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最新更新日:2025/06/16 |
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『七夕(たなばた)によせて』![]() ![]() さて、手元の辞書を紐解いてみると 『七夕は「たなばた」または「しちせき」とも読み、古くから行われている日本のお祭り行事で、一年間の重要な節句をあらわす五節句のひとつ。 毎年7月7日の夜に、願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りをする習慣が今も残る。 その起源には数多くの説があり、もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」と、おりひめとひこぼしの伝説、それと奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」という行事があわさったものと言われている。』とあります。 ところで、私が以前から気になったことがあります。それは、願い事をどうして「五色の短冊」に書くのだろうか、と言う点です。さらに調べてみると 『七夕祭りでは、五色の短冊に願い事を書き、それを笹の葉に飾るが、これは五色人の発生を表現している。五色人を発生させた神々をお祀りするところから、五色の短冊に願いを書き、正神の霊力により救われるという意味で、短冊を飾る形になっている。天照主大神様が地上に降り立たれて五色人を産み出され、その五色人が世界に散って行ったのである。』との記述に出会いました。 うーん、「五色人」で何だろう? もう少し調べてみると、 『五色人とは ・黄人は 日本、中国、朝鮮、モンゴル ・赤人は アメリカインディアン、ユダヤ、アラビア、エジプト ・青人は 北欧、スラブ ・白人は ヨーロッパ全般 ・黒人(紫)は アフリカ、インド、オーストラリア(アボリジニ) 以上の五色人がオリンピックの五輪やお寺にある五色の幕として表されている。』とあります。 そうなんだぁ!と感心しました。宗教的な解釈はともかく、肌の色やことば、文化の違いこそあれ、われわれは一つである、と捉えればよいのでしょうか。とても「グローバル」な視点かもしれません。遠く離れた中国・蘇州の星港学校の生徒諸君とともに、子どもたちが願い事を短冊を書いたことと考え合わせると、非常に意味深く感じられます。 街の夜空は明るく「天の川」を認めることは難しいですが、生徒諸君の「願い」が無事に天へと届き、いつの日か叶えられることを保護者の皆さまとともに祈りたいと思います。 『台風8号接近に対する非常措置について』
台風8号が、今後本州に接近する見込みです。進路によっては、近畿地方に影響を及ぼすことも予想されます。
「暴風警報」・「特別警報」が発令された場合を想定し、本日全校生徒に「台風に対する非常措置について(7月7日付け)」を配布いたしました。本HP右「お知らせ」欄にも掲載しております。 保護者の皆様におかれましては、内容をご確認いただき、ご理解とご協力いただきますようお願い申し上げます。 尚、台風8号に関する情報は次の気象庁のホームページから確認できますので、ご利用ください。 ■台風8号に関する情報(気象庁HP)へのリンク http://www.jma.go.jp/jp/typh/ 『3年生 高校オリエンテーション』
本日6限、大講義室にて本校中学3年生を対象とした「高校オリエンテーション」がおこなわれました。
今回は、高校教育企画部長の富永先生から、実際の高校での授業や生活について、詳しくご説明頂きました。特に、富永先生の「この夏をどう過ごしますか」という問いかけと、結びで述べられた「覚悟」という言葉が心に残りました。 今後、高校進学を控えてどのような選択をするにしても、それは自分で考え、自分で決めていくものです。つまり、自ら責任を負う「覚悟」を持つことが西京高校進学への第一歩となります。 これまで、3年生保護者の皆さまから以下のようなお声をいただくことがありました。 「夏に部活を引退した後、時間をもてあますのではないか?」 「高校入試がなくても、勉強に対するモチベーションが保てるだろうか?」 ご心配はごもっともです。われわれ教職員の大きな課題でもあります。しかし、だからといって闇雲に課題を与え続ければよいのか、というと少し疑問です。この時期に、これからの自分の「有り様」をじっくりと考える時間を持てることは、中高一貫校としての大きな利点ではないでしょうか。 もしかするとこれまで、周囲から求められ、期待されている「自分」以外の姿を考えることがなかったかもしれません。今一度、自らが納得できる道を目指すための「覚悟」を持つために、ゆっくり自分を見つめ直す時間が必要でしょう。 もちろん、ただ無為に時間を過ごすことを勧めるつもりはありません。よく「自分探し」と言う言葉が世間では聞かれますが、そもそも「自分」は「探す」ものなんかではなく、「創っていく」ものです。 しっかりと自分の特性を知り、周囲からの評価を真摯に受け止め、目標に向かって行動する積み重ねの結果として、はじめて「何者でも無い自分」ができあがっていきます。つまり、最初から完璧にできあがった自分なんて、探したって見つかるはずがないのです。そして、そこに至る過程において失敗をしたり、躓いたりすることは避けて通れません。 したがって、本校では様々な学習や体験活動を継続的におこない、「歩みを進めつつ、考え続ける」姿勢を、生徒諸君に身につけて欲しいと考えています。 保護者の皆さま。今後とも、本校教育のさらなる充実のため、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 ![]() ![]() ![]() 『第5回 代表・専門委員会』
【生徒会担当からの報告です】
第5回代表・専門委員会が行われました。 夏休み前最後の委員会でした。 代表委員会 学級旗制作の反省、夏休みに行われるリーダー研修会についての話し合いなどを行いました。特に3年生には最上級生の意識を持って活動してほしいです。 生活委員会 前期前半の振り返りを行いました。ABCで一定の効果がありましたが、学校がもっと活発になるように活動していきます。 ★夏休みに「リーダー研修会」が行われる予定です。 リーダーとは何か、ということや今後の学校の姿について考える機会です。 お楽しみに。 ※下の写真は文化委員会、体育委員会、代表委員会の様子です。 ![]() ![]() ![]() 『一夜明けて』![]() さて、この取り組みを通じて、子どもたちは、またクラスはどう「変容」していくでしょうか。うまくいかなかったこと、心に引っかかったことなど、もしかすると次の課題も見えたかもしれませんね。 生徒諸君に考えて欲しいことは、これでクラスとしての取り組みが終わったのではない、むしろ「これからはじまる」のだと言う点です。 今年度末の3月に向け、彼らはさらに「進化」を遂げるはずです。今はその大切な過程です。われわれ教職員も、昨日の「大きな実り」を受けて、しっかり導いていきたいと思います。 『音楽発表会 〜涼風にハーモニーをのせて〜』
いよいよ音楽発表会当日を迎えました。例年通り「京都こども文化会館(エンゼルハウス)」において、午後1時より開演しました。村上学校長の挨拶、文化委員会副委員長O.H.さんの開式の言葉に続いて、全校合唱「ふるさと」を、指揮S.A.さん・伴奏F.N.さんでおこないました。
その後、各学年の合唱が以下のように演奏されました。 ◆1年 学年合唱「Let`s search for Tomorrow」、課題曲「大切なもの」 <自由曲> A組「COSMOS」、B組「永遠のキャンパス」、C組「絆」 ◆2年 学年合唱「この地球のどこかで」、課題曲「時を越えて」 <自由曲> A組「キミのもとへ…」、B組「時の旅人」、C組「予感」 ◆3年 学年合唱「いつでも」、課題曲「大地賛頌」 <自由曲> A組「ヒカリ」、B組「IN TERRA PAX」、C組「虹」 結果は以下の通りです。 金賞は 1年A組、2年C組、3年A組 最優秀指揮者賞には3年C組A.S.さん、最優秀伴奏者賞には3年A組Y.A.さんが選ばれました。おめでとうございます。 また、閉会の言葉を述べた文化委員長T.K.さんをはじめとする多くの生徒諸君、本当にお疲れ様でした。 保護者の皆さま。お忙しい中、多数ご参観いただき誠にありがとうございました。是非ご家庭で、お子たちの合唱を今日の話題にしていただければ幸いです ![]() ![]() ![]() 『明日は音楽発表会』
明日はいよいよ音楽発表会です。先週よりクラスでの朝練習もはじまり、取り組みにも熱が入ります。音楽室やメモリアルホール等での割り当て時間を、どのクラスも効率よく使い、本番さながらの練習です。下の写真は朝練習の様子です。
さて、各クラスの合唱を聴いていて気づいたことがあります。実は各学年とも、自由曲に前年度も歌われたものが少なからず選ばれています。「同世代の子どもたちに選ばれる傾向(好み)みたいなものがあるのかな」と想像すると同時に、「同じ曲でも歌い手(クラス)が変わると感じが変わるものだな」とも思いました。これは課題曲にも言えることなのですが、演者によって曲の解釈や表現には大きな「違い(個性)」が見えてきます。本当に興味深いと思います。 保護者の皆さま、ご多用の折恐縮ですが、是非、生徒諸君の奏でる「独創的なハーモニー」をご鑑賞に、明日の発表会へお越しください。お待ちしております。 ![]() ![]() ![]() 『星港学校の皆さんが出発されました』![]() 残念ながら、始業前の時間帯であったために、中学生たちはお見送りができませんでしたが、とてもお元気な様子でバスに乗って旅立たれました。 「来年3月にはお待ちしています!楽しみにしています。」とおっしゃっていました。 中学生諸君の中には、高校進学後に研修旅行で「上海コース」を選択する人がいるかもしれません。再会が楽しみですね。 星港学校の皆さんのご旅行が、実りあるもの、またご無事であることを心から願っております! 『学級旗の制作…そして1年の折り返しです』![]() ![]() どのクラスも、学級目標やテーマをデザインに盛り込み、とてもすばらしい出来映えです。中学生の瑞々しい「感性」には、いつも感動を与えてもらえます。上の写真は、その時の様子です。 さて、本日6月30日は今年の折り返しです。この上半期をあっという間に感じたか、とても長く思えたか、生徒諸君に是非尋ねてみたいところです。 来月下旬に夏休みをひかえ、3年生諸君の中には、部活動最後の大会に全力を注ぐ人、学校外での個人的な活動に頑張る人等、様々であろうと思います。2年生諸君と言えば、いよいよ中堅として責任ある行動が求められますし、学校に慣れてきた1年生諸君は、今一度目標設定をおこなう必要があるでしょう。 ここにおいて、今後の「歩み」に「不安や迷い」を感じている生徒がいれば、次の言葉をエールとして贈りたいと思います。 「今の自分に疑問や不安を感じたら、それは変化しなさいという心の声です。」 「地雷ではなく花をください」で著名な絵本作家 葉 祥明氏の言葉です。 今の「自分」に、絶対的な自信を持つ中学生がどれだけいるでしょうか。もし、いたとしてもそれは希有なことでしょうし、何かの思い違いかもしれません。日々成長し、変化していく彼らだからこそ、きっと「不安な気持ち」で一杯なはずです。 われわれ大人たちは、そのことを忘れずに彼らと関わる必要があります。叱咤激励しながらも、子どもたちの内なる声に耳を傾ける「余裕」は失いたくないものです。その上で、彼らが「変わる」ことを恐れず、「どう変わる」かをしっかりとサポートしてやりたいと考えます。 彼らは見事に成長を遂げます。身も心もです。確かに大変な道のりではありますが、本当に「楽しみ」なことです! 保護者の皆さまもそう思われませんか… 『中国蘇州・星港学校との交流会』
昨日、星港学校訪問団44名(引率教員5名、生徒39名)の皆さんを、本校セミナーハウスにお迎えしました。
この交流は、平成18年に当時の桝本頼兼京都市長が京都市と蘇州市との間で「覚書」を締結、観光交流、特に、学校交流や青少年交流の分野での相互協力を進めることとなった御縁で、本校は「蘇州工業園区星港学校」との相互訪問による交流を続けています。今年で9回目となります。 そして本日、1限目より歓迎セレモニーをおこなった後、交流会1(高校2年生との交流)で茶道体験等、交流会2(高校1年生の英語の授業に参加)で英語によるアクティビティを通して相互理解を深めました。 3限目からは、交流会3として附属中学3年生全員との交流を実施しました。内容は音楽交流と七夕飾りつけ体験でした。下の写真をご覧ください。 その後、交流会4(高校2年生との交流)で茶話会、プレゼント交換をおこないました。 来年、高校に進学する生徒諸君の中には、もしかすると海外研修において上海コースを選択する人もいるかもしれないですね。その際には、星港学校を訪問する機会があるかもしれません。若い彼らのこうした交流が、いつの日か大きな「実」を結んでくれれば、そう願ってやみません。 グローバル社会において、言葉や生活習慣、価値観の違い等はあって当たり前。彼らにはこの交流から「多様性」の持つ本当の意味を、言葉だけではなく「身をもって」経験して欲しいと思います。 ![]() ![]() ![]() |
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