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最新更新日:2020/03/27 |
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人というものは・・・![]() まだまだ暑さは厳しく,日中は30度を超える日が続きますが,季節は少しずつ少しずつ秋へと移り変わります。今年の夏は記録的な大雨が降り,大きな災害に見舞われた地域もあります。ここ京北においても大きな被害が発生しました。被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。 さて,学校に子ども達の元気な歓声が戻ってきました。学校っていいな,子ども達がいてうれしい,と実感します。子ども達の何気ない仕草や会話を見たり,聞いたりしているとほっとしている自分がいます。 こんなお話をしたのに,相反することをいうようですが,次のような気持ちになることがあります。 子ども達に,「廊下は走っていいかな」「読書は必要かな」「友だちをたたいたり,呼び捨てにしたりしていいかな」「ゲームを毎日何時間もするのはどうかな」などの問いかけをしたとします。その反応はどうでしょうか。本校の子ども達なら,十人が十人とも,多少表現はちがっても,「廊下は走ってはいけないと思います。危ないからです。」「本はたくさん読んだ方がよいと思います。」「友だちをたたいたり,呼び捨てにしたりすることはいけないです。いじめです。自分がされていやなことは人にしてはいけないと思います。」「ゲームのやり過ぎはよくないです。その分を勉強に使ったらいいと思います。」,などと答えるでしょう。 つまり,頭の中ではしっかりわかっている(理解している)と思われます。しかし,実際は出来ないのです。どうしてでしょう。なぜ,子ども達は(子どもだけでなく大人も)頭でわかっているのに,実際に行動化できないのでしょう。 私はあえて,これは子どもだけのこととは思っていません。しかし,子どもの時から,頭でわかっているが,実際には・・・,ということが見られ,そのことを少しでも克服する努力が必要ということを感じられるのも私だけではないと思います。頭でわかって(理解して)それを行動化していくことの積み重ねが,将来の「生きる力」につながると思います。 それでは何が必要なのでしょう。私は「自制」「自律」の気持ちと,その実践を身に付けることかと,思います。つまり,自分でがまんできる,自分でがんばれることがそのもとになると考えます。 しかし,ことばでは簡単ですが,なかなかその通りにはいかないのです。だから,二人の先生の励ましと,応援が必要になってきます。子ども一人だけではできません。大人一人だけでもなかなかできにくいのです。 即時即効で,必ず行動化できるという特効薬は残念ながら見つかりません。あえていうなら,子ども自身にちょっとがんばったらできるような目標(めあて)を持たせて,それの達成のために頑張らせることでしょうか。そして,その過程において,ほめたり,励ましたり,時には厳しく叱咤したりして見守る。それに加えて常に,親身になって,共感していくことでしょうか。その経験が,小さい時から多いほど,大人になっても,周りに流されず,自分に負けない人になるのではないかと考えます。あくまでも,これは私の一つの仮説あり,こうだと決めつけるものではありません。ご参考になればと思います。 子ども達をよりよく育てたい,育ってほしいという願いは二人の先生にとって同じです。 「何回言ってもこの子は・・・」「あなたのことなんか・・・」子どものせいにしたり,見捨てたり,子どもの人格を否定したりすることで,子どもの「生きる力」をつぶすことがない大人でいたいものです。 テレビや新聞なとにおいて,いじめが原因で心を痛める記事が掲載されています。いじめはどこにおいても起こりえます。そして,それを起こさないことは大切ですが,そのあとどのような解決策を考え,行動化するのかが問われています。いじめの原因は当事者だけのことではありません。いじめの土壌を一掃し,よりより解決を目標として取り組んでいきたいものです。 私の経験でこんなことがありました。ある子がいじめをしました。暴力をふるい,気に入らないと暴言をはきました。加害者と話し込んでいる中で,その子も小さい時から,周りの大人に暴力を振るわれていたこと,何かあればすぐにその子の人間性を否定するような言葉を浴びせられていたことがわかりました。この子も大人からいじめを受けていたのです。しかし,子どもはいじめとはわかりません。自分のされたことが正しいと身を持って理解していたのです。 あえて言います。いじめは当事者だけのことではありません。 いじめの現象をまわりの大人がどのようにとられ,自分をどう変えるのかが問われるのです。 余談になりますが,この子の保護者が自分の子がいじめをしていたことになかなか納得されませんでした。しかし,その子から聞いたことを話したことで,少しずつ少しずつ子どもへの対応が変わられました。担任と同じ方向で子どもに向き合われました。子どもの暴力・暴言が少しずつ減りました。これこそ二人の先生の協力と努力です。 言葉で書くと,うすっぺらく感じられるのが残念ですが,その根底に,保護者の担任を上回るその子へのおもいと愛情がありました。 練習が始まりました!![]() ![]() 次の活動日は,9月6日(土)です。それまでにお家でも練習をしておきましょう。 植物を育てよう
4月から続けている「ヒマワリ」と「ホウセンカ」の観察をしました。
夏休み前にきれいな花を咲かせていたころと比べて変わったところに注目して観察しました。 「葉や茎の色が茶色になっている。」「枯れている。」「実ができている。」と分かったことを観察カードに書いていました。 ![]() ![]() 作品展
今週,教室には写生を掲示しました。また2階ホールには作品展の準備ができました。力作ぞろいの夏休み作品展(9/1〜20)へぜひお越しください。
![]() ![]() 図画工作「敬老ポスター」![]() 手をつないでいる絵,にこにこ笑顔の絵,それぞれ工夫をして描いています。 2年生との交流学習![]() ![]() ![]() 運動会に向けて
8月29日(金),朝の気温は,20度を下回るところもあました。秋の気配を感じます。
5・6年生は,休み時間を利用して応援合戦の計画を立てています。各色工夫を凝らした応援ができるようアイデアを出し合っています。運動会に向けて子どもたちは頑張っています。 ![]() ![]() オリジナルのしおり![]() ![]() 夏休みに育てたアサガオの花を使って色水を作り,和紙を染めて,しおりにしました。自分の気に入ったところを好きな形に切り取って,最後はラミネートで仕上げました。 素敵なしおりができ,子どもたちは大喜びでした。 あさがお![]() ![]() ![]() 運動会の練習が始まりました!![]() ![]() 今年はみんなで「銀河鉄道999」の曲に合わせてダンスをします。子どもたちは楽しそうにリズムに合わながら体を動かしていました。これから練習が続きますので,体調を整えて頑張ってほしいと思います。 |
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