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最新更新日:2025/06/17 |
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『交通安全』の意識を今一度
7月に入り、痛ましい事故が続いています。被害に遭われた方々や周囲の方々の心中はいかばかりかと思います。
生徒諸君が注意していても避けられない事故もあるかもしれませんが、やはり今一度「交通安全」の意識を再確認してもらいたいと思います。 特に、長期休業中は普段と違った場所にも出かけたり、様々な交通手段を利用することと思います。誰一人傷つくことなく夏休み明けが迎えられることを願ってやみません。 以下に交通安全ポスターを掲載します。ご家庭でもお声かけいただければ幸いです。 ![]() 夏季大会の結果 【男子テニス部】
【男子テニス部顧問からの報告です】
男子テニス部 H26 夏季大会 結果 ダブルス K.H & Y.Aペア, S.K & N.Yペア 市内ベスト16 府大会へ 7月14日現在 ※府大会でも頑張ってください!期待していますよ。 夏季選手権大会の結果 【野球部】
【野球部顧問からの報告です】
野球部夏季大会の結果です。 7月12日(土) 勧修寺グランド 2回戦 15:00試合開始 醍醐中 0010004 5 西京附属中 0000100 1 ※最終回がとても残念でしたが、本当によく頑張りました。 先輩たちの気持ちを受け継ぎ、後輩諸君が飛躍することを信じています ![]() ![]() ![]() 『3年生 保護者説明会(高校進学説明会)』![]() ![]() 冒頭、村上学校長のご挨拶があり、その後に中高一貫教育推進部長の岩佐先生から詳しい説明をおこなっていただきました。保護者の皆さまには、西京高校の教育内容を十分にご理解をいただけたのではないかと考えております。 また、先日おこなわれました3年生対象の高校オリエンテーションにおいても強調されていた内容ですが、「自ら学ぶ」姿勢が如何に大切かを、再確認できたのではないかと思います。 ちょうど「大人」と「こども」の世界を行き来しているこの時期、生徒達の「気持ち」がクリアに見えてこないことがあります。その「不透明さ」は、いつも身近にいらっしゃる保護者の皆さまに「不安」を与えるかもしれません。 以前にも述べましたが、一般に「反抗期」と言われるこの時期、彼らは決してお家の方々に抗っているわけではありません。これから大きく変化しようとしている「自分自身(身体も心も)」をもてあましているのかもしれません。 われわれ大人たちは、そうした彼らと向き合いつつ、寄り添いながら支援していきたいと思います。その過程には決まったルートはなく、一人ひとりのこどもの数だけ「道」があるように思うのですが、いかがでしょうか… 『個別懇談会』![]() さて、新年度がスタートしてから早4ヶ月、これまで各学年とも様々な取り組みにチャレンジしてきました。学年、クラス、そして個々の生徒諸君は大きく「成長」したように感じます。 無論、一人ひとりの歩みには少なからず「個人差」があり、さらにその進み方にも差異が存在し、傍目にはまるで変化していないように「見えてしまう」ことがあります。 私たちは、あまりにも生徒諸君のすぐ傍にいるがために、かえってそうした日々の「進歩」や「変化」を感じられなかったり、また、彼らに大きな期待を寄せるが故に、彼らの育ちを「過小評価」してしまうことがあるのではないでしょうか。 この懇談で、これまでの学校生活を今一度振り返り、生徒諸君が抱える課題を明確にすることも大切ですが、「あれができていない」、「これがまだ不十分だ」と「評価」するだけではなく、やはり一緒になって「未来」を語らなければ、保護者の皆さまの「願い」が彼らの心に届いてくれないのではないかと危惧します。 保護者の皆さま、この懇談がひとつの「きっかけ」となり、お家の人のみならず、お子たちにも「有意義な時間」であったと感じてもらえるようになれば、本当にうれしく思います。 『UD(ユニバーサルデザイン)から学んだこと』![]() 以下は、事後学習で1年生が述べた感想です。 「私は大多数の人が賛成したら『正解』と思ってしまうことがあります。でも今日の講演を聴くと、現在世の中にない画期的なものをつくるには、少数派でも何でも他人の考えを受け入れ、自分が試行錯誤しながら、自分の考えをよりよいものにしていくことが大切なんだなと考えさせられました。この精神は、西京の校是である『独創』の部分と深くつながっていると思います。『大多数とか少数派とかなんて関係ない.。自分自身が思ったことを貫き,他の人のためになることをすることが大切なんだ』ということが、ユニバーサルデザインがある理由の一つだと思いました。」(1B Tさん) すばらしい視点です。他の生徒諸君の感想の中にも、多くの「学び」がありました。 私自身は、坂田先生がご講演の冒頭に述べられた 「UDは平均値を取るものではない。時として最大公約数を目指すと、個々の多様性を排除してしまう」とのご指摘が深く心に残っています。 そこから感じたことを少し述べたいと思います。 私たちは往々にして、集団の中で個人が「多様」であることについては寛容であろうとしている気がします。曰く「ナンバーワンよりオンリーワン」、「みんなちがっていい」等々。 ところが、一人の人間が示す「多様性」についてはどうでしょう。私は常々「人は変わる」ものだと考えています。つまり「どんな善い人でも悪いことをするかもしれない」、「人の気持ちは(自分の気持ちさえも)分からないときがある」と言えばお分かりいただけるでしょうか。 翻って子どもたちに目を向ける時、彼らの中にある「多様性」を認めてやれているだろうか?といつも自問します。なぜなら、彼らは「昨日」の彼らではなく、「明日」の彼らとも違う、「今日」の彼らのはずだからです。 世の中には驚くばかりの「情報」が氾濫し、彼らを「評価」するための「データや物差し」が溢れかえっています。もちろんその時々の成長に合わせて、彼らの行く末を照らす「適切」な指標を示してやることは大切です。 しかし、ややもすると「分かりやすい数字」にばかり頼って、彼らのかけがえのない「変化」の兆しを見誤ってはいないだろうか、と心配になることがあります。それだけは何としても避けなければなりません。 最後に、アメリカのマイクロソフト創業者であるビル・ゲイツの言葉を添えて、私の雑感を締めくくりたいと思います。 「満点をとったことは自慢にならない。本当に大切なのは知識を丸暗記したり、教えられた通りのことを答案に書くことではなく、先を見る洞察力だ。」 『3年生 卒業アルバムの撮影』![]() ![]() 上の写真は、アリーナでの男子バスケットボール部と女子バドミントン部の様子です。 夏の大会まであと少し。この週末には水泳部や男女テニス部などの公式戦がはじまります。本HPの「お知らせ」に運動部や文化部の日程を掲載しましたのでご覧下さい。 3年生にとっては中学校最後の運動部公式戦となる試合、全力を尽くして欲しいと思います。 「夢が実現しなくても、努力したあとには、成長した自分が待っている。」 サッカーワールドカップ日本代表として活躍した長友佑都選手の言葉です。予選リーグ敗退が決まってからのインタビューで見せたあの涙を、覚えておられる方も多いのではないでしょうか。 この夏休みを終えて後、たくましく成長した生徒諸君と再会できることを本当に楽しみにしています。 明日から保護者懇談会がはじまります。天候が危ぶまれる中、もし台風の影響等で変更が生じる場合には、早急にご連絡いたしますのでよろしくお願いします。お子たちの成長の一助となる、有意義な懇談となるよう準備をしておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。 『3年生 国語特別補講 最終回です』![]() ![]() 今回の教材は「北越雪譜」。高校の入試問題などにもよく取り上げられる作品で、「ほくえつせっぷ」と読みます。江戸後期における越後魚沼の雪国の生活を描写した書物です。雪国の風俗・暮らし・方言・産業まで、雪国の様々な姿が豊富な挿絵も交えて詳細に記されています。著者は、南魚沼市塩沢で縮仲買商・質屋を営んだ鈴木牧之(ぼくし)。1837年(天保8年)に江戸で出版されると当時のベストセラーとなりました。 これまで扱った「古事記」や「源氏物語」に比べると、生徒諸君には取っつきやすかったかもしれません。岸本先生のご指導の下、隣同士で交互読みをしていました。 最近「リベラルアーツ」という言葉がよく聞かれます。大学等で誰もが身に着けるべき基礎教養的と見なされた科目に対する総称だそうですが、少し乱暴に言えば「教養」と説明できるでしょうか。 今回の特別講座は、まさしくその「教養」を涵養することをねらいとしています。これからの高校や大学、社会人生活において、彼らの学びの「裾野を広げる」ために必要不可欠な素養です。 以前にもお伝えしましたが「すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる」と思います。あまりに効率ばかりを追い求めていては、本当に大切なものを見過ごしかねません。これからも、一見遠回りに見える「営み」を大切にしていきたいと思います。 岸本先生、本当にありがとうございました。またご指導いただくこともあろうかと思います。よろしくお願いします。 『1年生 評価・評定に関する保護者説明会と講演会』![]() 3限目の保護者説明会では、中学校で新たに示される5段階評定、本校独自の10段階評定について、係よりご説明いたしました。あわせて、入学当初に実施しました「学力推移調査」(ベネッセ)についても、その趣旨と活用方法についてご説明しました。大変多くの皆さまにご来校いただきました。ありがとうございます。 中学校に進学し、小学校とは違った評価・評定のシステムについて、不安な思いをお持ちの方もおられるかもしれません。しかし、中高6年間の中で子どもたちの成長をしっかりと見ていくために、本日ご説明したように継続して研究・研修をおこなっています。どうぞご安心ください。(写真上です) 4限目には、生徒諸君も交えて、京都市みやこユニバーサルデザイン審議会委員の坂田岳彦先生(京都嵯峨芸術大学教授)を講師にお招きし、「ユニバーサルデザイン」の概要を学ぶことを通して、これからリーダーとして持つべき視点をお示しいただきました。 本校の校舎自体が、ユニバーサルデザイン(以下UD)を強く意識して建設されたことを、3限目の保護者会の冒頭に村上学校長からお話がありました。今回のご講演については、生徒諸君の事後学習とあわせて、また話題にしていきたいと思います。 坂田先生。ご多忙にもかかわらずご講演いただき、誠にありがとうございます。(写真下です) ![]() 『七夕(たなばた)によせて』![]() ![]() さて、手元の辞書を紐解いてみると 『七夕は「たなばた」または「しちせき」とも読み、古くから行われている日本のお祭り行事で、一年間の重要な節句をあらわす五節句のひとつ。 毎年7月7日の夜に、願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りをする習慣が今も残る。 その起源には数多くの説があり、もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」と、おりひめとひこぼしの伝説、それと奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」という行事があわさったものと言われている。』とあります。 ところで、私が以前から気になったことがあります。それは、願い事をどうして「五色の短冊」に書くのだろうか、と言う点です。さらに調べてみると 『七夕祭りでは、五色の短冊に願い事を書き、それを笹の葉に飾るが、これは五色人の発生を表現している。五色人を発生させた神々をお祀りするところから、五色の短冊に願いを書き、正神の霊力により救われるという意味で、短冊を飾る形になっている。天照主大神様が地上に降り立たれて五色人を産み出され、その五色人が世界に散って行ったのである。』との記述に出会いました。 うーん、「五色人」で何だろう? もう少し調べてみると、 『五色人とは ・黄人は 日本、中国、朝鮮、モンゴル ・赤人は アメリカインディアン、ユダヤ、アラビア、エジプト ・青人は 北欧、スラブ ・白人は ヨーロッパ全般 ・黒人(紫)は アフリカ、インド、オーストラリア(アボリジニ) 以上の五色人がオリンピックの五輪やお寺にある五色の幕として表されている。』とあります。 そうなんだぁ!と感心しました。宗教的な解釈はともかく、肌の色やことば、文化の違いこそあれ、われわれは一つである、と捉えればよいのでしょうか。とても「グローバル」な視点かもしれません。遠く離れた中国・蘇州の星港学校の生徒諸君とともに、子どもたちが願い事を短冊を書いたことと考え合わせると、非常に意味深く感じられます。 街の夜空は明るく「天の川」を認めることは難しいですが、生徒諸君の「願い」が無事に天へと届き、いつの日か叶えられることを保護者の皆さまとともに祈りたいと思います。 |
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