎」を学習、三面図や斜めから立体的にかく等角図などに取り組んでいます。実際の部品をスケッチして三面図にしたり、コンパスを用いて楕円をかいたり少しずつ製図に慣れて来つつあります。
中間試験までには製図を終えて、電気、機械、化学分野に班ごとに分かれて実習に取り組む計画です。4月に入学してもうすぐ2カ月ですが、生徒たちも徐々に工業高校生らしくなっているようです。 本校の歴史 染織学校の草創期
京都市染織学校の釜座校舎(1895〜1911)時代には午前中の授業は普通教科、午後の時間は実習にあてられていました。開校当時から明治30年代の前半は、教師10人、生徒数は約100人あまりだったそうです。工業学校としての性格上、普通教科よりも実習に重点がおかれていました。明治31年(1898年)11月制定の「京都染織学校校則」によると、本科の教科のうち読書、作文、習字、数学、英語の5教科については生徒の学力によって省略、その時間は実習に充てられたとあります。
普通教科の中には、すでに外国語に英語が取り入れられていました。外国語が正式に教科に加えられるようになるのは「工業学校規定」が施行された明治33年(1900年)からで、京都市染織学校は他の同種の学校に比べて独自の教育が展開されていたことがわかります。 (洛陽工高百年史より引用) 京都府高等学校総合体育大会(剣道会場)
昨夜から降っていた雨もやみ、本日(5/16)は、京都府高等学校総合体育大会(総体)がそれぞれの競技毎に府内各地で行われています。
本校は総体の剣道会場となっており、校内は剣道着の選手で活気にあふれています。選手のみなさん、普段の鍛錬の成果を出せるよう全力で頑張って下さい。 2年生 実習風景
写真は、京都ものづくりコース2年生実習でのアーク溶接作業です。実習は2週に分けて実施し、1週目は溶接でアーク(電弧)を鋼板に飛ばして均一にビードと呼ばれる溶接金属を板にのせていく作業です。2週目はいよいよ溶接で鋼板を接合していきます。
これから暑くなる季節で、溶接の熱気とで汗だくになることもありますが、生徒からは溶接は面白いという声も多く聞かれます。次回は鋼板の接合で難易度が高くなりますが、みんなどのような作品ができるか楽しみです。 ハイパー実習
ハイパーステージの実習では、5月度は2、3年生合同でロジック回路の学習に取り組みます。今回はその初回でトランジスタによる発振回路の製作を行いました。ブレッドボードと呼ばれる汎用の基板キットを用いて、回路図を見ながら電子部品やジャンパ線をボードの穴に差し込んで、LEDが所定の周期で点滅するかなどを確認しました。
回路図通り部品を正しくセットしないとうまくLEDは動作しません。回路図を読んだり、コンデンサや抵抗から点滅の周期を計算したりと電子の基礎的な分野を学習します。 着実にステップアップして次週の課題に挑戦していってほしいと思います。 本校の歴史 京都市立染織学校の様子
京都市立染織学校の釜座校舎の建築は、明治27年11月1日の開校と同時に開始され、翌年の3月に竣工、紅屋の跡地にあった京都染工講習所時代の校舎から新校舎への移転は明治28年(1895年)4月4日に行われました。新校舎落成式は同年12月1日に実施、第一回卒業証書の授与式も行われ、このときの卒業生は色染科2名だったそうです。
校舎は教室114坪、事務所96坪、機械室24坪、分析室6坪、物置7坪で極めて小規模なもので雨漏りが激しく、ガラスも破れてほとんどあばら屋のようだったと記録されています。設備も整わず生徒数も少ない徒弟学校で、草創期の染織学校はこのような状態から出発しました。 (洛陽工高百年史より引用) |
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